試合結果詳細

劇的な開幕戦サヨナラ勝ちから一変、
フューチャーズは試練の第2戦目のネッツ戦となってしまった。

ホームゲームということで、久しぶりの晴天のなか、
すがすがしい試合展開をつくっていきたかったところであるが…
終わってみれば横綱相撲の試合運びをされ、0対17という結果。

ネッツトヨタ東京野球部との過去のゲームを振り返ってみようと思う。
①ビジター：フューチャーズ1対8ネッツトヨタ東京野球部
　　　　　　(左腕エース小川完投)
②ホーム：フューチャーズ3対12ネッツトヨタ東京野球部
　　　　　(小暮2安打1打点・井出2打点)

「猛者」武蔵組、「開幕戦」アマティアスと接戦をものにして2連勝を
飾ったのだが、そこのは好調な打線の爆発があったからであった。
打撃陣と投手陣のバランスは大事である。打撃陣が不調の場合は、
投手陣が助けていくことも必要となってくるが、
今回の場合は「打撃は水物」のぶん、好不調のない「守備」面で
踏ん張らなくてはならなかったのだが…
副キャプテンの齊藤さんの守備力と安定性がなくてはならない試合となったような
気がする。

課題の「先制点」はというと、
先頭バッターにあっさり四球を出し、こちらのエラーで先制を許してしまう。
浮き足立ってしまうと王者ネッツは襲い掛かってくる。
今後も先制点をいかに許さないか？試合前の準備の段階から考え直していく必要が
あるのではないだろうか？

試合はというと、5回まで0対3と踏ん張って踏ん張って
ピンチを乗り切ってきたが、リーグ戦はそう甘くなかった。
先ほども書いたが、初回四球から1点を先制されてしまう。
その後も毎回ランナーを出す苦しい展開ではあったが、
この日初先発の坂本は、5回まで3失点(自責は別)に抑える気迫のピッチングを披露！

悪夢の6回。5回までフルスロットルで投げた坂本の続投が
裏目に出てしまう(長野の続投失敗)
6回だけで主にエラー絡みで6失点。
たまらず投手交代も時すでに遅し…かつてのエース候補秋元も故障が完治しておらず、
アウトを1つも取れずに、5失点(自責は別)で無念の降板。

結局、7回に後藤さんが意地のヒットを放つも、
相手のノーヒットノーランを阻止するので精一杯であった。
5回までとまったく違い、試合を終えてスコアを見ると、
0対17で完敗でした。

今回の課題が浮き彫りとなった打撃陣・守備陣をみていく。
打撃陣は、サイドスローのピッチャーに対して、ボール球をしっかり見極め
球数を投げさせることはできたが、なかなか一本が出なかった。
エラーや四死球のランナーも積極走塁はしたが、とにかくあと一本が出なかった。
打順も含め、今後も少しずつテコ入れをしていく必要がある。

守備陣は、2016年シーズンは久しくイニングに複数のエラーが
重なることはなかったが、この試合は違った。
得点を許したシーンは、すべてにおいてミスが出てしまった。
これは場数も大事であるが、どこかで『練習』をして守備機会を
増やしていく必要がある。

投手陣を見ていく。
この日は、ついに初先発の機会が巡ってきた坂本亮太！
大柄ながらコントロール重視で多彩な変化球を扱う好投手である為、
この大事な大一番にチャンスが巡ってきた。
イニングの先頭を四球で出すことにより、自分で自分を苦しめてしまった感は
あるが、キャッチャー星野と息の合ったコンビネーションで
変化球を織り交ぜたナイスピッチングを披露！
結果的には、6回9失点(自責は別)と次回以降に光が見えた！

代わった背番号18秋元は、シビアな場面での登板とはなったが、
本人も悔いが残るピッチングとなってしまった。
腕の故障が残る中での投球…今後は、さらにスローペースで、
調整第一ということになる。

どんよりした試合の中で、
キラリ光ったニューフェイスが現れた！その名も吉田祥吾。
若さあふれる速球派ピッチャーであり、内野すべてをこなせるマルチプレーヤー。
この日は、チャンスで三振もあったが、徐々に慣れていけば、
チームの真ん中で活躍する可能性をおおいに秘めている！
期待のニューフェイスの今後も期待である！！

1番打者として毎回の活躍が目立つ後藤さん、
25°Cを超えたなかで7イニングマスクをかぶった星野、
夜勤明けで、守備打撃に奮闘した西村
など活躍があった。

リーグ戦1勝1敗
ここからが勝負の5月へ向け、ぜひバッティングセンターにいってください！！