試合結果詳細

第39回西三河少年軟式野球大会　決勝
新川ペガサス（碧南支部）戦

新川ペガサスは、2回戦ラビットボーイズ戦では終盤の大逆転で6対5のサヨナラ勝ち。準決勝では安城二本木少年野球クラブに猛打を奮い12対5で圧勝して勝ち上がってきた。
なお、2月に行われたオープン戦では福地ファイターズが圧勝しているが、ここ最近の大会では比較的上位まで勝ち上がってきているため全く油断のできないチームである。

先攻福地ファイターズ。1泰斗(遊)、2福史(捕)、3奏梓(三)、4蓮(一)、5 玲有(中)、6蒼太(投)、7篤生(右)、8穂高(左)、9蓮弥(二)。

後攻新ペガサス。1吉田(遊)、2加藤(一)、3今川(投)、4山口(右)、5榊原(左)、6 八重(三)、7鈴木(中)、8.岡田(捕)、9窪田(二)。

1回表、先発は今川。準決勝ではエース温存で勝ち上がってきた。1番泰斗はナチュラルに変化するボールに対応できず空振り三振、2番福史はいつものドン詰まり投ゴロ、3番奏梓もやや遅めにボールに待ちきれずド先っぽの投ゴロで三者凡退。
1回裏、先発は蒼太。大一番を任せされたが、重圧をはねのけていつもらいい投球が出来るか。1番吉田は投ゴロ、2番加藤に左越二塁打を浴びる、3番今川にはセーフティーバントで出塁を許し、一死2.3塁のピンチを迎える。しかし、4番山口は二飛、5番榊原は遊飛と攻撃の策が何もないのか無失点に抑える。

2回表、4番蓮、5番玲有、6番蒼太が3連続四球で出塁し、無死満塁のチャンスを迎える。7番篤生は強攻策で空振り三振、8番穂高はフルカウントでスクイズを強行したが、ボール球に手を出しスリーバント失敗。ボール球は見逃せば、押し出しで1点だったのに穂高は理解できていなかった。6年生になっても穂高は穂高のままだった。二死満塁となり、9番蓮弥はいつもの粘りで四球を選び、押し出しで1点を先制する。泰斗は投ゴロで1点止まり。
2回裏、6番八重は三ゴロ、7番鈴木は右飛、8番岡田は遊飛で三者凡退。

3回表、福史は投ゴロ、奏梓は遊ゴロで簡単に二死となるが、蓮、玲有が連続四球で繋いたところで、新川ペガサス先発今川が降板、窪田が継投。窪田のあまりにも来ないスローボールに、蒼太は空振り三振。
3回裏、9番窪田は三ゴロ、吉田も三ゴロでサード奏梓が軽快に捌く、しかし、加藤に右越本塁打を浴び同点となる。ライト篤生からセカンド蓮弥の中継が乱れたことが失点に繋がったため、キャッチボールの大事さを痛感した場面である。

4回表、篤生の代打禅が左前にクリーンヒットを放つ、すかさず盗塁を決める。穂高の代打颯吾は二飛、蓮弥はスローボールに待ちきれず補飛で二死となる。しかし、泰斗が四球で繋ぎ、窪田のボークで二死2.3塁となり、福史が自慢の足でつかみ取った内野安打で1点勝ち越しに成功する。そして、奏梓のトドメの左越二塁打でさらに2点追加。4対1と3点差をつけ優勝に徐々に近づいていく。
4回裏、山口は三ゴロ、榊原に右前安を浴び、八重の犠打で二死2塁となるが鈴木を遊ゴロに打ち取る。

5回表、蒼太は中飛、禅は三ゴロ、颯吾の代打奏士郎は遊飛で三者凡退。
5回裏、先発蒼太に変わって、大駕が登板。先頭岡田を四球で出塁させる、窪田は一ゴロ、吉田は遊ゴロで二死3塁となり、大嶽監督がタイムをかけ内野陣をマウンドに集める。おそらく、「あと一つ、しっかりアウトを取って優勝しよう!!」ような激励をしたと思われるが、実際は時間稼ぎでもある。そして、加藤に投じた2球目がファースト蓮の前に転がり、がっちり捕球し1塁ベースを踏み、スリーアウト。
ここで時間が過ぎ、試合終了。

福地ファイターズ、2年ぶり3度目の優勝（ここ5年間で優勝3回、準優勝1回、コロナで中止1回）

自分たちが信じてきた野球がこの2日間は貫けてきた成果が今回の優勝に繋がった。

市内大会は、あと高松杯、西尾市長旗が残っている。全部優勝する気持ちで頑張ろう。

そして、来年の記念すべき第40回西三河少年軟式野球大会は西尾市で開催。
篠原ファイターズには西尾市で開催されることもあるため、是非、2連覇を達成してもらいたい。

5年生の選手たちは、見本となれる6年生ではないけれども、準決勝、決勝の試合を見て、少しでも何か心に響くものを感じてほしい。一緒に練習できるのもあと少し、たくさんのことを学んで吸収して、下級生たちにも伝えていってほしい。

みんな優勝おめでとう‼︎‼︎
今週の12/26高松杯は絶対にテッペンとるぞ!!

PS:川原さん、選手みんなすごく頑張りましたよー！早く良くなってチームに戻って来てください。