試合結果詳細

祝！開幕戦！
そして、フューチャーズ初のサヨナラ勝ち！！

ビジターゲーム予定の試合でしたが、
急遽、雨天でグランドが使えないという緊急事態。
ここで、西遊馬公園に試合場所を変更し、試合開始となった。
移動をしてまでも、とにかく試合をできる流れになって
感謝してます。

アマティアスとの過去のゲームを振り返ってみようと思う。
①ビジター：フューチャーズ5対0アマティアス
　　　　　　(左腕エース小川の完封勝利・4番小高2打点)
②ホーム：フューチャーズ8対2アマティアス
　　　　　(努力職人伊東の2安打2打点・荒谷6回1失点)


フューチャーズは、2月以降波に乗れずに○○●○●(2勝3敗)と
負け越しているという形。
しかし、得点が27点に対し、失点は23点なので決して悪い数字ではない。
では、なぜ勝てないのか？…負けているゲームは、『先制点』を許している
ということがわかった。やはり7イニング制の草野球界では、
先制をされるのは命取りになる。
では、リーグ戦ではどう変わっていくのかを注目をしていきたい。

この試合、注目の『先制点』を取ったのは、フューチャーズかと思いきや、
アマティアスであった。案の定、最終的に勝ったものの、とても苦しい試合と
なってしまった。
初回、軽々と先頭打者にヒットを打たれ、2アウトを取るもあっさりタイムリーを
打たれてしまう。荒谷は前回のアマティアス戦では0を連ねたものの、
この日は悔しい立ち上がりになってしまった。反省点である。
しかし、今日のフューチャーズは一味違った！
1回裏に2アウトから「大黒柱」4番小高のタイムリーが飛び出し、
すかさず試合を振り出しに戻す。

2回以降、こう着状態が続く中、均衡を破ったのは3番後藤のヒットだった。
4回も2アウトから後藤のヒットと小高・坂本の執念の四球で満塁のチャンスを
作り出す。
ここで、荒谷の嬉しい死球で思わぬ形で勝ち越すことに成功。
その後、一気に点差を広げたい場面(2死満塁)で、この日のヒーローが登場する。
その名も副キャプテン齊藤竜也！
直球に狙いを絞ったというレフトへの打球は、点差を5点に広げる
3点タイムリー2塁打！！苦しむ副キャプテンの一打がチームを救った。

がしかし、ここで終わらないのがリーグ戦の怖さである。
この日の荒谷は、ボークで失点を許すなど集中力が欠けていると
言わざるを得ない後半のピッチングとなってしまった。
6、7回で5失点を喫し、土壇場の7回で同点を許してしまう。
しかし、ここで勝ち越しを許さずに踏ん張るところが剛腕荒谷の片鱗を見せた。

フューチャーズ初の延長戦。
ここで急遽ホームゲームとなった自チームにチャンスが巡ってくる。
先頭の三浦が、いとも簡単にエンタイトル2塁打を放ち、
サヨナラのチャンスを作ることに成功する。この場面で打つとはあっぱれである。
そして巡ってきた10番穐丸の打席。
まさに奇跡の捕手への内野安打で、勝負あり！
やはり穐丸は、インパクトの残る場面で打つイメージがある！

打撃陣を振り返ってみる。
この日の主役は、一時は完全に試合を決定づけるタイムリー
を放った齊藤である！悩める副キャプテンは、2015年は打率.164と苦しむ。
そして迎えた2016年シーズンも、この試合前まで打率.077と長いトンネルが
続いていたが、ついに待望のヒットがタイムリーという形で結果が出る！
打点も4まで伸ばし、打点ランキング2位につけた。
今後もコツコツとヒットメーカーを極めていってほしい。

投手陣は、この日も6点に抑える内容。ただし、取られた内容は
あまりいいものではなかった。
剛腕荒谷は、前回に続きアマティアス2試合連続の先発登板を果たす。
相手チームの攻略が予想以上に早く、5回まで1失点だったものの、
終盤は苦しい展開になってしまった。
しかし、開幕戦という大役を任されながら、延長8回まで一人で投げ抜いたのは
素晴らしいものである。
次戦以降も、好調キープでチームに勢いをつけてほしい。

この勝利は、全員で勝ち取ったものである。
先制タイムリーの小高さん
勝ち越しの口火をきるヒットの後藤さん
先制点を演出した小暮くん
コーチャーやスコアなどチームを広くサポートした伊東さん、若山くん
勝ち越しを呼んだ四球の坂本くん
華麗な守備と迅速な判断・指示の田嶌くん
それぞれが踏ん張ったからこそ『勝利』が舞い込んできたのだと思う。

次戦は王者ネッツとの一戦。
やれることをやるのみです。
いろいろ考えます！！