試合結果詳細

季節も秋になり、東松山市という自然にあふれた球場での試合も、
苦しい苦しいゲーム展開となった。
シーズン終盤戦になり浮き彫りになってきた課題点は
まぎれもなく「守備力」である。
ここを改善していかない限りは、来シーズン以降の飛躍はないと思う。

この試合も見事に二桁失点。
8月以降の4試合(この試合も含める)で、なんと61失点も喫している。
エラーで塁が埋まり、長打で還される展開が続き、完全にこの負のパターンから抜け出せない。
自分自身、引き出しがないため、どのように抜け出せば良いかわからないが、
『練習』が必要なのは確かである！
バッティングは、バッティングセンターに行けば良いが
ディフェンス面はみんなで集まって練習しましょう。

今回、ヒーロー的な活躍をした人は見当たらないが、
ガッツプレーヤーとして後藤さん、小川さんを称えたい。
まず、後藤さん。不動のセンターとして、リーグ戦途中のネッツトヨタ戦(5/26)から出場。
ここまで9試合に出場し、打率.350、出塁率.567と目を見張る活躍を示している！
何より「存在感」が試合ごとに増してきている。
外野の守備範囲はピカイチで、ライト・レフトへの指示も的確である！！
ついにその後藤さんが、規定打席到達目前まで来ている。
果たしてどこまで数字を伸ばしてくるのだろうか！？
ちなみにこの試合は、0打数0安打3死球と体には痛い結果になってしまった。

そして、小川さん。
フューチャーズのエースとして、ほぼ毎試合に登板(8試合)
精密なコントロールと、キレはまさに好投手だと思う。
かなり手薄な投手陣にあって、5完投(1完封含む)は勝敗の数字以上に
大事になってくる。
まさにチームになくてはならない存在です！
この日も、初回に不運な当たるが重なり苦しんでしまったが、要所を三振で
締めるピッチング術はすばらしい限りです。
打撃に目を転じてみると、ここにきて打率1位(.412)・出塁率1位(.462)に踊りでた！
このままシーズン終了まで好調をキープできるか！？

試合全体の攻撃面をみると、
低めのカーブ系の変化球をしっかり見極めることはできたと思う。
結果、6四球を獲得することができた。
ここをもう少し点につなげていくことができれば、乱打戦にもついていけるかも
しれない。
今回の一番の収穫は、先取点を取ることができたこと。

守備面は、エラーというエラーは減った気がするが、
①初回に浮足立たないこと
②ギリギリの球際が惜しいこと
かなと感じます。
今後、みんなで練習していきましょう！

このほかにも、様々な活躍が目立った。
先日、故障者リスト入りしながらも復活を遂げた熊倉は、
ＤＨの出場でスコアをしっかりつけた。
長野は謎の盗塁死はあったが、不慣れなキャッチャーをやり遂げた？(盗塁刺は3くらいだったかな？)
伊東は、今日も2四球を選び、通算の四球がチーム2位。
出塁率を.281まで上げてきた！まさにチームのために考えてプレーした結果である。

面白い数字を見てみた。それはＯＰＳというデータである。
最近の打者評価として使われているものである。
数人の数字を挙げると、
5長野宏　.877
7小高達也　.878
22小川翼　.903
55星野智也　.895
が上位にくる。
しかし、規定打席未達ながらすごい数字をあげている2人がいる。
11後藤直樹　1.017
9野中拓徳　1.112
これは一般的に7ランクで分けられるうちの、1番上位のＡランクに属する。
　
リーグ戦も、残るはあと2試合。
自分たちの野球というものをやっていきたい。