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公式戦

2017/5/9(火) 10:00〜

火曜日平日リーグ

チームロゴフューチャーズ
チームロゴフューエルズ
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴフューチャーズ 0 0 0 0 1 1 5 7
チームロゴ フューエルズ 0 1 0 0 0 0 1 2

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ワンダホー!!
フューチャーズは、今シーズン開幕から破竹の9連勝&リーグ戦3連勝
を飾った!どんなに苦しい試合でも、ひっくり返す「力」があるのが
今のフューチャーズだろう。とにかく勝っていくチームには、「チームワーク」や「助け合う声」など自然と生まれてくる。

ちなみに9連勝はチーム史上初・リーグ戦3連勝もチーム史上初
「史上初」づくしのチームは、どこまで連勝街道となるのか?!
自分自身、楽しみである。

今回の激戦が繰り広げられた場所は、上奥富運動公園野球場。
この球場は、リーグ戦で何度も足を運んだことがある慣れ親しんだ球場だが、初めて来る人には必ず迷ってしまうというわかりにくい球場でもある。
球場との相性はいいのか悪いのかといったところだが、
ここにくると必ずと言っていいほど雨が降っている気がする。
この球場での試合は、リーグ戦1勝(対アマティアス)という成績が残っている。その時は、先発19坂本が7回1失点(自責点0)完投勝利&2安打3打点を挙げて、勝利を遂げている。

今回の相手、フューエルズは毎回毎回死闘を繰り広げているという印象がある。「壮絶な打ち合い」、「息詰まる投手戦」など…。
いつもいい試合をしているので毎回どちらが勝ってもおかしくないが、紙一重で我がチームが2015年参入から4勝無敗を記録している。とくに思い出されるは、2015年のビジター戦。その年の最多勝のタイトルに輝いた18秋元が、完璧なピッチング(7回自責点0)をする中で、6回表1対1の同点から55星野の決勝タイムリーを放ち、勝負が決したという試合はまさに「緊迫した」試合であったと思う。

ここで過去(昨年)の試合を振り返っていこうと思う。
2016①ホーム:フューチャーズ12対7フューエルズ
       (1番秋元・2番菊野 猛打賞、森田完投勝利)
2016②ビジター:フューチャーズ9対2フューエルズ
        (滝沢2失点完投勝利、長野猛打賞3得点)

2015、16年は2勝0敗。同じような戦い方では、飲み込まれてしまう。それを脱却するにはどんな戦い方をしていけば良いか…。

さて、試合を振り返っていこう。
開幕から3戦連続のビジターゲームのフューチャーズは、初回から点を奪って先行していきたいところを、ここまでは開幕戦のハイディーズ戦は3回に2点を先制、ホンダカーズ埼玉戦は初回に1点を先制し、相手に先制を許していない。そこが、「大きな勝因」となっていたことは間違いない。
その大事な初回、この日も攻撃的1・2番のオーダー(18秋元・12後藤)を組んだフューチャーズは、一気に先制といきたかったが、2者凡退後、「チーム3冠王に最も近い男」25渡邊が軽々とレフトへ運び、三者凡退は免れる。

ここから重苦しい雰囲気が漂い始める…。
この日の先発は、初の開幕投手で先発して6回3安打3失点(自責点0)の勝利投手になった10滝沢。素晴らしいピッチングをしたのは、前回もその前も書いた通りである。
中2週間空き、疲れが完全にとれたなかで、初回から捕手の25渡邊と息の合ったピッチングを披露する。昨年12月のフューエルズ戦でも同バッテリーで2失点で勝利を収めていたので、個人的には安心しきっていた。
そんな初回は、慌てず焦らずしっかりと自分の持っている技術を駆使して、無失点の立ち上がりを見せる。

0対0と静かな立ち上がりとなった初回とはうって変わり、2回は両チームの明暗が分かれた。2回表、5番19坂本から始まる好打順。相手の投球術にはまりつつある攻撃陣は、19坂本がファールフライ、6番11柳沼はタイミングが合わずに三振に打ち取られる。これでは、いい「流れ」をつくることができないどころか相手にいってしまうと思い、3戦連続で下位打線の7番に入った5長野は、初球からセーフティバントを試みる。
見事に相手を揺さぶることに成功し、セーフティバントが決まる。8番10滝沢は、自らを楽にしたい場面で、レフトへヒットを放ち好走塁も含め、2死2・3塁のチャンスを演出する!2死走者なしからのチャンスで、回ってきたのがこの日、攻撃的オーダーの締めで初の9番に座った副キャプテン6齊藤。昨年はリーグ戦でチーム1の打点(6打点)を挙げていた6齊藤に期待が高まったが、ここは少し差し込まれた凡退に終わってしまう。本人も悔しそうだったが、良い結果も悪い結果もあるのが野球である。

「チャンスのあとにはピンチあり」
2回裏、ピンチをしのいだフューエルズが、フューエルズに襲い掛かる。
相手主軸バッターの放った打球がセンター後藤へ飛んでいく…。普段は、何でもないフライだが、10滝沢の威力あるストレートを打ち返した打球は伸びる伸びる。センターを越していき、3塁打となった。このピンチを背負った10滝沢だったが、「1点は仕方ない」と開き直った投球をすることで、最少失点の1失点で抑えることで「流れ」はここで遮ったのである。

0対1と2017年のリーグ戦で初めてリードを許して迎えた3回表。
9番34森田から始まった打線は、簡単に2死ランナーなしとなってしまい、2番12後藤が迎える。このまま3者凡退でさらに相手に流れをもっていかれないようにと、12後藤は持ち前の「粘り」で四球を選び、2死でランナーに出る。しかし、この回はここまで。チームに多少の焦りが見え始める…。

3回裏、先発の10滝沢は、前のイニングをまったく引きずることなく相手打者を簡単に切って取る。…かに思われたが、最近の10滝沢には珍しく引っかかったボールや明らかなボール球が増え始め、ランナーを溜めてしまう。
正捕手25渡邊はここでしっかりと間を取り、10滝沢は落ち着きを取り戻す!無死2・3塁のピンチをしのいで見せた。
この気持ちのこもったピッチングにより、お互いのチームの「流れ」はイーブンとまではいかないが、確実にフューチャーズに向いてくるのだった。

いまだ0対1と1点ビハインドで迎えた4回表。
ピンチの後のチャンス演出と行きたかったが、4番7小高から始まる好打順も、相手に関係なく飄々と投げてくるピッチングスタイルに転がされ、わずか数球で4~6番まで抑えられてしまう。

4回裏、ここまでくるともう1点もやれない場面になってきたが、
この回は、10滝沢は自分のピッチングを取り戻していた。
無失点で切り抜け、打線の援護を待つ。
緊迫した投手戦となってきたことで、空気も張りつめてきた。

5回表、残された攻撃はこの回を合わせて3イニングのみ。
しかし、ここまでのリーグ戦は、開幕戦のハイディーズには6回に4得点のビッグイニングを作り、ホンダカーズ戦も5・6回に1得点ずつをあげ、「点の欲しい場面」でことごとく得点を挙げている!2016年に比べ、いわいる勝負強くなっている。この試合はここからがフューチャーズの本領発揮となった!
このイニング、先頭で必ず出たいところでの7番5長野は、2ストライクまで追い込まれるも、ボテボテの内野ゴロが内野安打となり無死でのランナーが出る。ここで、思い切ってスタートを切り盗塁に成功!無死2塁とチャンス拡大する。9番10滝沢は、自分を楽にしたかった所ではあったが、当たりは良かったものの凡退してしまい、1死2塁とまだチャンスは続く。
ここで、この試合『最大のターニングポイント』が訪れる。
なんと攻撃的打線の9番6齊藤に「相手が恐れる代打」を送る。たった数日前の練習試合で柵越えホームランを放っている8高橋が初の代打として打席へと向かう。もともと緊張とは無縁そうな思い切りの良いバッターの8高橋は、まさに「予想的中」!!振り抜いた打球は、レフトへ…。
レフトを大きく越していく大飛球を放ち、値千金の同点タイムリーツーベースとなった!まさにワンダホー!打ちあぐんでいた打線はついに5回で牙を向き始めた。

同点で迎えた5回裏、予定の5イニング目に差し掛かった先発10滝沢は、途中からは普段の投球を乱したこともあったが、同点になったことで息を吹き返し、5回も無失点に切って取る。これで滝沢は5回4奪三振1失点と先発として十分な役目を果たした。あっぱれ!
だがこの時点では、勝ちが舞い込んでくるかはこの後の打線の奮起次第となった。

緊迫の1対1の同点で迎えた6回表。1死から3番25渡邊が落ち着いて四球を選び出塁する。珍しく盗塁も試み成功。これで1死2塁と得点圏にランナーが進むも、ここまで2打席凡退の4番7小高は、待っていたボールを振り切る。結果は、凡退に終わったが、その「熱き闘志」は5番19坂本に乗り移る!
2死2塁の一打勝ち越しの場面、19坂本は基本に忠実に2ストライクまでは振り切り、追い込まれてからコンパクトに振り抜いた。出た!打球は綺麗にレフトへ飛び、貴重な勝ち越しのタイムリーが生まれた。

2対1でこの試合初の勝ち越しとなって迎えた6回裏。
ここからは、2017『勝利の方程式』の継投となる。6回の1イニングは、「6回の男」がチーム全体にも定着し始めてきた35森田。今年の35森田は、2月のMasterPiece戦以外のすべての試合に登板し、なんとCoolBears戦から7試合連続登板となる。まさに鉄腕と言うのにふさわしい右腕は、この試合をピシャっと引き締める。先頭への見逃し三振は素晴らしかった。

7回表、一度息を吹き返した打線は止めるのが難しい。
またしてもイニングの先頭バッターとなった7番5長野は、多少差し込まれた当たりだったものの、外野の間を抜ける3塁打を放つ。これで3安打猛打賞を記録する!守備から途中出場の34浅井は凡退に終わるも、代打から途中出場の9番8高橋は、2打席連続のヒットを放つ。代打予定の36坂口の「魂」を1番18秋元がきっちりと結果で示すライト前へのタイムリー、この日湿りがちだった3・4番にも連続タイムリーツーベースが生まれ、気が付いたら一挙5得点の猛攻を浴びせた。
勝負あり!と言ったところだろうか。7回表終了で7対1となった。

最終回には「この日の」守護神の19坂本が登場!
不慣れな中継ぎ登板ということで1イニングを被安打3・失点1ではあったが、しっかりと締めくくった。

これで2015年からの対フューエルズには5勝負けなし。
このチームとは毎回苦しい戦いを強いられる為、ホーム戦でも気を引き締めていきたい。まずはしっかりと喜びをかみしめようと思う。

この日の輝きプレーヤーは、攻撃陣では代打で途中出場して、同点タイムリーを含む2安打(1二塁打)1打点1盗塁の大活躍を見せた8高橋。ベンチスタートとなっても気持ちを切らさずにコーチャーボックスから声を出し続け、その時を待っていた。そのたった一度のチャンスを逃さなかった!守備面でもショートで2度、好プレーでチームを救った。ショートには、副キャプテンの6齊藤、軽快な守備が持ち味の35森田などタレント揃い。今回はひと際目立っていた。
46川端、36坂口、34浅井の陰の活躍にもスポットを当てたい。
46川端は、ボールボーイ的なことや予備キャッチャーなどいつでも出場に備えていた。ギリギリで打席に回ってこなかったことが残念である。
36坂口は、忠実にスコアを記入し、時には的確な指示を出していた。代打は自らいかずに18秋元に「魂」を注入していた。
34浅井は、コーチャーで的確な声と敵チームに圧力をかけていた。練習試合から好調を維持しているだけに途中出場という形なのが残念だが、前回屈辱を味わった外野の守備にも積極的に挑戦中。内野の守備は天下一品なので、どんな場面からでも出場して活躍してほしい!

スタメンで出場している人は、ベンチスタートの人に恥じないような悔いのないプレーを心掛けてほしいです。これだけは守ってください!!

次回、ネッツ戦。最大にして最強の山場となります。
気合を入れていこう!

# 選手名
18 秋元諒介
12 後藤直樹
25 渡邊悟
7 小高達也
19 坂本亮太
11 柳沼大輔
46 川端直樹
5 長野宏
10 滝沢大樹
34 浅井龍介
6 齊藤竜也
8 高橋俊光
35 森田翔
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
18 秋元諒介 先発 1 DH 4 4 1 0 1 1 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
12 後藤直樹 先発 2 4 2 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0
25 渡邊悟 先発 3 4 3 2 0 2 2 1 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
7 小高達也 先発 4 4 4 1 0 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
19 坂本亮太 先発 5 4 4 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
11 柳沼大輔 先発 6 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0
46 川端直樹 守備 6 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
5 長野宏 先発 7 3 3 3 0 0 2 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
10 滝沢大樹 先発 8 2 2 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
34 浅井龍介 守備 8 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
6 齊藤竜也 先発 9 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
8 高橋俊光 代打 9 2 2 2 0 1 1 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
35 森田翔 先発 10 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

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# 選手名
10 滝沢大樹
35 森田翔
19 坂本亮太
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順
10 滝沢大樹 50/3 0 1 1 - - 3 0 4 1 0 0 0 1
35 森田翔 - 10/3 0 0 0 - - 0 0 1 0 0 0 0 2
19 坂本亮太 - 10/3 0 1 1 - - 3 0 1 0 0 0 0 3
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順

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