試合結果詳細

快進撃！！お見事！
フューチャーズ、苦しみながらも開幕から4連勝を飾った！！
4連勝というのは、2015/10/20～2016/1/14以来チーム2度目の快挙である。
開幕からの4連勝は、初の記録である。
あれほど昨シーズン『勝つ』ことは難しいと苦戦・苦戦を強いられたなかで、
試合をするごとに「成長」を重ねてきたチームは、ここにきて花開いてきたように
思える。しかもスコアを見ても、2試合連続で2対1勝利というのは、素晴らしい！

今回の球場は、東京都江戸川区の江戸川区球場。
中堅118m、両翼90mの割には、とても広く感じ、本格的な球場である。
4,000人が観覧できるスタンド、夜間照明、電光スコアボードも備えている球場で
できるなんて嬉しい限りだ。
そして、久しぶりの東京開催ということになった。

平日活動の名門チームとして有名なGRADE　RIZEさん。
いつかは必ず戦ってみたいと考えていたが、ついに3年目にして初の対戦となった。
この時点では、まさか勝利するとは思ってもいなかった。

ここのところ、『投手陣』が整備されて大崩れしないチームへと
変貌してきたフューチャーズ。Cool　Bearsとの緊迫したゲームや
壮絶な打ち合いのゲームなど、リーグ戦に必ず生きてくるはずである。

では、どんな試合展開であったのか振り返ってみていこう。
この日の先発は、今シーズン初登板、そして初先発となった25渡邊。
今やチームの正捕手になり、10滝沢の教育係てきな存在の頼れるパワーヒッターだが、
ついに先発の機会が巡ってきた。
ここでの活躍次第では、リーグ戦での起用の幅がさらに広がるに違いない！

初回、先発の渡邊は慣れ親しんだ江戸川区球場のマウンドで、落ち着いて
コーナーに投げ分けるピッチングを披露。決して力任せの投球ではなく、
むしろ相手を気にせずにリラックスして投げる姿を見ると、
リーグ戦向けなのかもしれない。
初回・2回と無失点のピッチングを見せる。

後攻のフューチャーズは、この日久しぶりに捕手で6番に入った5長野が、
高めの直球を迷いなく振り抜き、レフトオーバーの2塁打を放つ！
無死2塁のチャンスをつくる！
ここで、この日今年初試合で7番に入った46川端は、『チームを第一』に考えた
犠牲バントを試み、見事に一発で成功する。1死3塁というかなりの確率で点が
入る場面をつくりだし、打線は下位へ。
ここで、こちらも今シーズン初出場の24清水は惜しくも三振。9番36坂口も三振に
倒れ、この回は無得点で終了。

試合が動いたのは3回表　GRADE　RIZEの攻撃。
先頭バッターが粘りに粘って四球を選び、それが起点となり1得点を挙げる。
これは、味方を攻めるというよりも、完全に試合巧者の相手にしてやられたと
いったところである。
ここで、先発25渡邊の気持ちが切れずに4回以降立ち直ってくれたのは大きい。

3回を1点で抑えたことで、4回裏フューチャーズにチャンスが訪れる。
先頭はこの日、センターに入った3番19坂本。開幕から本人的には
イマイチ打撃の調子が上がらない様子も、意地の相手エラーで出塁に成功。
続く、「大黒柱」4番小高の時に、坂本がスチールを試み、バッター小高が打ち、
自動エンドランが成立した。これで、無死1、2塁とチャンス拡大。
5番25渡邊も今シーズンチームトップの6個目(四死球)の死球を受け、無死満塁。
6番5長野が倒れるも、この日の「ヒーロー」7番46川端がセンターへの
2点タイムリーヒットを放ち、一気に2対1と逆転！！！

我慢の投球が実り、これでさらに息を吹き返した25渡邊は、
5回を投げ、被安打2、四死球2、奪三振1と打たせて取る投球が際立った。
次回以降、さらに自信を持って送り出すことができる。

ここから日替わりの『勝利の方程式』に突入！
この日は、6回は35森田が登板、最終回は19坂本が登板。
6回の森田は、完全に最優秀中継ぎも狙えるレベルの完璧なピッチングを毎回して見せる！
前回の練習試合(2/28)も6回の1イニングをパーフェクトで抑え、
今回も6回の1イニングを無安打に抑えて見せた。
『6回の男』襲名か？！

最終回の19坂本は、四球を一つ出すもまったく危なげのない投球を披露する。
2/8には2イニング、2/28には先発で5イニング、そして、今回は最終回1イニング
しっかりと「リーグ開幕戦」に向けて仕上げてきている。
今シーズンは派手に5勝くらい挙げてほしい。

結果的に、2対1で勝利！！
まさか2戦連続で2対1というロースコアをものにできるとは思わなかった。
自分の考え以上にチームの結束力が加速していると思う。

輝きプレーヤーはというと…文句なしの46川端直樹！
2016年シーズン途中に入団し、8試合に出場し、打率.333(18-6)を記録。
選球眼の良さと外野へ運ぶバットコントロールがうまいところが持ち味の
巧打者は、この日も2安打2打点と大活躍。
貴重な外野手として、今後も大きな期待がかかってくる。
怪我だけには気をつけてほしい。

これで2017年4勝負けなし。
ここまできたらどこまで連勝を伸ばせるか注目である。
普段通りの野球を続けていきたい！！
WBCの日本も連勝を伸ばしてほしい！！