試合結果詳細

小休憩の後、高知県代表【アレックス高知】との対戦。
今日はじゃんけん2連敗の#︎⃣30。
全国青年大会の神掛かったじゃんけんパワーはもはや見る面影もない。

負け先行で迎えた試合。
先頭の#︎⃣4が初球をセンター前ヒット！
#︎⃣16と並ぶ快速トリオの出塁は、まさに得点パターン。
万全を期しての盗塁のサインも、#︎⃣55と遜色ないレベルの相手好捕手の素早い送球でアウト…
これは想定外の出来事でした。

しかし#︎⃣11がこれまたクリーンヒットで出塁するも、後続が倒れて無得点。
そして4回までに7本のヒットを放つも無得点という悪い展開になる…

Friendsの守り、マウンドに立つのはエース#︎⃣10。
若き頃はスピードに拘り自滅していた事もあったが、年齢を重ねるごとに経験値も増え、大人の投球が出来るようになった。

ヒットは出るも相手バッテリーの盗塁警戒のため、ランナーを進める事がなかなか出来ないFriends。
俊足選手が多いチームだが、ここまで走力を封じ込められたのは若手にシフトチェンジしてから初めての事。
ではこういう時にどうすれば得点出来るか？
それは1アウト3塁のケースを作ることに拘らず、1アウト2塁又は2アウト2塁を作るようにする事。
2塁にランナーを進める事によって、守備側にプレッシャーを与える事ができます。
それが続くと投手も失投が増え、得点のチャンスが生まれます。
勿論、内外野もプレッシャーを与えられ続ける事によってミスも出てきます。
走力を封じ込められたFriendsはバントや叩きなどで常に2塁にランナーを進めて、相手にプレッシャーを与えました。

しかしターニングポイントは3回の裏の守備にありました。
2アウトから打撃妨害で出塁したランナーが盗塁し、2アウト2塁。
迎えるは好打者の3番打者。
鋭い打球がサードに飛ぶが、慣れないポジション（外野手のグローブで守る#︎⃣28）で頑張っていた#︎⃣28のエラーでセカンドランナーが一気にホームへ！
レフトは#︎⃣30と同級生の強肩#︎⃣8。
間一髪のタイミングでアウト！
#︎⃣55の上手いタッチもありましたが、見応えある攻防でした。
ヒットは出るも得点出来ない嫌な雰囲気で、相手に先制されると一気に流れが向こうに傾く事もあったと思います。
それを防いだ#︎⃣8。
もう四捨五入で40歳になりますが、若手が多いFriendsの生きる教材として今年も支えてもらいたい。

試合が動いたのは5回。
ヒット7本を放つも無得点。
野球はヒット数の勝負ではない！とは正にこの事。
先頭の#︎⃣4がこの試合2本目のヒット！無死1塁、一度は失敗しているがチーム随一の俊足プレーヤー。
盗塁のサインも考えたが、バントで手堅く送り自慢の中軸にすべてを託す。
その期待を背負って打席に入った#︎⃣55。
見事にその期待に応えて左中間に貴重な先制タイムリーを放つ！！
得点が入ればもうこちらの勢いは止まらない！
続く#︎⃣13、#︎⃣28と連打！
今年初ヒットを放った#︎⃣6も続く…はずだったが続けず（笑）しかし川崎医療福祉大学の先輩#︎⃣23が2点タイムリーを放ち3−0と大きくリードを広げる。
#︎⃣23は代打での出場ではあったが、見事チームの期待に応える。

6回にも#︎⃣55、#︎⃣13の長打で2点追加。
5−0と大きくリードする。

#︎⃣10からバトンを受けた新生#︎⃣2。
端正なマスクでマネージャーからも人気の#︎⃣2。
先週の試合ではテンポの速さが課題であった。
この試合は修正出来ていたが、セットになると左肩の開きが早いのが時折見られる。
しっかり左肩の壁を意識すれば、自ずとタメが出来てボールに切れと伸びが出ます。
よく言われるホームベース付近（通過してから）でのボールの勢い。
これが大事です。
今日の球速は常時130キロは出ていたでしょう。
でもいい当たりをされていたのは、まさにホームベース付近でのボールの勢いだと感じます。
また一緒に練習しよー。

6回に#︎⃣14のまずい守備があり1失点。
続く打者にも打たれ、1アウト3塁のピンチ。
5−1の得点差で1アウト3塁。
セオリーなら内野は定位置。
でも#︎⃣30は前進守備を指示する。
ん？何故？と内野陣は考えたに違いない。
それは相手が攻めてきてたからです。
ヒットのランナーを盗塁と進塁打で3塁まで進めて来ました。
向こうも諦めてない。
なら守備側も攻める。
反対の立場ならこの得点差で前に守られるのは嫌です。
ゴロでもランナーが帰れないから。
そして130キロ台の速球、キレのある変化球を投げ込む#︎⃣2から速い打球を打つ確率は低い。
常に相手が嫌がる事、自チームがされて嫌な事をするのが采配。
このピンチを#︎⃣2−#︎⃣55の若いバッテリーが抑える。
#︎⃣55、#︎⃣11が良く声掛けにマウンドに寄っていましたね。
ここでは紹介しませんが、彼らの冷静な状況判断には私も勉強になります。

#︎⃣1、#︎⃣16、#︎⃣7も良く的確な事をグランドで声掛けしていますが、彼らの野球知識にはただただ尊敬しています。

最終回も抑え5−1で勝利！！
見事に西日本リーグ王座決定戦を制する事が出来ました。
レベルが高い徳島県、高知県代表チームと対戦させて頂いた事で更にチーム力が上がったように感じます。

思い入れがあるこの大会…
念願の初優勝。
幸せすぎで夢ではないかと思うくらい、出来過ぎです。
でもこれが終着点ではありません。
今年の目標は、連合杯優勝、全国青年大会連覇です。
この目標に向かって慢心する事なく真摯に野球に取り組んで行きたいと思います。

選手、マネージャーさん…
本当にお疲れ様！そして感動をありがとう！！