試合結果詳細

フューチャーズ開幕から3連勝を飾る！
チーム史上2度目となる快挙である。しっかり仕上がってきている証拠ではないか。
ちなみに最高は5連勝である(2015/10/20～2016/1/14)
ぜひここを目指して頑張っていきたい。

「チームの結束」というものをどこまで高めることができるかというのが
課題のなか、ここまでは順調にきていると思う。
このチームの今年の『強み』は、確実にピッチャー陣だと考えている為、
それを十分に発揮できた良い試合をすることができた。
貴重な練習試合を無駄にはせず、生かされている。あとは、リーグ戦にどこまで
「スキル」を上げていけるか？楽しみである！

今回の球場も初開催となる大和田運動場野球場。
両翼90mのやや小ぶりな球場だが、草野球にはもってこいと言ったところだ。
2016/2/29対豊岡第一病院戦以来、ちょうど1年振りのナイターゲームは、
チームとして久しぶりのナイター開催となった為、慣れない人は苦労したと思う。
幸いにも風がほとんど吹いていなかったので、試合はやりやすかったはずである。

この日の相手も、初対戦となったCool Bearsさん。
ナイター開催、グランド手配、審判手配、ありがとうございました。
『結束』『連携』『流れ』などチーム力を養ういい機会となり、
4月以降に向けて、いろんな試しというものができたと思う。

では試合を振り返っていこう。
この日の先発は、満を持して今季初先発となった19坂本。昨季、打者タイトル3冠・
投手タイトル1冠の全4冠の大活躍を見せた右腕エースは、この日も抜群のピッチングを
見せてくれた。
初回の立ち上がりから直球には力がこもっており、変化球もカーブを中心に、
低めにコントロールされていた。この状態の坂本を打ち崩すことは難しい。
初対戦のチームを相手に0の山を築いていく。

対して打線のほうはというと、
初回、しぶとくつなぐのが売りの2番34浅井は、1打席目に早速結果を出す。
綺麗にセンター前ヒットを放つと、すかさず盗塁に成功。
すきがない走塁も魅力的である。今後も続けてほしいところである！
しかし、この回は後続が倒れ無得点で終了する。

続く2回裏、謎の失踪で大遅刻の5番10滝沢を抜いて6番5長野が打席へ、
鈍い内野安打を放ち、こちらも盗塁に成功し、無死2塁のチャンスを演出する。
昨季大事な場面の代打で活躍した8番66関根がセーフティバント並みの内野安打で、
1死1、2塁の好機。
ここで9番36坂口が、詰まった投ゴロの間に1得点を挙げる。これが貴重な打点となった。

先発の坂本は、初回以降も危なげのない投球を披露し、
2～4回まで無失点に抑える。
試合をつくるのはお手の物といったところであろう。素晴らしい！

投手が流れをつくると、自然と流れはさらに向いてくる。
3回裏、開幕から好調の3番11柳沼が、強烈なレフト前ヒットを放つ。
続く、失踪から戻ってきた5番10滝沢は、いきなり死球、6番5長野も四球となり、
2死満塁のチャンスにこの日初出場の高橋が、気合のこもった死球で押し出し。
貴重な追加点を挙げる！！
4回終了で、2対0。

そして、チーム全体として課題としてきた5回以降の戦いが始まる。
19坂本は、普段のピッチングをしていたが、野手のエラーにエラーが重なり、
『大事』と言っていたイニングに失点を喫してしまう。
さらにピンチが広がり、ここは右腕エース坂本の気持ちのこもったボールで、
抑えて見せる。
ここで追いつかれずに、2対1のリードを保ったのは大きい。

ここから、2017年『勝利の方程式』がお披露目となる！
まず、6回は2016年リーグ戦1勝、坂本に次ぐ7試合登板、新人王を獲得した35森田
が登板をした。勢いあるボールとするどい変化球が持ち味のピッチングで、
1イニングを無安打2奪三振に切って取る。

最終回には、2016年シーズン終盤に突如台頭してきて、
最優秀防御率を獲得した10滝沢がマウンドへ。
こちらも1イニングでは少なすぎるくらいの圧巻のピッチングで、
無安打2奪三振のシャットアウト！

結果的に試合は、2対1という一番苦しい1点差をしっかりものにした！
こういう緊張感のある試合は、4月以降のリーグ戦に必ず生きてくる。

この日の輝いたプレーヤーは、9番ライトで出場の36坂口司。
プレー以外のところでもスコアをつけるなど、チームには欠かせない存在である。
今となっては少なくなった2014年創設メンバーのひとりでもある。
鋭いスイングとしぶといバッティングが持ち味の打者だが、
この日は、先制点がほしい場面できっちりとゴロを転がす打撃で、先制の打点をマーク！
昨季はシーズン通じて1安打1打点とやや苦しんだ成績だったが、
今季は、すでに2打点目を挙げ、今後のさらなる飛躍にも期待である！

ついにリーグ戦まであと1ヶ月…。
やることはやってきた感はあるので、どんな時も自分たちの普段のプレーが
できるように今後もやっていこう！！