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公式戦

2017/7/8(土) 13:00〜

SCBL

チームロゴPEAKS
チームロゴDODGERS
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴ PEAKS 1 0 3 0 0 1 5
チームロゴ DODG… 5 0 0 0 2 7
コメント

※スコアをつけていなかったため、筆者が帰宅後記憶に基づいて記述しているため間違いがある可能性もありますが広い心で読んであげて下さい。

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絶対に負けられない闘いがそこにはある
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2017年度にSCBLで優勝するために絶対に超えなければならない相手であるPEAKS戦。過去3年間全勝で優勝していた盤石のチーム。
一昨年は内藤の先発によるフォアボールの連発で敗退。
昨年度はノーノーをくらい、為す術無く敗退。
(※仮入部ハソベ不在の影響は皆無と思われる)

筆者が入団した2011年度以降、唯一一度も勝てていない相手。それがPEAKS。監督兼先発ピッチャーのおじさんの老獪なピッチングと、それをバックアップするそれなりの守備と、パワフルかつ匠みなバッティングを擁するSCBLではアタマひとつ抜けた存在だった。

今年のドジャーズは開幕戦で古豪ブラックソックスに対して好ゲームを展開して無事に勝利。例年「春先だけは強い」というジンクスを心配するも少し雰囲気が違う。試合後の飲み会、飲み会からのまさかのカラオケ。お酒が飲めないエース佐久間さんまで巻き込み、美声を披露させるなど一体感が違う。

好投手JOSEテルヌーマの入団により投手層に厚みが増し、「野球がしたいです・・」という感動的なタクシードライバー大木の2年ぶりの復帰など良いニュースが相次いだ。

ただ、草野球の難しいところである「人数が増えたら逆に難しい」というこれまでのドジャーズには無かった問題も発生。誰が試合に出るのか?という避けては通れない雰囲気がよぎったが
「せっかくの土日を使って草野球に来ている以上みんな出たいはずだ。でも優勝はしたいからみんなで一生懸命やろう(要約)」という中村さんの発言の趣旨も全員がしっかりと理解し、全員がチームのためにベストを尽くすというメンタルコンセンサスも整った。

今年は違う・・・。誰もがそう思った。早く試合がしたかった。
続く大坊主戦でも伏兵佐々木のホームランなど奇跡じみたことも起こりいよいよ優勝へ向けた勢いは加速していく。誰もがそう思った。

だが、運命の歯車は残酷である。

なんと、5月は試合が無し。なんと6月も試合が無し。
草野球チームに取って2ヶ月のブランクは致命的だ。

しかし、チームはそれを乗り越えた。

グループLINEがとにかく騒がしい。平日の昼間であろうと容赦なく鳴る。通知をOFFにしていなかった筆者は若干うんざりするほど鳴った。鳴りまくった。最年長の原田さんが合コンの募集をする、テルリンがミサイルについてコメントする、佐久間さんが謎のビジョの写真を投稿する、近藤さんがビールの売り子の写真を投稿する、坂本がスケジュールの管理をする、前日の試合のオファーを募集したら参加者が坂本ひとりになって「あぁ、嫌われてんだ。俺。」と思ったり、田中が意味不明なことをつぶやく。Twitterじゃないぞ。

空白の2ヶ月間をドジャーズはそうやって乗り切った。野球はやっていなくとも心のキャッチボールはずっと続けていた。来るべき次の試合に向けてそれぞれがそれぞれの方法でモチベーションを高め続けた。

その時、歴史は動いた・・・・。


そしてついにその時がやってくる。
三連覇中の王者、PEAKS戦。
ここまでドジャースは2戦2勝、PEAKSは3戦3勝。残りのカードを考えると事実上の優勝決定戦だ。

水之江が彼女に会いに行くために不在。アニキも仕事が忙しく参戦不可。り仮入部ハソベの不在は影響は無いがベストと言える布陣では無いことは間違いなかった。そんな中で試合は始まった。

【オーダー】
1 センター 大木
2 キャッチャー 田中
3 ショート 内藤
4 サード 坂本
5 DH 照沼
6 ライト 佐々木
7 ピッチャー 佐久間
8 レフト 椿崎
9 ファースト 田原
10 セカンド 中村

【1回表】 PEAKS攻撃

先頭打者のメガネ君が佐久間さんの立ち上がりの甘く入った高めのストレートをフェンス上段まで運ぶエンタイトルツーベース。

まずい空気が流れ、続くバッターがきれいにライト前へ。
ここでライト佐々木が矢のようでは無いが見事なストライクでまさかのライトゴロを成立させる。ナイスプレイ。今年は佐々木の年なのか?

1アウトランナー2塁から、フォアボール、ワイルドピッチorパスボールでランナー3塁。続くバッターの当たりは三遊間へ。ここでサード坂本が果敢なダイビングでこれ以上無いタイミングで飛びつくが、打球は無情にもレフト前へ。
1点を献上。
なおも1アウト3塁で更にピンチ。ここでキャッチャー田中の頭脳プレイが光りパスボールと思わせてからの3塁送球で見事にタッチアウト。追加点のピンチをしのぎ切る。
ファーストゴロで3アウト。

【1回裏】 DOGERS攻撃

1番切り込み隊長の日通改めタクシードライバーの大木。レフトの頭を超えるかと思われたがレフトフライで1アウト。
続く田中がどうやってか忘れたが出塁し1アウト1塁で3番内藤。
重心を下げることで打撃の極意を掴んだと豪語するだけ有り、ショートを強襲する安打。しかも打球はショートの膝にあたりレフトファールゾーンまで転がる。この間に鈍足田中が過去の面影もない激走で無事に同点に追いつく。
続く雰囲気4番の坂本が0-2から手堅くフォアボールを選び1・2塁。
ここで相手ピッチャーに異変が起こった。
恐らく対4番に消耗しきってしまったのだろう。繊細だったコントロールに乱れが生じる。フォアボール、デッドボールを連発し押出しで4点を献上。9番田原さんのレフト前ヒットなどもありなんとこの回一挙5点。
中村さんが凡退して激動の初回が終了。なんとPEAKSはのピッチャーを初回で降板させることに成功した。

【2回表】 PEAKS攻撃

0点で終了。難しいサードゴロを捌いた坂本の好守が光る。

【2回裏】 DOGERS攻撃

特に見せ場なく三者凡退。

【3回裏】 PEAKS攻撃

2枚体制のドジャースにとって佐久間さんは責任分掌のこの回を乗り切れば勝利が見えてくる。
が、ランナー2.3塁とされたところで相手4番に痛恨の右中間ランニングホームランを許してしまう。
低めを丁寧についていたが暑さには勝てず甘く入ったところを痛打される結果となりここで降板。しかし試合は作ったナイスピッチング。

あとを受けた照沼が先頭打者に出会い頭のセンター前を許したもののその後は危なげなく抑えて1点差に踏みとどまった。
この回からキャチャーも田中から大木へチェンジ。ブランクを感じさせない軽快な動きで照沼と好相性を披露。
田中・佐久間
大木・照沼
こんな感じの組み合わせが必勝パターンとして完成度を高めたいところ。
(佐久間さんは嫌がるだろうが。田中、頼むから痩せてくれ。)

【3回裏】 DOGERS攻撃

佐久間さんが左中間に安打を放つが後続が続かず凡退。

【4回表】 PEAKS攻撃

「いつでも逆転できる」という雰囲気で余裕を持っていたPEAKSの雰囲気が変わる。照沼の投球がミットに収まるたびに、PEAKSのBBA達の話し声が少なくなっていく。
非常に気持ちのいい展開だ。
とにかくBBAの声がうるさいチームだったと、勝った今となっては微笑ましい思い出だ。
ランナーは出すものの、この回も危なげなく0点で抑える守護神テルリン。

【4回裏】 DOGERS攻撃

あんまり覚えていないが恐らく三者凡退かと思われる。
ただし、来たるべく勝負の5回の守備に向けた集中の高まりを感じた。

【5回表】 PEAKS攻撃

時間的にこの回の攻撃を抑えればほぼ勝ちが確定する回。
力が入るものかと思ったが終わってみればあっさりと3アウト。先方の小兵バッターが照沼の直球に対して粘るも最後は三振で切り抜ける。

光が見えてきた。勝てる。

【5回裏】 DOGERS攻撃

「この回ずっと攻撃してればいいんじゃね?」
時間的に誰もがわかってることをドヤ顔で言うセンター田中。ただ確かにその通りではある。

フォアボールを足掛かりにランナーを貯めたところで照沼がデッドボールで出塁し押出しで加点。決定的な1点だった。

実は、筆者はこの照沼の打席こそがこの試合で最も重要なポイントだったと考えている。
ピッチャーが投じたナックルボールが制球を失い照沼にかすった。そのボールがそのまま審判のチ◯コと思われる部位に直撃。

「イッテェー!!!!!!!!」

聞き逃さなかった。普段聞くことのない審判の叫び。
よっぽど痛かったのだろう。照沼に対して
「ちゃんと避けて!ちゃんと避けないから三人が痛い目にあうんでショーが!!!」
それに対して照沼、
「ナックルだから避けづらくて・・。ではボールですか?」
「デッドボールだよぉ!早く一塁にイケェーーーー!!!」
高めの、それでいて押し殺したような声で審判は照沼のデッドボールを宣告した。近くで見てるとよく見かける審判さんだけにタマらないことになってなければいいのだが。

その後、おまけのように今年絶好調の佐々木がコンパクトなレフト前ヒットで内藤が帰り決定的な追加点を確保。
時間的にも、点差的にも安全圏を手にしたところでこの回の攻撃を終了。

【6回表】 PEAKS攻撃

この次点で時刻は14:45分を回っていた。仮に逆転されたとしても裏のドジャーズの攻撃が終了しない限り6回は成立しない。
勝った。
最後は照沼が「打たせるよー」の声がけどおりドデカイのを打たせたが時間内で1失点のみ抑えた。

ゲームセット。7-5でドジャーズの勝利。

・・・こうしてドジャースの快挙が達成された。


※編集後記※
長い。すごく長い。物語調子で書き始めたことを途中で物凄く後悔しながらもなんとか書き終えましたので最後までお読み頂いた皆様ありがとうございました。。
いやーいいゲームでしたね!
次のJETS戦も絶対に勝ちましょう。

仮入部の方も是非お気軽に参加してくださいね!

ではまたどこかで!!

# 選手名
31 大木啓輔
1 田中洋行
10 内藤義人
18 坂本 惇
17 ホセ・テル…
13 佐々木良平
21 佐久間和男
223 椿崎
24 田原和也
6 中村聡宏
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
31 大木啓輔 先発 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
1 田中洋行 先発 2 3 3 1 0 0 2 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
10 内藤義人 先発 3 3 3 1 0 1 2 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0 0
18 坂本 惇 先発 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
17 ホセ・テル… 先発 5 DH 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
13 佐々木良平 先発 6 3 2 1 0 1 1 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
21 佐久間和男 先発 7 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
223 椿崎 先発 8 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
24 田原和也 先発 9 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
6 中村聡宏 先発 10 2 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

# 選手名
21 佐久間和男
17 ホセ・テル…
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順
21 佐久間和男 - 22/3 0 4 4 - - 0 0 0 0 0 0 0 1
17 ホセ・テル… 31/3 0 1 1 - - 0 0 0 0 0 0 0 2
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

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