試合結果詳細

変則日程(時間制の3試合)のワンデイリーグをおこなったこの日。
①ORIONS、②ABZORB、③ジェントルマンズと練習試合をおこなった。

その2試合目。対ABZORB戦を振り返っていきたいと思う。
ABZORBさんは、東京のチームのようで、主に世田谷を中心に活動しているチーム。

1試合目は5点を先制するも中盤に追いつかれ、結果引き分けという
悔やまれる結果となった。
では、さっそく試合を振り返っていこうと思う。

この試合の先発は、練習試合・リーグ戦合わせても初先発となる10滝沢。
現在売出し中の彼だが、中継ぎ登板で信頼を積み重ねて、ついに先発のチャンスが
巡ってきた。ただ、中継ぎと先発ではどのように変わってきたか…
本人が一番、身に染みてわかったに違いない。

フューチャーズは初回・2回合わせても、出塁をすることができずに
相手ピッチャーに苦戦する。

そう簡単に点が取られないなかでは、
どこまで投手が踏ん張ることができるかがカギとなってくるはずだったが、
やはり初先発の10滝沢には少々荷が重かったと思う。
2回に相手チームに先制を許してしまう。

しかし、フューチャーズもこのまま黙っていない。
3回表、8番35森田が相手エラーで出塁すると、すかさず二盗・三盗に成功。
これに続けと9番11柳沼も四球から盗塁をし、無死2・3塁の大チャンスを演出！
ここで1試合目の悪夢がよみがえる…
そして、その嫌な予感は的中してしまう。
10番36坂口、11番5長野、1番66関根がまさかの三者連続三振でスリーアウト。

4回表、フューチャーズは、4番19坂本がこの試合チーム初ヒットをレフトへ放つ。
5番の25渡邊も冷静に四球を選び、チャンス拡大！
しかし、ここも凡退し、無得点で終わってしまう。

4回裏、守備の乱れもあり、ついに先発10滝沢が崩れてしまう…。
3回まで1失点でなんとか踏ん張っていた滝沢も、守備が崩れてしまっては、
もう食い止めることはできない。結果的に、4回終了時、0対4まで差が広がってしまう。
ここで、先発10滝沢は降板。4回4失点(自責点は別)は及第点といったところである。
しかし、球威・伸びの良さ・変化球の精度は素晴らしいものを持っているので、
2017年大きな飛躍をするであろう。

このまま、5回表も三者凡退で終了。なかなか投打がかみ合ってこない。

5回裏から1イニングは、初登板となる25渡邊がマウンドへ。
こちらもさすがの投手経験が豊富なので、投球術・球のキレともに素晴らしい。
初登板の緊張と守備の乱れもあったので、失点は重ねてしまったが、
今度は、まっさらなマウンドで投げてもらうことがあるかもしれない。

6回も11番5長野が四球+盗塁するので精一杯。
後続が倒れ、6イニング得点を挙げられずに試合終了。

打順・ポジションの大幅な変更はあったものの、この試合は『ここぞの場面』すら
作り出すことができなかったように思える。
そして、2試合目ということもあり、集中が多少切れたのだろうか。
三振が7個もあり、当てることすらままならなかったということになる。

ここまでで、0勝1敗1分。
優勝こそ遠のいたものの、確実に1つ勝つことでチームに最後勢いを
もたらせたいところである。
3試合目はどのような試合展開になったのだろうか。