試合結果詳細

先月8月以来の約1ヶ月ぶりのダブルヘッダーとなったこの試合。
激闘の1試合目の敗戦から2時間後、「勝ち」にこだわった布陣を組んだが、
結果として、5ヶ月ぶりの二桁失点を喫してしまった。
しかし、結果がすべてではない。しっかりと爪痕を残したメンバーもたように思える。

ここ最近は、充実した投手陣を擁して、奮闘してきたが、
昨シーズン最多勝(3勝)に輝きながらも、原因不明の不調に陥っている18秋元が
久しぶりの先発登板(8ヶ月ぶり)を果たす。
果たしてどのような結末が待ち受けていたのであろうか。

試合はというと、試合はいきなり初回から動く。
1回裏、四球で出してしまったランナーをエラー・ヒットで得点を許してしまう。
やはり1イニングで複数個エラーがでると得点に直結してしまい、ピッチャーもつらい。
そんなエラーが続いてしまう苦しい展開もあり、1アウトしか取れない段階で、
かつての右腕エースはマウンドを譲ることになってしまう。
結果、初回で0対4と致命的なリードを許してしまう。

対するフューチャーズ打撃陣は何の策もなく、
1、2回と三者凡退で終了。
2回裏、1回途中からマウンドに上がった森田は、いつも通り飄々とピッチングを
するも、またしてもエラーが重なり、ランナーが溜まった状態で痛打を浴びてしまう。
2回終了時点で、9対0…

3回、ようやく長野がこの試合、チーム初の出塁を果たすと
秋元のタイムリーが飛び出す。打撃好調はキープしている。
相手チームを攻めたて、さらに1点を返す。
が、時すでに遅しといったところである。

5回には、伊吹が初の登板を果たす。ヒットと四球でランナーを出すも、
糸をひいたようなストレートで押し切ることに成功。
1イニングを0に抑えて見せた。
今後は、先発のチャンスはめぐってくるだろう。

輝いていたプレーヤーは、森田翔。
準備段階では、相手チームの補充で出場予定だったものの、
坂口の怪我により急遽、1番セカンドで出場。
存分に自分らしさを発揮したと思う。
あっぱれは、1回1死満塁でのマウンドさばきである。
持ち前の飄々としたピッチングを披露。結果的に、2回2/3を投げ切った。
気持ちを常に切らしていないところはすばらしい！

バットで目立ったのは、滝沢大樹。
この試合、初回に致命的なエラーをしてはしまったものの、
しっかりと気持ちを切り替え、両翼90mあるフェンスに直撃する2塁打を
放って見せた！この一打で、チームの雰囲気を一気に変えてしまう。
そして、チームにも溶け込むことができたのではないだろうか。
今後は、さまざまなポジションでも期待している。

しかし、ダブルヘッダーで2戦2敗はいただけない。
いかにして勝ちをもぎ取るのか、みんなで考えていく必要はある。
特に2戦目でエラーをしてしまった人は、一度守備を見直してほしい。

10月…後藤さん待ってますよ！！