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公式戦

2015/2/11(水) 11:50〜

チームロゴFriends

勝ち

9-0

土佐山田スタジアム

チームロゴ徳島県代表【オールブラックス】
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴFriends 2 0 0 0 0 3 4 9
チームロゴ 徳島県代表【オ… 0 0 0 0 0 0 0 0
コメント

西日本リーグ王座決定戦の初戦は、徳島県最強クラブチームと名高い【オールブラックス】。
4年前に対戦させて頂きましたが、尋常ではない速球に変化球を投げ込む報徳学園卒業で、ドラフト候補に上がっていた好左腕と対戦して惨敗を喫した記憶があります。
2年前の岡山県開催でも、西日本リーグ王座決定戦を制された試合を観戦しましたが、走攻守に穴がなく、選手の能力もかなり高い印象を受けました。

1、2年前から#︎⃣30が監督に徹し、ベテランから若手にシフトチェンジした新生Friendsがどこまで通用するかを大変楽しみにしていたのと、徳島県イツキスポーツリーグ幹部の森田さんと再会を心待ちにしていました。

Friendsの先攻で始まった初回。
相手投手は120km台の速球に、カーブを投げ込むオーソドックスな投手。
先頭の#︎⃣4は倒れるも、2番の#︎⃣11がセンター前で出塁、盗塁後に#︎⃣55がデットボールで、1死1、2塁で4番のアンドレ#︎⃣13。
ここの攻めですが、このケースは非常に監督の性格というかチームカラーが出るケースと思います。
昨年からの打率が5割に迫るアンドレ#︎⃣13に打たしても良かったですが、西日本リーグ王座決定戦に初めて出場する選手ばかりの若いチーム。
選手に攻めの意識を持たせるために、ダブルスチールのサインを出す。
例え3塁で刺されても、2死2塁で以前チャンスである。
勿論、成功すれば1死2、3塁とチャンス拡大。
では守備側の気持ちはどーだろう?
まさか序盤でしかも4番の前にダブルスチールをするとはあまり考えてなかったように感じた。
常に相手が嫌がる事をする。
それが勝利に繋がる事を永年の経験で感じとっている。
当然、それが理解できる選手がいるからと言う事は言うまでもない。

#︎⃣11、#︎⃣55はダブルスチールを見事に成功させ、1死2、3塁。
ここでアンドレ#︎⃣13に得意の⭕️⭕️のサインを出す。
アンドレ#︎⃣13は見事な叩きで先制点を挙げる事に成功。
そして続くは#︎⃣28。
彼は#︎⃣30と同じ児島支所野球部員である。
センス抜群の打撃でいつもチームに勝利を呼び込んでくれている。
大会前日にも児島支所野球部のナイター練習で、1時間近くティーやトスバッティングでバットを振り込んでいた。
それを見ていた#︎⃣30はある事に気付く。
普通の選手ならポイントの確認及びバットの軌道等は意識して打ち込んでいると思う。
ただ#︎⃣28は違った。
逆方向にネットを置いて、ひたすら逆方向にボール打ち込んでいた。
これは肩の開きやヘッドが下がらないように意識して練習してたに違いない。

軟式ボールの右打ちはご存知の通りかなりの技術を必要とする。
流し打ちでは左肩(右打者)が開かないように気を付けつけます。
少々差し込まれても、左肩さえ開かずに残っていれば対応することが可能だからです。
でも、その理屈は分かっていても、いざボールを前にすると左肩が開いてしまうという人は、多数いられると思います。
私もその一人ですが、意識としては右腕(右打者の場合)に意識をして、ポイントを近く、右手でボールを運ぶようにしています。

#︎⃣28は前日に特打していた流し打ち(#︎⃣28は左打者)で三遊間を抜けるタイムリーヒット!初回に2点を入れ幸先のよいスタートを切ることに成功する。

その裏の守り、マウンドに立つのは#︎⃣11。
昨年の全国青年大会での大車輪の活躍はまだ記憶に新しい。
常時135キロ前後のストレートには、伸びがあり変化球も豊富で制球力も抜群。
エース#︎⃣10と双璧を担っている彼にすべてを託した。

ただ南国高知県での試合でもまだまだ2月。
そしてシーズン初めとあって、いつもの制球力、球威は初回はないように感じた。
先頭に四球を与え、続く2番打者にセンター前ヒット。
いきなり無死1、2塁のピンチを迎える。
このピンチを救ったのが#︎⃣55。
彼は#︎⃣11と同級生で同じ倉敷工業出身。
中学生の時にはバッテリーを組んでいた気心知れた仲間。
ここで相手チームも攻めの姿勢を見せる!Friendsが初回成功させたダブルスチールをかけるも#︎⃣55の強肩の前に3塁タッチアウト!完全に盗まれたのでセーフかと思われたが、キャッチしてから送球までの速さと強肩で間一髪アウト!
そして更に1アウト2塁でまたまた単独盗塁!送球がショートバウンドになるもサード#︎⃣28の華麗なグローブ裁きでアウト!これも#︎⃣55が見事に封じる!
これでギアが入ったのか昨年見せたような快投を徐々に見せてくれて#︎⃣11。
これ以降、6回まで1人のランナーも出すことなく、強打者が集うオールブラックスから三振も6つ奪う。
まさに神童#︎⃣11。

シーズン初めで私自身、スピードに目が慣れてないのもあるが、ベンチから見ていて昨年より速く感じ、球速もいいボールは130キロ後半出ていたように感じた。

初回に2点先制するも堅い守りの相手チームから、なかなか追加点を奪えず、迎えた6回。
先頭の#︎⃣11が倒れるも続く#︎⃣55が死球で出塁し、すかさず盗塁。
1アウト2塁で、アンドレ#︎⃣13。
軟式野球では、打率2割5分程度で好打者と言われる。
それが#︎⃣13は、実に5割近くのアベレージを残している。
まさに破壊神。
彼が昨年夏に加入してから一気に得点力が上がった。
得点圏打率は6割近く…Friendsの【ダイソン】と言われているのも分かる気がします。

そのアンドレ#︎⃣13は右中間深くに打球を放つ、ライトのグローブを僅かにかすめるもボールは転がり、2塁から#︎⃣55が戻り待望の追加点を挙げる。
続く#︎⃣28の技ありのヒットで4点目。
これで緊張の糸が切れたのか、何気ない打球をエラーして5点目が入る。

最終回も#︎⃣23、#︎⃣36、#︎⃣13がヒットで出塁、#︎⃣55のランニングホームランなどで一挙4点をあげて終わってみれば9−0で勝利することができた。

勝因はまさに初回の攻防ではないかと思います。
先に攻めたFriendsに対して相手チームも同じようにダブルスチールを試みるも失敗。

うちは0−0からのダブルスチール、相手は0−2の追う展開からのダブルスチール。
全く違う意味のダブルスチール。

この違いは大きいかと思います。

点差だけ見れば大味な試合かと感じられますが、実力に大差はなかったと思います。

激戦後、30分の小休憩を挟み高知県代表【アレックス高知】との対戦。
5年前に7−0から奇跡の大逆転をあげた時の対戦相手がアレックス高知。
これまた強打者が集うチームの印象。
初優勝を掛けた大事な試合、エース#︎⃣10にすべてを託す事にした。

# 選手名
- 内山 善仁
11 小川 翔生
22 平尾 智浩
31 古角 祐太朗
9 亀山 浩太郎
- 浮田 恭平
- 東 純平
- 村上 義樹
- 板野 敬介
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
- 内山 善仁 先発 1 4 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
11 小川 翔生 先発 2 4 3 1 0 0 1 2 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0
22 平尾 智浩 先発 3 4 2 1 1 3 3 1 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0
31 古角 祐太朗 先発 4 3 3 2 0 2 2 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
9 亀山 浩太郎 先発 5 4 4 2 0 2 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
- 浮田 恭平 先発 6 3 3 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
- 東 純平 先発 7 3 3 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
- 村上 義樹 先発 8 3 3 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
- 板野 敬介 先発 9 3 3 2 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

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# 選手名
11 小川 翔生
18 大原 拓也
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順
11 小川 翔生 60/3 0 0 0 - - 1 0 5 1 0 0 0 1
18 大原 拓也 S 10/3 0 0 0 - - 0 0 1 0 0 0 0 2
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順

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