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公式戦

2017/5/23(火) 14:00〜

火曜日平日リーグ

チームロゴフューチャーズ
チームロゴネッツトヨタ東京野球部
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴフューチャーズ 1 0 1 0 1 0 2 5
チームロゴ ネッツトヨタ東… 3 0 4 0 0 0 7

HR

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ストップ!してしまった。
というよりかは惜敗のゲーム展開だった。
一応振り返っておくと、今季初の黒星とリーグ戦4戦目にして初の黒星と
なってしまった。しかし、そんな数字よりも、各々とにかく「悔しかった」
のではないだろうか。決して勝てない試合ではなかったのではないだろうかと思う。

そんな白熱したゲームがおこなわれたのは、浮間公園野球場。
過去1度訪れたこともある球場である。
「昭和60年に開通したJR埼京線の浮間舟渡駅前の水と緑、それが浮間公園です。この公園は、面積の約40%が浮間ヶ池ですが、池畔には公園のシンボルとして設置された風車が映え、多くの自然や緑に囲まれた運動施設もあり、各種遊び場からは子供達の歓声が聞こえてきます」だそうです。

過去1度使用した際は、今回と同じくネッツトヨタ東京を相手に1対12と惨敗を喫してしまったが、果たしてこの1年間でどこまで成長してきたのか??楽しみであった。

ここで過去(昨年)の試合を振り返ってみようと思う。
2016①ホーム:フューチャーズ0対17ネッツトヨタ東京野球部
       (チーム唯一の後藤1安打)
2016②ビジター:フューチャーズ1対12ネッツトヨタ東京野球部
        (渡邊1二塁打、長野1盗塁1得点)

2015年の新規参入から初戦以外はすべてが二桁失点とまったくと言っていいほど歯が立たず…。得点を見ても、2015年から1得点、3得点。2016年も0得点、1得点。4試合でたったの5得点では、「勝てる試合」に持ち込むのは難しい。
先発も、2015年は左腕22小川が2試合とも、2016年は右腕19坂本が2試合とも登板を果たしたが、相手の猛打とこちらのエラーが重なり『接戦』にすら持ち込むことができなかった。
打撃陣も、今回出場のメンバーの中で過去の試合でヒットを放ったことのある打者が22小川、12後藤、7小高の3人のみ。2017年はここで一本打って、一花咲かせるバッターは現れるのだろうか。

しかし、これまでと一味も二味も「成長」してきた現在のフューチャーズ。
上記の過去の結果は、試合をやってしまえば関係ない。むしろこちらは「チャレンジャー精神」で試合に挑める。さてさて、そろそろ試合を振り返っていこうと思う。

開幕から3戦連続でビジターゲームを切り抜け、勝利を積み重ねてきた勢いに乗るフューチャーズ軍団。前回のフューエルズ戦では、先制を許す苦しい展開も、5回に追いつき、6回に勝ち越して辛くも勝利を掴んだ。こんな展開はなかなかない中で、やはり『先制点』を大事に4戦目のネッツトヨタ東京戦を迎えたが、格上相手にはさらに重要感が増してくる。そんななかで、始まったこの大一番!

初回、是が非でも『先制点』を奪いたいところで、先頭バッターはアベレージヒッター22小川。この試合で、リーグ戦4戦中3戦目の1番先発出場となった!ヒットこそないものの、ヒットと同等の「出塁」でチームに大きく貢献している。ここまで2試合出場で3出塁5盗塁というのは目を見張るものがある。そんな22小川は、日差しもありラッキーな2塁打を放つ!今のチームにとって、このパターンは得点に結びつく。2番12後藤は、自分も生きるようなセーフティバントを試み、最高な形でつなぎ無死1・3塁のチャンスを作り出す。やはりこの1・2番は『超攻撃型』であることは間違いない!
ここで迎えるは、3番19坂本。リーグ戦に入り、打撃が上向きになってきている昨季の打撃3部門でタイトルを取っている巧打者は、目の色が違っていた。重いストレートをとらえるも、やや差し込まれ打球は浅いレフトフライで終わってしまう…。
無得点では終わりたくないフューチャーズ打線の「大黒柱」4番小高がきっちりと結果を出す。本人談ではアジャストした打球は、紙一重で打球はサードへ。このような「点が欲しい」場面で、しっかり点をはじき出すのが理想の4番である。さすがの一言に尽きる。あとは、徐々に打球が上がってくれば本人も納得がいく理想の打撃が戻ってくるはずである。
しかし、追加点は取ることができずに、この回は1点で終了。

迎えた1回裏。2年連続優勝を果たしている強豪を相手の初回立ち上がりは、先発19坂本もかなりの緊張とプレッシャーがあったのではないだろうか?
そんな緊迫したゲームの初回。先頭バッターにヒットを許してしまう。これでバッテリーの方が後手後手にまわってしまうかに思われたが、そこはマウンド経験豊富な19坂本。まったく焦るそぶりも見せずに、牽制の緩急を使って、ランナーをおびき出すことに成功する。この場面の牽制死は、試合を左右しかねない。素晴らしい牽制だった!
しかし、常勝軍団はこんなことでは微動だにしなかった…。2番打者以降、四死球が絡みランナーを二人背負ってしまう。決して逃げた投球ではなく、攻めていった結果の四死球なので仕方がない。しかし、このもらったチャンスを見逃さないのが常勝軍団の強い部分である。5番打者の放った打球は、左中間の奥深くをアーチがかかった。3ランホームランとなってしまい、あっという間に1対3と2点のビハインドになってしまう。
しかし、後続をきっちりと切って取り、この回はここで終了。

初回に点を取り合った両チーム。試合を落ちつけたいネッツと試合をかき回していきたいフューチャーズ。どちらに流れが向いていったのであろうか。
2回表は、前回のヒーローと言ってもいい6番8高橋から始まる打順も、三者凡退。
裏の守備も、立ち上がりとは見違えるほど投球に落ち着きが出てきた先発19坂本が、ピシャッと抑える。

試合が再び動き始めたのは、3回表裏だった。
3回表のフューチャーズの攻撃。先頭は、下位打順の9番34浅井からとなるが、「下位で好機演出し、上位で返す」という理想形をこの回に体現する。
先頭34浅井は内野ゴロで倒れたが、リーグ戦4戦連続の10番35森田が結果を出す。ヒットに値する四球を選ぶことに成功し、1死から出塁をする。そして、積極走塁で盗塁を試み1死2塁のチャンスとなった。ここで迎えるは『超攻撃的』1・2番。1番22小川は、惜しくも凡退も、好調2番12後藤は、センターオーバー「あわやホームラン」のフェンス直撃の大飛球が飛び出す!!本人談では、あと何歳か若かったらフェンスオーバーだったかも…だそうです!しかし、この一打で34森田が生還。2対3の1点差に迫った。

3回裏。2回から徐々に自分のピッチングを取り戻してきた19坂本VS追加点が欲しいネッツ打線。打順は2順目に入り、相手打者も目が慣れてきたように思えた。不運なヒットなども重なりまたしてもランナーが溜まっていく…。ランナーが二人で相手バッターは4番打者を迎える。裏をかいた投球を見せ、簡単に2ストライクに追い込む。
「構えはインコース。投げ切った!抑えた!」と思った瞬間。レフトポール際へ打球が飛ぶ。打球は切れずにレフトスタンドへ消えていく。一気に2対6となってしまった。ここで、先発19坂本はマウンドを譲ることになる。構えたところに投げ切ったにも関わらず、打球をフェンスオーバーさせる相手打者に脱帽であるとともに、配球を悔やみたい。19坂本は終始ナイスピッチングだったので胸を張っていいと思う。
この回、さらにエラーが重なり、1点を追加されてしまい2対7と5点ビハインド。しかし、まだ諦めるには早い。

4回表。先頭の5番14長野(裕)は、粘って死球で出塁。当然のごとく盗塁にも成功し、チャンスを演出!かに思えたが…、捕球ミスがおこっている間に3塁へ進塁を試みて、走塁死となってしまった。積極的なプレーなのでこればかりは仕方ない。しかし、フューチャーズに流れを持ってきたい場面で、「流れ」は作れなかった。
結果的に三者凡退にて終了。

4回裏。3回途中からリリーフ登板となった10滝沢は、冷静に好リリーフを見せる。ストライクゾーンの幅を広く使い、丁寧に左右に投げ分ける投球で無失点に抑えて見せる。この気合の投球は、試合の「流れ」を強引にこちらへ持ってくることになった。

5回表、先頭は前回フューエルズ戦で3安打(猛打賞)と打撃が上向いている8番5長野(宏)が打席へ。なんとか下位打線で出塁してかき回すことが、この試合のキーポイントだと考えていたので、コンパクトに振り抜き内野安打を放つ。そして、ヒットとセットでついてくる盗塁にも成功してこの回もチャンス拡大。無死2塁で9番34浅井。こちらも大振りはせずに、コンパクトな打撃でタイムリー2塁打を放つ!これで3対7。
なおもランナーが溜まり、10番35森田は、2打席連続で四球を選んで無死1・2塁。見事、下位打線3人で結果を出して見せた。しかし、ここで隙を見せないのが常勝チームネッツ、フューチャーズの反撃もここまで。1~3番まで凡退に終わる。

リリーフの10滝沢は、5・6回も三振こそ少ないものの、打ち取る投球を披露した。4回から0をイニング続ける。

6回表も、5番14長野(裕)が四球と二盗・三盗、7番10滝沢が死球でまたしても得点圏にランナーが溜まった状態で、8番5長野を迎える。
ここも相手投手が踏ん張る。あと一本が出ず、無得点で終了してしまう。

2回の攻撃での三者凡退以降、3~6回の4イニング連続で得点圏にランナーを置く状態が続き、その4イニングでの得点はわずか2得点。あと一本のところで惜しい攻撃が続いていた。
そんな中で迎えた7回表。相手投手が交代し、流れも変える最後のチャンスとなった。1死で回ってきた10番35森田は、なんと1球も振らずに粘った?結果、3打席連続四球を選んだ。強いチームを相手にする時は、①ボール球は降らない、②どんな形でも出塁が大事という意味では35森田は、意味のある結果を残したのではないか。
この流れをスムーズに中軸打線につなぐのが、強打の1・2番コンビ。
1番22小川は軽々とレフト前にヒットを放ち、1死1・2塁、2番12後藤はしっかりと四球を選んで満塁のチャンス。ここで、ある意味開き直って打席に入った19坂本は、直球を弾き返してレフトへのタイムリー!これで4対7。さらなるチャンスで4番7小高は、内野ゴロにて凡退もきっちり打点を挙げて5対7。しかし、反撃もここまで。
善戦したゲームとはなったが、結果的に5対7でゲームセット。

これで対ネッツトヨタ東京戦、通算0勝5敗となってしまった。しかし、今までのゲームとは明らかに違い、対等に戦えるようにはなってきたと思う。
次戦は8月、ホームで迎える戦いとなるが、そこで更なる進化を遂げた姿を発揮していければと思う。

負けてしまったので輝きプレーヤーを挙げることはないが、最近のゲームの好調の原因となっているのは間違いなく12後藤であろう。リーグ戦3戦連続2番に座り、12打席で9出塁と驚異の数字をたたき出している。その間、6打数3安打の打率5割。2015年は主に3番打者としてポイントゲッターを担って、その年に出塁率.565で最高出塁率のタイトルを獲得。2016年は大けがを負ってしまい出場減にとどまったが、今年は、キャプテン長野策略のもと、「恐怖の2番打者」として再ブレーク。
この打順での定着・活躍が今後のフューチャーズの『未来』がかかっているに違いない!逆にそんな好調な打者を脅かすようなプレーヤーが出てくることも期待している!

最後に、前回と同じ文章にはなってしまいますが、
スタメンで出場している人は、ベンチスタートの人に恥じないような悔いのないプレーを心掛けてほしいです。これだけは守ってください!!

次戦は、ピストンズ戦。
これまでに1勝も挙げたこともない相手となるが、今年の「フューチャーズの快進撃」はこんなところでは終わらない…。

# 選手名
22 小川翼
12 後藤直樹
19 坂本亮太
7 小高達也
14 長野裕介
8 高橋俊光
66 関根大輝
10 滝沢大樹
46 川端直樹
5 長野宏
34 浅井龍介
35 森田翔
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
22 小川翼 先発 1 4 4 2 0 0 2 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
12 後藤直樹 先発 2 4 3 2 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
19 坂本亮太 先発 3 4 4 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0
7 小高達也 先発 4 4 4 0 0 2 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
14 長野裕介 先発 5 DH 4 2 0 0 0 0 3 0 0 0 0 1 2 0 0 0 0 0 0 0
8 高橋俊光 先発 6 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
66 関根大輝 代打 6 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
10 滝沢大樹 守備 7 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
46 川端直樹 先発 7 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
5 長野宏 先発 8 3 3 1 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
34 浅井龍介 先発 9 3 3 1 0 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
35 森田翔 先発 10 3 0 0 0 0 2 1 0 0 0 0 0 3 0 0 0 0 0 0 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

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# 選手名
19 坂本亮太
10 滝沢大樹
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順
19 坂本亮太 21/3 0 6 3 - - 4 2 2 2 0 0 0 1
10 滝沢大樹 - 32/3 0 1 0 - - 4 0 3 0 0 0 0 2
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

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