試合結果詳細

準決勝後、少しの休憩を挟んで決勝戦がありました。

決勝の対戦相手は…
同じ倉敷セントラルリーグ所属の「JFEキャッツ」さん。
企業チームでまとまりもあり、個々の能力はずば抜けていて、総合力も高い、岡山県草野球連合を代表する強豪。

岡山県草野球連合に所属させて頂いてから、JFEキャッツさんとは凌ぎを削ってきました。
過去の成績は五分五分。

先発は準決勝の好救援をした#️⃣20。
準決勝に引き続きの登板で、体と心の負担は計り知れない。
しかし、#️⃣20はモノが違った。

ノビのあるストレートにキレ味鋭いカット、ツーシーム、SFFと打者に球種を絞らせない。
186センチの長身からのSFFは、相手打者には驚異であろう。

4回まで四死球のランナーのみ。
無安打で2塁を踏まさない完璧な投球。
JFEキャッツさんの強打線を力で押さえ込む。

打線は初回に#️⃣28が四死球で出塁、#️⃣9がレフト前ヒットとワイルドピッチで2アウト2塁、3塁。
ここで#️⃣25が必殺の叩きで一塁手の頭上を超えて、2点タイムリーヒット！
欲しかった先制点を初回に挙げることに成功する。

そして2回裏の攻撃。
体調不良の準決勝スタメン落ちしていた#️⃣27が意地を見せた。

鋭く振り切った打球は左中間奥深くの防球ネットに突き刺さるホームラン。
弾道が低かったので、まさか入るとは思わなかった。
やはり名門千葉経済大学附属高校からアメリカへ野球留学した逸材の#️⃣27。
やっと軟式ボールに慣れたように感じました。

序盤で3点を取り、試合を有利に進める事ができました。

抜群の投球をしていた#️⃣20に代わって【小さな巨人】#️⃣11。
#️⃣11は久しぶりのFriendsでのマウンドであったが、140キロ近い速球に加え、スライダー、チェンジアップ、シュート、カーブとすべてのボールをコントロールし、相手打者を翻弄。
#️⃣11もエラーのランナーのみで、無安打無四球のパーフェクト。

Friendsが誇る2枚看板#️⃣20と#️⃣11の継投で、強豪JFEキャッツさん相手に2塁を踏まさない投球を決勝で見せてくれました。
そして準決勝で途中登板した#️⃣19も怪我から復活の兆しが見えています。

打線は終盤に貴重な追加点を奪える事ができたため、終始こちらのペースで試合ができたように感じました。
準決勝の試合の教訓をしっかり生かすことが出来たと思います。

試合終了の瞬間…
感極まるモノがありました。
中学校の同級生でFriendsを立ち上げてから、今年で13年。
初代メンバーは#️⃣30のみだが、岡山県草野球連合に加入させて頂き、3年前に初めての優勝。
そして昨年、今年と連覇する事ができました。

チーム結成時は、チームサインもなく初心者もいて、野球のルールもわからない選手がいました。
道具も打者ヘルメットはなく、本当に草野球チームでした。

そんなチームが紆余曲折を経てから、いまこの幸せな瞬間に立ち会える事が嬉しくて…嬉しくて…何とも言えない格別な想いがあります。

最後に昨日は、第11回岡山県草野球連合杯大会のフィナーレを飾るため、早朝より多くの関係者の方々が運営等にあたられていました。
本当にありがとうございました。

いつも同じ事を言っていますが、私達は大変恵まれた環境で野球をさせて頂いています。
この事を当たり前と思わず、全力でプレーをする事と真摯に野球に取り組む事を忘れてはいけません。

11月11日からは第65回全国青年大会が東京で開催されます。
岡山県代表として恥じない行動、プレーで試合に挑みたいと思います。