試合結果詳細

2017年　フューチャーズ開幕！！

プロ野球開幕よりも早く、WBC開幕よりも早く、
例年通りフューチャーズは1月に開幕を迎えた。
通常は、この時期に試合をやるのはなかなかないことだが、
1月早々に試合をやるところは、まさに草野球の醍醐味といったところである。

「フューチャーズ」と「1月」はとても相性が良い。
創設以来、通算3勝負けなし！しかも、3試合ともすべてで二桁得点を記録するなど、
オフの自主トレで個々がしっかりやっているのが表れているのではないだろうか。

昨年は、8勝14敗2分で負け越し…。
創設から2年連続の負け越しとなってしまった。
リーグ戦も健闘した試合がいくつもあったが、結果的には4勝7敗1分。
飛躍を目指す今年は、キープレーヤーが何人もいる。そのメンバーがどんどん
チャンスをものにしていってほしい！！

ちなみにプロ野球の東北楽天も、シーズン勝ち越しまで5年かかっている。
なんとかうちのチームは、今年勝ち越しを狙っていこう！

今回の球場は、もはやホームグランドになりつつある伊奈町記念公園野球場。
この球場は、冬の霜にも強いグランドなので、とてもありがたい。
あの小高さんの劇的ホームランを来るたびに思い出す。

対戦相手は、浦和タンタンズさん。
初対戦がこんな寒い1月となってしまい、しかもこちらのホームまで
来ていただき、ありがとうございました。
初めて対戦する相手にはお互いが手さぐりになるが、負けられないところである。

では、どんな試合展開になったのか見ていこう。
初回、開幕戦という独特な緊張感のなか、最近1番に定着しつつある背番号18が
バッターボックスへ。
いきなり、やってくれた！初球の高めのボールを弾き返し、2塁打を放って見せた。
この『思い切りの良さ』が18秋元の良さである。継続していってほしい。
これでチームは勢いに乗り、初回はヒット1本で3得点を挙げる。

先発滝沢は、昨シーズン終盤から投手として才能が開花。
最終登板で最優秀防御率を手繰り寄せるまでに活躍する！
巧みなコントロールと打者の手元でピュッと伸びるストレートが持ち味の投球が、
今年、どこまで活躍の幅を広げることができるのだろうか？
まさに『期待値が高い』プレーヤーの一人である！

その滝沢は、1～3回までラッキーなヒット1本のみの無失点の好投を見せる。
「打たせて取る投球術」もできていたと思う。が、この後、徐々に課題が見えてくる。

2回には、簡単に2死を取られるも、
3者連続四球を含む8者連続出塁で一挙5点を挙げることに成功する。
これで2回までに8対0とする。

4回表、ここまで好投を見せていた滝沢が相手打者につかまる。
真ん中に入ったストレートをレフトオーバーに運ばれてしまう。
ここでギアチェンジして、相手4番打者を三振に抑えるも、続く5番打者に対して、
またしてもレフト線に運ばれてしまう。ここで初失点を喫す。

フューチャーズは、3回以降も得点を重ね、
過去最高得点の21得点！！

フューチャーズは、初回～6回まで毎回得点を記録する。
毎回得点は、2016/10/11　KARASHI戦以来、3ヶ月ぶりの記録となった！
21得点は、2015/11/24　小暮ファイターズ戦以来、1年2ヶ月ぶりの記録となった！

勝利したので、輝きプレーヤーを決めたいところだが、
今回は全員が輝いていたと思う。
特に取り上げたいプレーヤーは、2016年8月以来の久しぶりの出場となった6齊藤。
主にショートでの守備がピカイチ・ここぞの打撃センスは目を見張るものがある。
昨シーズンは、打率.083と多少バッティングに苦しんだシーズンではあったが、
リーグ戦では幾度となく貴重な打点をマークし、功労賞を獲得する。
今シーズンにかける思いは誰にも負けない。
そんな齊藤は、この日、早速マルチ安打(2安打)を放ち、復調をアピール！
今後もチームの中心でいなくてはならない選手である。

幸先よく開幕戦勝利となった！
2～3月の戦い次第で、4月以降のリーグ戦の運命が決まる。
まずは、故障がないように個々がしっかりと身体のメンテナンスをおこなって
いってほしい。
また、この時期に練習という時間を極力とって、連携や実践打撃などを
磨いていければと考えている。4月以降活躍したい人は、こぞって参加してほしい。