試合結果詳細

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公式戦

2015/11/8(日) 10:00〜

チームロゴFriends

勝ち

10-0

福田公園野球場

チームロゴJFEキャッツ
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴFriends 1 0 4 5 10
チームロゴ JFEキャッツ 0 0 0 0 0

S

-

HR

-

コメント

今日は,岡山県草野球連合杯の準決勝,決勝戦。
しかし11月8日の天気予報は降水確率70%・・・
 そして前日からの雨・・・
 ほぼ開催は不可能と思われたが,チームメイトへの中止等の連絡もあるため06時30分に福田公園野球場に着くと・・・
 何と!!水溜りが一つもないではないですか!!!
 それもこんな早朝から公園事務所の職員が,グランドを整備してくださっていました。
 倉敷市の球場は,県下でもトップクラスに整備されていると思います。
 私達は,本当に恵まれた環境で野球をさせて頂いていることを改めて感じると共に,感謝の気持ちを持って野球をしていかないといけないと身が引き締まる思いでした。

 しかし,厚い雲に覆われた空。
 整備されたグランドといえども,これ以上の雨は開催が危ぶまれる。
 まさに天に祈る想いで,公園職員方と一緒にグランド整備しました。

 準決勝の対戦相手は,倉敷E・Bリーグ1位のJFEキャッツさん。
 Friendsが連合に加入した時からの10数年来のライバルチームで,連合でもトップクラスの強豪チーム。
 ただ・・・お互い10年前を知る選手は既に引退しており,新生JFEキャッツVSFriendsの戦いであった。

 先攻はFriends。
 相手投手は春の中国大会を制した某名門高校で投手として活躍されていた好投手。
 長身ながらサイドスローから繰り出す切れのある速球に変化球はなかなか攻略が難しいと感じた。
 先頭の♯4は,相手好投手の切れのある変化球に空振り三振・・・だが!これを捕手が後逸してノーアウト1塁。
 俊足の♯4は相手バッテリーの警戒を潜り抜けて盗塁成功。
ただ♯16が倒れて,1アウト2塁。
 ここで♯30は考えた。
 初回の攻防がこの試合の鍵を握るに違いない。
 先ずは,二遊間と投手の牽制の精度をじっくり観察させた。
 明らかにサインはなくセカンド,ショートがセカンドベースから遠ざかるのが早い。
 警戒はしていない。
 ここで盗めるならいけとサインを送る。
 これを♯4は見事に実践し,盗塁成功。
 流れをFriendsに呼び込むことに成功。
 ♯7は四球を選び,迎える打者は不動の4番♯55.
 通常ならエンドランかもしれない。
 ただ,♯55の眼を見ると闘志十分。
 強攻策でいくことを♯30は決断する。
 これに見事に応えた♯55は右中間にタイムリー2塁打を放ち待望の先制点を挙げる。

 その裏の守り。
 マウンドに上がるのは右のエース♯11。
 安定感抜群の♯11。
 チームメイトからの抜群の信頼がある。

 しかし,今日は投球練習からいつもと違うように感じる。
 明らかに体が重そうである。
 先頭打者に対しても明らかなボールが多く,何とか打ち取るも2番打者に四球,3番打者にヒット,4番打者に四球といきなり1アウト満塁の大ピンチ。
 すかさず,相棒の♯55がマウンドに駆け寄る。
 ♯30もマウンドに行こうと思ったが,まだ♯11の眼が死んでいなかったので,♯11のハートの強さにかけた。
 今年は大黒柱の♯10が怪我のため,♯11に大車輪の活躍を求められ,そして結果を残してきた。
 この信頼は揺ぎ無い。
 そして,チームメイトは♯11にいつも助けられていた。
 ベンチの誰かが言った。
 「今日は,♯11を助ける番だ。」
 まさにそうである。
 苦しい時に助けてくれるのが仲間であり,支えてくれるのが仲間。
 ベンチから必死の声。
 これが届いたのか!?♯11はギアをあげて渾身の投球で後続を打ち取り,この大ピンチを切り抜ける。

 初回に費やした球数が36球。
 通常20球を超えると投手の球の質は下がってくると言われる。
 これを遥かに上回る球数。
 苦しかったに違いない。
 でもこの苦しい♯11を立ち直らせてくれたのは,今日参加してくれた18人の仲間達である。
これで立ち直った♯11は,2回は連続三振を含む3人で守りを終えて,リズムを掴む。

 3回の攻撃,先頭の♯4,♯16が四死球で出塁。
 ♯7が進塁打を放ち1アウト2,3塁。
 ここで迎えるは不動の4番♯55。
 ♯55はまたセンターにクリーンヒット!!待望の追加点を挙げることに成功。
 続く打者はアンドレ♯13。
 アンドレ♯13はレフトオーバーの3塁打!!!これで2人が帰り4-0。
これで気落ちしたのか♯27の初球をパスボールで俊足の♯13が帰り5-0。

 4回にも四死球3つと♯7,♯27,♯24の長短打の猛攻で一挙に5点を挙げて10-0。
最後は,肩痛から復活した♯21がしっかり締めて規定により4回コールドゲームであった。

【総括】
 強豪のJFEキャッツさんとの対戦で,大変苦しい試合展開になることを予想していたが,まさかの展開でした。
 ここまでの点差ほどお互いの力に差は無い。
 やはり初回の攻防が全てであろう。
 明らかに調子が悪い♯11に対して,あまり戦略がないように感じた。
 全軟A級チームなら初回に3,4点は取られていたかもしれない。
 残念なのが,JFEキャッツさんの監督さんが不在であったため,そこら辺りの攻め方の徹底が出来ていなかったかもしれません。

 対するFriendsは今年1年掛けて積み上げてきた【個】から【チーム】への脱却が垣間見えた試合でした。
 よく言いますが,個の能力頼みでは強豪には勝てない。
 チームとして戦略を統一し,全員がヒットを狙うのではなくどう1点を奪いにいくか!?どう相手にプレッシャーを与えていくか!?これが徹底できました。
 好投手だからこそ陥る罠。
 ここでは触れませんが,投球だけに集中できないように攻めました。
 打者のみに集中されていたら,ここまで打てなかったでしょう。

# 選手名
- 内山 善仁
- 岡本 裕樹
10 岡田 晃太郎
22 平尾 智浩
31 古角 祐太朗
- 佐久間 隼
11 小川 翔生
- 東 純平
- 藤原 大介
9 亀山 浩太郎
- 村上 義樹
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
- 内山 善仁 先発 1 3 2 0 0 0 2 3 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0
- 岡本 裕樹 先発 2 3 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0
10 岡田 晃太郎 先発 3 2 1 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0
22 平尾 智浩 先発 4 3 2 2 0 2 0 0 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
31 古角 祐太朗 先発 5 3 2 1 0 2 0 0 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
- 佐久間 隼 先発 6 3 3 1 0 2 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
11 小川 翔生 先発 7 3 3 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
- 東 純平 先発 8 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0
- 藤原 大介 先発 9 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
9 亀山 浩太郎 - - - 1 1 0 0 2 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
- 村上 義樹 - - - 1 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

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# 選手名
11 小川 翔生
21 椋木 数馬
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順
11 小川 翔生 30/3 0 0 0 - - 1 0 3 2 0 0 0 1
21 椋木 数馬 - 10/3 0 0 0 - - 1 0 1 0 0 0 0 2
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

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