試合結果詳細

今日は#️⃣2、#️⃣4が昨年まで現役で活躍していた川崎医療福祉大学さんとの練習試合でした。

2015年度、最後の試合。

それも4月から新社会人として、新しいスタートを切る事が決まっている#️⃣2、#️⃣4にとって学生生活最後の試合です。

幼稚園から大学まで、長い学生生活を終えて、これから新社会人として不安と期待が入り混じっている事と思われますが、彼らなら地域社会の発展を担う若人として社会に貢献できると確信しています。

さて試合ですが、先攻はFriends。
1回表、4月から県外の官公庁で勤務する事が決まっている#️⃣4が、初球をジャストミート。
ライトスタンドへ一直線。
先頭打者、初球ホームラン。
まだサイレンが止まない中、グランドを回る内山選手の姿に、熱いモノがもう込み上げる#️⃣30。

#️⃣4は県外勤務とあり、4月から参加が不透明である。
この試合にかける想いが、アップから違った。
そしてこのホームラン。
#️⃣30が感極まる事は無理もない。

しかし、今日はこれでは終わらなかった。
続く2番#️⃣22もレフトスタンドに弾丸ホームラン！
本人曰く、人生初めてのスタンドイン。
#️⃣4から何かパワーをもらったのかもしれない。
二者連続ホームランに両軍ベンチ、観客もどよめく。
Friends史上初めての二者連続ホームラン。

守りは、先発の#️⃣20がベテランの味を遺憾なく発揮。試合を作ってくれました。
先日行われた京セラドームでの登板は、珍しく制球を乱す場面も見受けられたが、今日はストレート、変化球ともに制球よく、またキレもあり抜群の投球内容。
流石は中年の星#️⃣20。

#️⃣20が3回で降板。
4回からバトンを受け継いだのは神童#️⃣11。
久しぶりの登板でしたが…
彼は違いますね。
ストレートで簡単に空振りが取れるほどのスピードとキレ。
変化球も低めに制球出来ており、ほぼ完璧な投球内容。
6回まで#️⃣20、#️⃣11のリレーで流れを引き寄せてくれる。

攻撃は、二者連続ホームランで湧くFriendsだが、相手好バッテリーにチャンスをことごとく潰される。
特に捕手はかなりの強肩であり、スチールをすべて刺された。

しかし、4回にまた事件がおきる。

#️⃣36は、午前中に家庭の用事を済ませてからの野球。
家庭がある中でも、参加してくれる選手。
昨年はこの球場で、レフトスタンドに放り込んでいる相性が良い球場での打席。

この男がまたやりました。
ホームランバッター特有の綺麗な放物線は、Friendsの選手で打てる選手は少ない。
法面のコンクリートブロックにあたる推定110m弾のホームラン。

1試合チームで、3本のホームランは野球人生でも初めてでした。

しかし、ホームランばかりでなく6回に#️⃣25のレフト前ヒット、暴投、スチールで得点チャンス。
ここで川崎医療福祉大学OBの#️⃣2。
その#️⃣2は右中間にタイムリーヒット！！
貴重な追加点を挙げる。
ホームランだけでない、大変意味がある1点でした。

#️⃣11からバトンを受けた#️⃣27は四球から失点をしたのは反省材料。
しかし、いいボールもあったので今後も課題をもって登板してもらいたい。

#️⃣18は、京セラドームで悔しい思いをした。
その悔しさをバネに挑んだ今日の登板…

本当に素晴らしかった。

これこそがFriendsの18番を背負う男の姿。
彼の今年のテーマは【無心】。

私が思うに、悔しい経験を体験した人間でないと大きくなれない。
いや壁を乗り越えるチャンスを与えられるが、それを乗り越えるかどうかは自分自身。
彼はその壁を乗り越える努力を今している。
乗り越えれるかどうか？
いや乗り越えれるかどうか？が大切ではない。
壁を乗り越える過程で、味わう事ができる苦しい時間、経験が自分の財産となる。
一回り成長した姿を見せてもらいたい。

試合後には#️⃣2、#️⃣4を囲んで両軍で写真撮影。
2人がいかに後輩に慕われていたかが分かりました。
涙腺が緩い監督は涙が止まらなかったです。

【総括】
色んな想いを胸に選手はこの試合を戦っていたと思います。
選手は言った。
「今日は〇〇さんのためにも絶対に勝利をプレゼントしたい」
練習試合なので結果は度外視であるが、今日だけは〇〇に勝利をプレゼントしたい気持ちが選手に現れていた。

それが3本のホームランにつながったとは言わないが、少なからず影響はあったように感じる。

走塁では、#️⃣55、#️⃣25の判断力が冴えていました。
今年取り組んでいる課題を積極的にプレーしてくれました。
ホームランと同様に価値があるプレーである。
#️⃣25の走塁は今年取り組んでいるプレーのまさにお手本のようなプレーでした。

今後もこの意識をチームに浸透させて、考えなくても当たり前に出来るプレーにしていきたいと考えています。