試合結果詳細

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公式戦

2012/5/26(土) 9:30〜

チームロゴメルクスシステム

勝ち

4-5x

大宮健保グラウンド

チームロゴDOGSTARS
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴ メルクス… 2 2 0 0 0 0 4
チームロゴ DOGS… 0 0 0 0 4 1 5

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S

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HR

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コメント

TJK大会 準決勝。

ついに決勝進出をかけた戦いがやってきた・・・。

いよいよ新しい歴史を1ページを刻む時がきた・・・。



準決勝・・・対戦相手は、昨年まで二部トーナメントに出場していたメルクスシステム。

二部から三部に落ちながら、今回のトーナメントにて準決勝まで勝ち上がってくるには理由があるはず。。。

通常、上位から下位に落ちてくる場合には、チームとしての下降であり、それほど気にする相手ではない。

しかしながら、ここまで上がってくるには何かしらの強さがあるはず・・・。


そんな事を考えていた決戦前日の夕方。

野球部メンバーに1本のメールが届いた・・・野球部部長:Mツギ部長からである。

メールを開くと、「これは・・・」

なんと、メルクスシステムのチーム情報を得たとの内容だった。

ピッチャーは球が速いがコントロールは多少荒れ気味の感あり。1番~4番バッターは要注意・・・等の内容。

どうやらメルクスシステムと1回戦で対戦(敗戦)したチームより情報を得たとのこと・・・。


ここ最近は腰が痛いとか、肩が抜けるから・・・と言い、ボールを追いかけることから、女性ランナーの後ろ姿を追いかけるようにマラソンランナーに心変わりしているMツギ部長。。。

しかしながら、実は野球部の古参であり、一番野球部を愛してやまない選手。。

さすがだ。。。こんな情報を得られるなんて、誰しもが「さすが部長!!」とメールで早速返信。。


事前に情報を得ることで打線は対策が決まった・・・素直に「待ち」=四球狙い。

ピッチャーはどうかなぁ~・・・なんて事を考えながら、喫煙所に行くと新エースの高橋がいた。

「どうだ、調子は?」

「ええ、いつも通りですよ・・・」

「ところでMツギ部長からの情報、どうだ?」と聞くと、

「ええ、まぁいつも通り投げますよ・・・」との回答。

表面は飄々としているものの、実際は?・・・の高橋。

そんなことを話しているうちに、ふと相談した。。。

「仮に高橋から川口にピッチャーを代えるとき、高橋をキャッチャーにして、安渡をレフト、レフトの橋本をセカンドにしようと思うんだけど、どう?」

「そうですね、ランナーの足が速かったら良いと思いますよ・・・」

「そっか・・・」

前回、途中から調子が落ちて川口に交代。

ここまでくると、どのチームと対戦しても強豪。当然、次回も途中から川口の登板もありえる。

過去の経験上、温情采配にて・・・いざという時の采配は、試合の途中ではブレてしまう事を何度も経験。

ここは・・・事前に決めておこうと考えていたのであった。。。


そして帰宅。晩飯を食べてから、21:00過ぎにバッティングセンターに到着。

いつも通り90kmを2セット終えるが、どうも先週のような会心の出来ではない・・・。

帰り際、「明日は打てそうもないな。川口に打ってもらおうっと。」一人で決める阿部。

そんな感じで、22:20頃に帰宅。

バッティングセンターでの調子がイマイチだったせいか、普段より明日の試合のことばかり考え、緊張が高ぶって止まらない。。。さすがに個人的にも未開の準決勝。

さすがに阿部も人の子・・・明日の参加するメンバーに思いをぶつけるべくメールしたくなってきた・・・この高ぶりを文章に代えて、皆に伝えたい・・・と思い、メール文章を考えていた。

しかし・・・いざ「送信」となると、なぜだか躊躇・・・そう、送ることによって、逆に変に気持ちを高ぶらせて、プレーに影響がでるのではと考えた。

昨年までは、常に試合前日に参加メンバーへ翌日の試合への熱い思いを必ずメールしていた。

今年は伊林マネージャーが毎回試合前日になると、ユーモアのある一言を添えて送ってくれている。

「決めた!!」

大会については、あまり気にせずにいつも通りのマイペースで試合に臨んでもらおう・・・自分の不安定な気持ちを応援するような言葉を他のメンバーに投げかけるのはやめよう・・。

結果、皆にメールしようと考えていた言葉を、削除したのであった。。。



そして準決勝当日の朝、眠い目をこすりながら起床・・・決戦のグラウンドへと向かった。


グラウンドへ7:30に到着。

既に到着しているメンバー、更に続々と早めに到着するDOG STARSナイン。

いつも通り、試合前の練習をこなしていると、準決勝にて対戦するメルクスシステムのメンバーが徐々に現われてきた。

そしてとなりのグラウンドには決勝戦で戦うチームもいた。

決勝戦の相手:ソルクシーズ or エスアイインフォジェニックのチーム・・・非常に気になる・・・。

が、あえて見ることを拒んだ。今日の対戦を終えていないうちに、次の試合を気にしているようではイカン・・・と。

改めて、この準決勝に集中をもっていく為、視界から両チームを外したのだった・・・。

※といいつつ、見た感じではソルクシーズのほうがxxな感じでした



試合開始10分前、ベンチ前に集合させて本日のスタメンを発表。

今日もスタメン以外に層の厚いメンバーが参加してくれていた。決戦のメンバーは14名!

そのメンバーに対して、監督として昨夜伝えたかった思いを伝える・・・。

「対戦相手は決して弱い相手ではない・・・ここまでDOG STARSは大量の先取点を取って、逃げ切ってきたが、逆に先取点を奪われるケースもある。

どんな状況になっても決してあきらめるな!! 審判が「ゲームセット」というまでは試合は終わらない。

全員で頑張ろう!!」

と強い口調で叫び、気持ちを統一させるDOG STARSナイン。





試合前の挨拶を終えて、じゃんけんに負けたDOG STARSは後攻・・守備につくDOG STARSメンバー。

いよいよ歴史を変える試合が始まった・・・・




1回表 メルクスシステムの攻撃。

先頭バッターに対して、ボールが先行する高橋は四球を出してしまう。

続く2番バッターの際に盗塁を決められ、ノーアウト2塁。

2番バッターは三振にて、1アウト2塁。

しかし3番バッターにもワイルドピッチ(ランナー3塁へ)、そしてまたもや四球にて1アウト1.3塁。

いつもの高橋の立ち上がりではない・・・かなり緊張しているのか、それとも・・・?

バッターは4番。ここで1塁ランナーが盗塁で2.3塁・・・早くもピンチのDOG STARS。

2ストライクまで追い込むが、結果死球を与えてしまい、1アウト満塁。。。。

高橋の様子がおかしい・・ファーストの位置から見ていると、いつもより沈み込んだセットポジションから投げ始めている。あきらかに対戦相手を気にして投げている感あり。

更に5番バッターに対しても、ボールが先行・・・結果、またもや死球。

結果、押し出しとなり早くも先取点を奪われていまう展開。

0:1。

続く6番バッターをセカンドフライに打ち取り、2アウト満塁。

しかし落ち着かない様子の高橋が気になる・・結果、7番バッターについても死球を与え、2点目を献上。

0:2。

続く8番バッターは6球目をジャストミート・・・この打球が低いライナーでレフトを襲うが、ドラフト1位の橋本がスライディングキャッチ!!

ようやく3アウトチェンジ。

どうやら前日のMツギ部長の情報を気にし過ぎている(1番~4番は強打者)感が見受けられる。

結果、今大会初めて先取点を奪われるDOG STARS。

ベンチに戻って、監督からこの日の最初の激がはしる・・・「先取点を奪われるのはしょうがない、しっかりこの回点を取ろう!」


1回裏 DOG STARSの攻撃。

相手ピッチャーの投球・・・昨日の情報通り、多少荒れ気味ながら、球も早い。まず、全員が球速に惑わされずにボールを見極められるか・・・がポイントになりそう。

先頭バッターの千葉がボール球を見極め、四球。

続く、2番橋本の際に千葉が果敢に盗塁を決めて1アウト2塁。結果、橋本も四球にてノーアウト12塁。

このチャンスの場面に3番川口が登場。しかしピッチャーゴロに2アウト2.3塁。

そして4番の阿部もピッチャーフライで2アウト。

しかし5番の安渡は死球・・・・となり、2アウト満塁のチャンス。

ここで6番キャプテンの加藤は、スピードボールにタイミングがあわず三振・・・3アウトチェンジ。

1点も返すことができなかった・・・残念。


2回表 メルクスシステムズの攻撃。

9番バッターをサードゴロに打ち取り、1アウト。

しかしここから、再びピッチャー高橋の制球が荒れ始める。

1番と2番バッターに連続四球・・・更に盗塁されて、1アウト2.3塁。

3番バッターはピッチャーゴロに仕留めて、2アウトとなるが、続く4番バッターにこの日初めてのヒット(センター前ヒット)を打たれ、走者二人とも生還・・・。

0:4。

更に5番バッターに四球・・・あきらかに今日の高橋はおかしい・・・やはり昨日得た情報(1~4番は要注意・・・)に対して、予想以上のプレッシャーを感じている気がする。

飄々と見えるが、繊細な男・・・高橋。

なんとか全員でカバーしてやりたいが、四死球はカバーできないのが野球。

6番バッターをアウトに仕留め、3アウト。

早々に川口の出番を感じ始めながら、ベンチに戻る阿部だった・・・。


2回裏 DOG STARSの攻撃。

7番:高橋からの攻撃・・・なんとか突破口を見つけたいが、あえなく見逃しの三振。

そんな状況下の中、川口と二人で急遽ピッチング練習を始める。当初、5回までは高橋・・6回からは川口を想定していたが、これ以上の追加点はやれない状況。

8番:若月はセカンドフライ・・・9番:湯下は三振にて、3アウトチェンジ。

どうやら相手ピッチャーから点を奪うことは、苦労しそうな今日のDOG STARS打線であった。


3回表 メルクスシステムズの攻撃。

心配の高橋であったが、ようやく落ち着き始める。

7番バッターをセカンドゴロ、8番バッターをセカンドフライに打ち取り、2アウト。

バックの守備陣も懸命に守る。

9番バッターの打球が高橋を襲った・・・高橋が弾いた球を、ショート湯下が必死で拾い上げ、ファーストにスローイング・・・取って、3アウト!!

ナイスフォロー:湯下!!

打つほうは↓↓であるが、守備はもはや一級品に近い・・・湯下。

全員で守りきることで、最少失点に留めるDOG STARS・・・4年間かけて作り上げたチーム、まだまだあきらめる必要はない!


3回裏 DOG STARSの攻撃。

先頭は1番千葉。

なんとか突破口を見出したい二順目。。。

千葉選手は死球で出塁すると、2盗・3盗を決める。

2番の橋本はあえなく、三振で1アウト。

ここで3番川口が登場。

なんとか、まずは1点を返したいDOG STARS・・・期待が川口にかかる。。。

しかし止めたようなバットに・・・ボールはピッチャー前の打球。にも関わらず、3塁ランナーの千葉がホーム突入・・・タッチアウト!!

更に打った川口も1塁を回って、2塁を狙い・・・結果、挟まれて最悪のダブルプレー。。。

焦ったか・・・ベンチ一同ががっくり肩を落とす。。。

この回も点が取れず。。。


4回表 メルクスシステムズの攻撃。

この回も高橋は本調子でないながらも必死で投げる・・・これに全力で守る守備陣。。。

要注意の1番バッターの痛烈な打球がセカンドを襲う・・・しかしこの打球に対して、川口が前に突っ込みショートバウンドでキャッチ!!

1アウト。見た目にはわかりづらいかもしれないが、前に出ることで難しい打球をさばくプレー・・・内野のお手本だ!

続く2番バッターの打球は1塁線への痛烈なゴロ・・・これをファースト阿部が必死でグラブを伸ばし、キャッチ!!

2アウト。全員で苦しいながらも頑張っている高橋を盛り上げる守備陣。

3番バッターはセンターフライに3アウトチェンジ。


4回裏 DOG STARSの攻撃。

ようやく守備も落ち着き始めた・・・この流れを打つほうに持っていきたい。そう考えながら、打席に入る4番の阿部。

なんとしても出塁を・・・とビールに・・・NO! ボールに食らいつく。

ピッチャーに7球を投げさせて、結果四球で出塁。

続く好調な5番安渡はサードゴロエラーにて、ノーアウト1.2塁となる。

このチャンスに6番キャプテンの加藤からの打線が続かない・・・。

加藤は三振で1アウト、7番高橋はライトフライ・・2アウト。8番若月も三振にて3アウトチェンジ。。。

走者は出すものの、ホームまでが遠いDOG STARS打線。。。かなり厳しい状況に陥ってきたのであった・・・。


5回表 メルクスシステムズの攻撃。

4番バッターがレフトオーバーのツーベースヒットを放つ。。。しかしこの打球、取れないまでも俊足を飛ばした橋本、そしてすぐさまショートの湯下に送球し、これまた湯下がセカンドへ返す。

バッターランナーを2塁で止めた守備陣はGOODである。

しかしここから再度高橋が崩れ始めた・・・死球・三振・死球・・・1アウト満塁のピンチ。。

ここが勝負どころと判断した監督の阿部は、審判へ守備陣の変更を告げる・・・。

「ピッチャー交代。セカンドの川口がピッチャーに・・ピッチャーの高橋がキャッチャー、キャッチャーの安渡がレフト、レフトの橋本がセカンドに変更します・・・」

思い切った4名の変更である。しかし冒頭に記したように、昨日から決めていた布陣・・・迷いは一切なし!

このポジションが、この後のDOG STARSにどんな展開をもたらすのか・・・神のみぞ知る。。。

そして・・・・

この1アウト満塁のピンチ、打席は8番バッター・・・ながら川口が投げた3球目を捉える。打球はレフトに・・・。

ここから、がDOG STARSの脅威の粘りの幕開けであった!!

この打球を安渡がしっかりキャッチして、2アウト。

そして3塁ランナーはタッチアップでホームへ・・・打球をつかんだ安渡の強肩は一目散にバックホーム!!

キャッチャーにめがけて送球された球・・・ワンバウンド・・・ツーバウンド・・・そしてスリーバウンドでランナーがホームにつく1メートル手前でキャッチャー高橋がしっかりキャッチ!

結果、タッチアウト!!!!!!

安渡の脅威のバックホームでメルクスシステムの追加点をシャットアウト!!

ナイスプレーだ安渡!!

監督である阿部の采配もお見事!!(自画自賛)

このビッグプレー・・・ベンチで勝ったかのような盛り上がりを見せるDOG STARSナイン!

この勢いを打線につなげたい。。脅威の粘りの幕開けとなった・・・・。


5回裏 DOG STARSの攻撃。

9番湯下からの打線。このビッグプレーの勢いか・・・当たっていなかった湯下の打球はレフトに一直線。。。レフトがグラブを差し出すが、結果打球の勢いが勝り、グラブをかすめて外野に転がる。。。

お見事ツーベースヒット!! さぁ乗ってきた、DOG STARS打線!!

続く1番千葉の際にワイルドピッチで湯下は3塁。そして千葉はサードゴロ・・・しかしこれを相手サードがエラーに出塁!!

ノーアウト1.3塁のチャンス! 

2番橋本はストレートの四球・・・ノーアウト満塁。ここまでDOG STARS打線を0点に抑えてきた相手ピッチャーにも動揺が見え初めてか・・・。

ここで3番川口。この大会、まだまだ調子が上がってきていない状況であるがなんとかしたい・・・その気持ちが打球に乗り移る。。。

打った打球はサードゴロ・・・しかしこの打球を取ってファーストへ送球(川口はアウト)している間に、3塁ランナーの湯下・・・そして一気に2塁ランナーの千葉が3塁を回った・・・・ファーストが気づいて送球するも遅し・・・。

2者生還・・2点奪取!!

2:4。

さすが千葉、まるでツーランスクイズのような走塁・・・こんな走塁をできるのは千葉選手だけである!!

さぁ乗ってきたDOG STARS打線・・・ここで4番阿部が登場。

1アウト3塁・・・ここで一発かまして、一気に同点に持っていきたい。

初球をフルスイング・・・ホームランを狙うかのようなスイングは空振り・・気持ちも空回りしている。

高揚した思いを整い、再度2球目をフルスイング・・・・しかし、打球はキャッチャーフライに・・・万事休す。。。

かと思われたが、なんとこれを相手キャッチャーが後逸・・・しかも落とした打球はインプレー、阿部は2塁まで走りセーフ、この間に3塁ランナーの橋本が返り、3点目!!

3:4。

きたきたきたぁ~~~~~~!!!!!!!!!

乗ってきたDOG STARS・・・相手守備陣もおかしい・・・どうやら我々の勢いに押され、悪いソーンに陥っている。

この勢いを逃さないのが、今のDOG STARS。

ここで打席は当たっている安渡・・・この状況は安渡に託すしかない!!

その期待に応えた安渡の痛烈な打球が左中間を突き破る!!

この間に阿部がホームに返り、同点!!!!!!!

4:4。

打った安渡はツーベースヒット!!

ナイスバッティング、安渡!!!

期待に応える凄いバッターに成長した・・・全員がベンチ前でお祭り状態!!

この勢いで一気に逆転・・・といきたいところだったが、6番加藤が三振で2アウト。そして7番高橋の痛烈な打球がセンターに・・・しかしキャッチされて3アウトチェンジ。

まさに5回表の大ピンチを切り抜けた勢いを一気に同点まで・・・ビッグイニングにしたDOG STARS。

そしてこの流れを止めない川口の投球もあっぱれであった・・・。


6回表 メルクスシステムズの攻撃。(この回に入る際、審判から「最終回」が両チームに告げられる)

ストライク先行でバックの守備陣に打たせて取るピッチングはお見事!!

9番バッターはセンターフライ、1番バッターはセカンドフライ、そして2番バッターを三振・・・三者できっちり打ち取り、流れを相手にいかせない!!


6回裏 DOG STARSの攻撃。

さぁ最終回の攻撃・・ちなみにこの回に点が入らなければ、準決勝から適用されるサドンデス(1アウト満塁からの攻撃)となる。

この回の先頭は若月。今日はここまで相手ピッチャーの速球に全くタイミングがとれず…凡退が続いている。

しかしそんな若月にも、勢いが乗っかっていく・・・打球はショートに・・・これをなんとエラー・・・ノーアウト1塁!!

さぁサヨナラのランナーが出た。

しかしランナーの若月は、おじいちゃんの足(超~鈍足)・・・ここでベンチのメンバーから代走は?の声が上がる。

そう野球は全くの素人だが、サッカー出身の俊足:吉池がいる。ただこのノーアウト1塁の場面で、野球素人の吉池では牽制に引っかかる恐れがある。

「まだ、その場面じゃない・・・」一人つぶやく、監督の阿部。。。

そして打席は先ほどツーベースヒットを放った9番湯下。大きな期待までにはいかなかったが、サードゴロにて1塁ランナーを2塁に進める進塁打。

さぁ~1アウト2塁・・・・ここで迷わず審判に代走を告げる阿部。

「ランナー交代します。吉池!!!」

吉池が、多少戸惑いながらもベンチから2塁に向かう。

阿部の考えとしては、2塁上であればそれほど牽制球も入らず、かなりのリードが取れる。しかも打席は千葉・・・外野まで打ってくれたら吉池の足であれば一気に逆転サヨナラが計算できる。

しかも、まだベンチには外野守備のスペシャリストである小城選手がいる。

その小城選手に、0点で終わった場合のサドンデスに備え、すぐさまキャッチボールをするように指示。

そして打席は千葉・・・期待がかかるこの場面。緊迫しながら見守るDOG STARSベンチのメンバー。。。

しかし結果は・・・の前に、なんと吉池が無謀な走塁でサードへの盗塁・・・しかもベンチ全員がアウトと思われるタイミングでの盗塁。。。

ヤバい・・・と誰もが思ったとき、相手バッテリーも同様・・・・。3塁への送球が逸れ、「セーフ}。。。

ベンチ一同が胸をなでおろす・・・やはり俊足であっても、野球は素人・・・しかしその素人しかできないこの場面での盗塁。。。

おかげで一気に湧き出すDOG STARSベンチのメンバー。

そして更に期待がかかる千葉選手・・・しかし結果はショートへのフライで2アウト。。。

さぁどうなる・・・DOG STARS。

ここで打席はドラフト1位に橋本。期待を込めて、DOG STARSベンチのメンバーが大声で応援する!!

その橋本の3球目・・・とらえた打球は3塁へ・・・・これを気にせず、一気に吉池がホームを狙う。。。

そしてこの打球を・・・焦ったかのように相手サードがファンブル・・・。

橋本は1塁セーフ・・・そしてこの間に、吉池がホームイン!!!!!!!!!!!!!

劇的なサヨナラ勝ち!!!

見事、1年目の選手と2年目の素人がDOG STARSに「勝利」をもたらしてくれた!!



もうここからは、何も言葉がない・・・

ベンチ前で優勝したかのように、はしゃぎまくるDOG STARSメンバー。

試合終了の挨拶にて、相手チームより「ぜひ優勝してください・・・」と声をかけられる。

感謝の気持ちでメルクスシステムにエールを送るDOG STARSのメンバー。


そして車での帰り道・・・車の中で流れる「キセキ」を川口と二人で聞きながら、思い出す今日の試合。


0:4からの5回一気の同点・・・

1アウト満塁からのタッチアップを防いだ安渡のバックホーム・・・

最終回、吉池の3塁への走塁・・・

そしてサヨナラ勝ち・・・

またこの奇跡を呼び起こした監督采配・・・


すべてが奇跡である。







さぁ~~やってきました!!

とうとう最終:決勝戦まで上り詰めたDOG STARSのメンバー。


もう、ここまできたら決勝戦の相手チームは関係なし!


このメンバーで最後まで戦える喜びを胸に、全力で応援してプレーするのみ!!


金メダル目指して、有終の美を飾ろう・・・・頑張れ、DOG STARS!!!!!!

# 選手名
2 チバ
12 ニシムラ
5 カワグチ
18 アベ
11 イノ
906 カトウ(退…
1 タカハシ
4 ワカツキ
8 ユゲ
15 コシロ
913 モリ(引退)
16 イバヤシ
7 ヨシダ
9 ヨシイケ(…
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
2 チバ 先発 1 4 2 0 0 0 1 3 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 1 0
12 ニシムラ 先発 2 4 2 0 0 1 1 0 0 0 0 0 1 2 0 0 0 0 0 1 0
5 カワグチ 先発 3 3 3 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
18 アベ 先発 4 3 2 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0
11 イノ 先発 5 3 2 1 0 1 0 0 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0
906 カトウ(退… 先発 6 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0 0 0 0 0 0 0 0
1 タカハシ 先発 7 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
4 ワカツキ 先発 8 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
8 ユゲ 先発 9 3 3 1 0 0 1 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
15 コシロ - - - 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
913 モリ(引退) - - - 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
16 イバヤシ - - - 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
7 ヨシダ - - - 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
9 ヨシイケ(… 代走 - - 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

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