試合結果詳細

第7回SK杯
2回戦　矢田スターズ戦

先攻福地ファイターズ。1泰斗(三)、2蓮(一)、3奏梓(遊)、4玲有(投)、5蒼太(中)、6蓮弥(右)、7大駕(捕)、8穂積(二)、9穂高(左)

後攻矢田スターズ。1神谷脩(一)、２牧(二)、3三浦(中)、4中津(捕)、5秋田(遊)、6大久保(投)、7古谷(三)、8福定(左)、9神谷歩(右)

3点先制し、自分たちのリズムで試合を進めることが出来たが、“絶対にやってくれる男”穂高の落球から同点にされる。奏梓のレフトオーバーで勝ち越しに成功するが、最後は二死から篤生へのレフトフライが追いつかないところから四球で満塁にし、大久保に右中間を真っ二つに破られる逆転タイムリーでジ・エンド。
負けるときの負の連鎖で敗戦。福地ファイターズらしい敗戦だった。
そして、この敗戦で32期生の全日程が終了した。

福地ファイターズ32期生の全てが出た試合だった。

結局、最後まで福史（熱発により自宅待機）がいなければチームをまとめる代わりの選手がいない。福史は精神的な支柱で、チームを鼓舞し、まるでラグビー日本代表のリーチマイケル“のようで、福地”ファイターズではなく、“福史”ファイターズである。
福史がいてくれればと思ってしまう試合だった。戦うことが出来ずに卒団する福史が一番悔しい思いをしている。この悔しさを晴らすためにも、これからは早く寝よう。

玲有の優秀な野球脳で場面に応じた常に正解を出すことが出来る。逆転されそうな場面でのセンターからのバックホームは見事だった。

大駕は常に虫の音のような声で監督からの檄が飛んでいた。大駕のエラーやパスボールが常に失点に絡んでいた印象が大きい。逆転されてしまった場面でのパスボールはかなり勿体無い。しかし、先制タイムリーは見事だった。

蓮の試合を決定づける打撃はここ最近見張るものがある。ただ野球の本質を理解していない。今は楽しさでやっているが、もっと野球の奥深さを知ることでもっと成長できるだろう。そんな監督の元で指導を受けると最強のスラッガーになれるはずだ。腹部付近のデッドボールは蓮らしかった。

穂積は頭脳と体がマッチングしていない。もっとスピードを求めて動けるようになると良い。エンドランやスクイズを成功する印象が強かった。バッティングを強化していこう。蒼太からのダブルプレーは完璧だった。

泰斗は最近、守備より投手で活躍している印象がある。ピンチの場面で緊急登板し、何度もチームのピンチを救った。打撃では1番打者なのにあっさり空振り三振することが多く、なかなかチームに流れを持ってくることが出来ない。広角に打ち分けることができればもっと良い。チャンスでのポップフライが多かったな。

奏梓の秋口からの打撃は西尾市で最強だろう。打って欲しい場面で必ず打っていた。西三河大会準決勝、豊田サンボーイズ戦での逆転タイムリーは永遠に忘れることのない一打だった。勝ち越しのレフトオーバーも奏梓らしい弾道で最高だった。

穂高はいつになってもオレンジの穂高だった。絶対にやってはいけない場面で絶対にやってくれる選手だった。穂高で楽しませてもらったし、穂高で悲しませてもらった。前回の新川ペガサス戦では楽しませてもらったが、本日の矢田スターズ戦では平凡なフライを見事に落球し、悲しませてもらった。中学になっても今のまま変わらない穂高でいてほしい。高校野球でも、外野フライを落球し慌てる穂高を地区予選のテレビで期待しているよ。

蒼太は後半、野球スランプになってとても心配をした。高松杯準決勝の一色龍BBC戦での落球は絶対に忘れることはないだろう。なぜかいつも蒼太にはチャンスの場面で回ってくるが、いつもスクイズ失敗、空振り三振と打っている印象が全くない。穂積とのダブルプレーは勝利に一歩近づくプレーだったが、チャンスでのスクイズ失敗がなければ、、、と思うところである。

蓮弥は特にない。私生活においてもっと頑張ってほしい。自分自身に甘いところがプレーに現れている。もっと自分に厳しく追い込めることが出来れば伸び代は十分にある。いつも家で言っているが、「1スイング、1打席も無駄にするな」をもっと心に刻み次のステージで頑張ってもらいたい。

篤生は腰椎分離症で野球ができない期間を我慢してチームに戻って来られて良かったね。練習が思う存分出来ない分、本来の活躍ができなかったと思う。肩の強さ、足の速さ、スイングの速さは良いものを持っている。しかし、試合経験の少なさからテンパってしまうことがよくある。これからは怪我しないように小学生で出来なかった分を中学生で取り戻してもらいたい。

春真は野球のルールが分からなくて、怒られている理由が分からなかったと思う。でも、これが野球である。失敗を多く経験した選手ほど成長することが出来る。福地ファイターズで身につけた野球は忘れないでほしい。フォースプレーでアウトになったのに、全力疾走でホームまで駆け抜けた春真の真剣の表情は絶対に忘れない。

公式戦での記事はこれを持って最後とする。
自分が実際に見た試合は、ほぼ全て試合内容を記憶している。
是非、時間がある時に読み返して、あの時あ〜だったな、こ〜だったなと思い出してほしい。
ちなみにこれは、蓮弥の成長記録のため綴り始めた。
あと一つ、卒団試合を綴り、しばらく休載します。
そして、1年後、鈴木琉星(現年中)、3年後、鈴木瑠偉(現未就学児)が福地ファイターズに入団し、鮮烈やデビューを果たす日が来たときに再開する予定である。
※理想は、1番 投手 鈴木琉星である。
蓮弥以上の好成績が残せるチームになるように今から特訓が始まる。

今まで、汚い文章を読んで頂き有り難うございました。
またいつか会える日を楽しみにしています。
Go Fighters!!
See you again!!