試合結果詳細

久しぶり(10か月ぶり)のダブルヘッダーとなったこの一戦。
2時間15分の乱打戦を制してから、勢いをつけて勝ちにいったが、
残念ながら連勝を飾ることはできなかった…。
どんな局面も「勝ち」にこだわる姿勢が消えないメンバーがいたことは
とても収穫である。

1試合目は森田が完投勝利をし、2試合目は坂本→荒谷の投手リレーが
できるほど、投手陣は充実してきたと思う。
そのほかにも右腕秋元・柳沼、左腕エース小川などもいるだけに、
今後も良きライバルとして切磋琢磨していってほしい。

試合はというと、
1試合目とは違い、お互いのチームが無得点の立ち上がり。
試合が動いたのは、2回。
強烈な暑さの中で、我慢強く投げていた坂本を守備が足を引っ張る展開になってしまう。
一挙4失点を喫してしまい、苦しい試合展開となった。
しかし、すかさず2回裏の攻撃では、この試合4番で出場した荒谷が、
ライトスタンド中段に飛び込む特大のホームランを放つ！
さすがの荒谷は、4番の仕事を果たしてみせた。

3回以降は、散発1安打に封じ込められてしまい万事休す。
4回に先頭の伊藤がエラーの出塁と盗塁、5回も先頭の坂本が四球で出塁後、
二盗・三盗を決めるも、それぞれ得点に結び付けられなかった為、
接戦に持ち込むことができなかった。

終わってみれば6対1の敗戦。坂本→荒谷の勝ち投手リレーを
見たかっただけに残念な形となってしまった。

やはり輝いていたのは、ホームランを放った荒谷。
慣れない捕手での出場をするも、打席では「打ってやる」という気持ちが
強く、この日も２試合で2安打1打点。
長らく課題とされていた3・5番の候補に名乗りを上げた。
今後も投手に野手に怪我なく頑張ってほしい！

1・2・3番の『伊』トリオ(伊吹、伊東、伊藤)は、ヒットはなかったものの
1番の伊吹は、持ち前の粘りを見せ、相手投手を苦しめた。
結果的には無安打だったが、粘りを続けることで、結果は必ずついてくる。
2番の伊東は、今シーズン初ヒットを記録するこはできなかった。
長いトンネルは続いているが、ボール球に手を出さないことはできているので、
近いうちに結果はついてくるだろう。
3番の伊藤は、出場すればただでは終わらないのが昨季の新人王である。
エラーで出塁後に積極走塁でチャンスメイクをした！
もっと高みを目指し、ユーティリティプレーヤーとして輝いてほしい。

この日、体験で初出場の川端も、
初ヒット、初盗塁を記録した。

8月～10月にかけて連戦が続くが、
スコアより結果重視で、連勝連勝といきたいところである。

怪我をしている人の、早期復帰も期待したいところだ。