試合結果詳細

相手を称えつつも、久しぶりの気持ちいい『完勝』といったところである！
再三、台風が通過するなかで、まさに残暑の天気のなか、
狭山の天気をも見方にフューチャーズは、勝利を飾った！

試合のほうはというと、投手と野手の連携ががっちりとかみ合い、
先制・中押し・ダメ押しをしっかりと取ることができていた。
チームの雰囲気も、練習の時点から良く、スムーズな試合展開を繰り広げる
ことができたと思う！！
そして、なにより「勝ってやろう」「打ってやろう」という
強い気持ちを持った選手が多かったのではないだろうか？

アマティアスとの過去の試合を振り返ってみよう。
2015①ビジター：フューチャーズ5対0アマティアス
　　　　　　　　(小川　無四球完封勝利)
2015②ホーム：フューチャーズ8対2アマティアス
　　　　　　　(伊東　2安打2打点)
2016①ホーム：フューチャーズ7対6アマティアス
　　　　　　　(齊藤3打点、穐丸サヨナラ打)

試合のほうはというと、
リーグ戦ここ2試合続けて先制点を取っているチームは、
この日もそつのない攻撃で1点を先制する。
久しぶりの1番出場の長野がエラーで出塁すると、すかさず盗塁に成功。
ランナー3塁の場面、外野まで運ぶ確実な打撃を見せたのが3番坂本。
きっちりと犠牲フライを放ち、自分を楽にする1点を先取する。

好投を続けながらも勝利に恵まれず、悲願の初勝利を目指し
マウンドに上がった先発の坂本は、
1回裏からフルスロットルで三振を取る投球を見せる！！
なんといっても、草野球で大事になってくる『先頭打者を抑える』
『四死球を少なくする』この2点をしっかり実行できていたと思う。

2回以降、試合展開は投手戦の様相を呈してくる。
お互いに投手を攻略できずに、もどかしいイニングが続く。
ただし、心のなかでは、はやく中押しをしないと追いつかれると思っていたが、
今日の坂本はいつもより一味も二味も違うピッチングを見せてくれた。
追加点を取るまで、三塁すら踏ませない気迫のピッチングをした。

打線はこの頑張りに答えることができた。
5回表、この回先頭の8番若山が、技ありのライト前ヒットを放つ、
これに続けと、1番長野、2番伊藤が連打でつなぎ、
またしてもチャンスで、3番坂本に打順が回ってくる。
このしびれる場面も、清わずにレフト前に2点タイムリーを放ち、この回3点を追加！！
一気に、4-0にすることで、相手をあきらめさせるような展開になってくる。

6回には、森田の好走塁と韋駄天伊吹の粘りの打撃で、
ダメ押しの1点を取り、シナリオが完結を迎える。
坂本には、初完封をもたらせてあげたかったが、エラーが重なってしまった。
初完封は次回以降に持ち越しとなった。

今回スポットライトを当てたいのが、8番センター若山！
2015年の10月入団だったものの、『新鋭カルテット』のひとりとして、
打率.273(出塁率.308)と上々の成績を残す。
今シーズンも、なにより大事な出席率が高く、9試合に出場。
率先してスコアを記入、コーチャーで生きた声を出し、
まさしくチームを支えてきたメンバーの一人である。
チーム1のムードメーカーは打撃以上にチームに与える雰囲気を変えてくれる。
打率こそ.105と昨年ほどの打撃は今のところは低調だが、
必ず大事な場面で打ってくれると信じていた。

そんな若山は、この日も5回に打線が爆発する口火をきるヒットを放つ！
守備のほうも、初センター？ながら、まったく危なげなく処理をしてみせ、
外野手としての評価もうなぎ上りである。
今後は、チームを支える立場から、中軸を打つ打者を目指しつつ、
ムードメーカーとして盛り上げてほしい！！

もうひとり、昨シーズンの新人王！2番レフト伊藤！
急遽参加を決意し、この試合に挑んでくれたハートが熱いバッター。
なにより、どんなポジションもこなすことができ、
どんな打順もなんなくこなす貴重なユーティリティプレーヤーのひとり。
日本ハム稲葉にあこがれ、背番号は41。
昨シーズンは、打率こそ.167ながら、粘りの打撃と選球眼で出塁率は.394の
ハイアベレージを残す。
今シーズンもいてほしい時、打ってほしい時、チームに貢献をする。
打率もこの試合が終わった時点で、.231まで向上。

この試合も、しぶとくレフトへ2本ヒットを放ち、特に3打席目は、
ヒットを放ち、チームをイケイケムードへ導く。
今後も、レフトやファースト、セカンド…どのポジションを守っても
活躍してくれると思う。

投手陣…というより、投手はこの人。見事初勝利を飾った坂本亮太！
今年の大型新人の一人で、2016年3月入団。
好投しながらも、勝利には見放され、この試合の前までに0勝3敗1S。
勢いのあるストレートに加え、変化量が多い変化球が持ち味のピッチングをする。
打撃も好調をキープし、打率.304、1本塁打、6打点はすべてチームトップ！
なくてはならない打者となっている。

この日は、カーブを見せ球にし、要所を勢いのあるストレートで抑え込む。
7回を投げきり、8奪三振2四死球3被安打と文句はつけられない。
エラーがらみで失点がついてしまったが、初完封は近いであろう。

『チームの雰囲気』というのもひとつ、大事にしていきたい内容だと
思っているので、チームワークよく勝っていきたい！

これでリーグ戦3勝3敗の勝率5割復帰。2016年シーズンも、6勝7敗と
あと1勝で5割になるので、そこを見据えて頑張っていきたい。