試合結果詳細

雨天中止が続き、選手もフラストレーションが溜まっていたであろうこの試合。
そして、今季から初参戦した平日リーグの最終戦となったフューエルズ戦は、
まさかまさかの連続の緊迫した接戦となった！！

6月に一度勝っているだけに、負けられない試合となったが、
それが逆にプレッシャーとなり、最終回まで重くのしかかってしまった。
しかし、今日の勝利により、5/19以来の2連勝を見事飾った！
チームが1失点での勝利は、7/28Diahearts戦以来となる。また、
1点差ゲームの勝利は、フューチャーズ発足初戦の早稲田ガゼルズ戦以来2度目となった！

なんと言っても、『雰囲気のいいチーム』とはこれだ！っていうくらいに
チーム一番の良い雰囲気でした！
点差以上に押せ押せだったのにもかかわらず、結果2対1というスコアになってしまったことは
反省材料である。

先に試合展開を見ていく。
今日は珍しく塁をにぎわす攻撃がたくさんあったが、毎回出塁ながら、
12残塁とここぞの一本がなかなか出なかった。
特に、2回の谷口さんのタイムリー後の満塁、3回の柳沼さんのツーベース後の攻撃、
4回のヒットや四球などの後の1死満塁などなど…
後続のバッターの必死のバッティングも伝わってはきたが、
結果は凡退となってしまい、どんどん苦しい展開になってしまった。
今後は、足を使った攻撃やバントや進塁打などもしっかりできるようになればと思います。

今日は攻撃からではなく、守備面から見ていきたいと思う。
まぎれもなくヒーローが現れた！！！まさに投手不足に悩むチームにとっては『救世主』てきな
存在が現れたといっていい！
その名も『背番号18秋元諒介』！
突如、彗星のごとく現れた右腕は、久しぶりのピッチングといいながらも7回を完投！
7回2安打5奪三振1失点(自責点0)という完璧に近いピッチングを披露！
目を見張るのは、四死球がわずか3個におさえた点である。本人は2個以下におさえたかったそうであるが、初めての登板にしては上出来すぎる。
彼のピッチングと出会ったのはわずか1ヶ月前。自ら投球練習を求め、たった5球で長野の心を奪った。威力あるストレートと落差のあるカーブはすばらしいと感じた。
投手不足であり、主に小川・荒谷の両左腕しかいない投手陣にとって、頼もしい一枚が加わった。
今後の起用方法や、バッティングの良さも注目である。

今日の守備面は、ピッチャーだけではない。
堅実な守備が目立ったのは、みんなが感じたと思う。
特に、副キャプテンでチームを雰囲気から引っ張るショート齊藤は、難しいゴロやフライが
多々あったが動じない堅実な守備を見せた。内野を長野(裕)と2人で引っ張っていた！
内野では、伊藤・谷口の二人は流れを相手チームに向かないように声が出ていた。
急遽サードとなった長野(裕)は、的確な指示で何度となくチームを救っていた。
外野では、3回のピンチの場面で、センターライナーをスライディングキャッチをした後藤さんも、
毎回のように好プレーを見せてくれている。
今回の試合で、ひとつチームの守備の形が見えた気がする。今後に生かしていきたい！！

ここ最近好調の攻撃陣を見ていく。
今日に関しては、ここぞの一本がなかなか出ずに2得点のみに終わったが、ヒットは9本も出た。
まんべんなくヒットが出たが、3番長野(裕)と4番星野の活躍と下位打線のヒットが大きく勝利を呼び寄せた。
3番の長野(裕)は、9/29以来の出場で3打数2安打1盗塁の活躍。特に6回無死に出たセンター前ヒットからの盗塁は、チームを勝利へ導いた。
4番の星野は、肘の故障もあるなかでDHでの出場とはなったが、3打数2安打1打点。しっかりと4番の働きをした。特に6回無死2塁の場面での、センターオーバーのタイムリーは、まさに勝利打点となった。ちゃっかりと完全に盗んだ盗塁も記録した(笑)
この2人の活躍は、チームを上昇気流にのせたと思うので、今後もNHコンビには期待である。
下位打線に目を転じてみると、先制タイムリーを含む2安打1打点の通称「キャプテン」谷口、先制点のきっかけとなったヒットを打った伊藤、初参加ながら1打席目から結果を残した柳沼など、
それぞれが結果を残した。

チームの要所で目立った若山、森田も忘れてはならない。
失点につながる外野フライをエラーした若山も、他の弾丸ライナーを堅実にこなした。
また、初出塁と初盗塁をマークし、スコアを書いてくれた森田も、今後の飛躍に期待である。


リーグ最終戦を終え、結果4勝8敗で今季は終了した。
大差での負けが多かったので、オフシーズンにしっかりと「守備」を鍛えたい。
また、今日のはぎさんを始め、ケガをした人も多かったので、アップやケアもやっていこう。

めざせ優勝とまでは言える状態ではないが、
まずは自分たちのいい雰囲気で常に戦えるチームを目指してやっていきたい。