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公式戦

2017/6/6(火) 10:00〜

火曜日平日リーグ

チームロゴフューチャーズ

勝ち

11-2

所沢総合運動場 野球場

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴフューチャーズ 3 0 0 0 6 0 2 11
チームロゴ PISTONS 0 0 0 0 0 0 2 2
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またしてもワンダホーな試合をやってのけた!
試合展開やチームの雰囲気などどれをとっても終始テンションの高いゲームを
することができたのではないだろうか?
前試合のネッツトヨタ東京戦の敗戦をまったく引きずることなく、
試合前の練習からみんなの目の色は違っていた!「自分はチームが勝つ為にどうすれば良いのだろう?」と考えながら、それぞれがゲームに入っていたと思う。

そんな雰囲気を作り出したのも、チームとして2度目の使用となる球場「所沢総合運動場」が相性が良かったのもあるのではないだろうか。「所沢市総合運動場は、埼玉県所沢市の中心部に近い並木5丁目にある運動施設です。施設内には、夜間照明設備の整ったサンドグラスコートのテニス場が4面、同じく夜間照明設備が整った両翼91mセンター105mの広さを誇る野球兼ソフトボール場が1面、そして所沢市民体育館と充実したスポーツ施設が揃っています。」だそうです。しっかりと外野には芝も生えており、フェンスもあり、ファールゾーンが広いといった印象。ベンチも日差しを避けることができ、夏場にはもってこいだと思う。
この球場は、昨年ピストンズと対戦して敗戦しているが、そこまで悪い印象はないとメンバーは口にしていた。ちなみに自分は入院していたので初めての出場となる。

ここで過去(昨年)の試合を振り返っていこうと思う。
2016①ビジター:フューチャーズ0対4ピストンズ
        (19坂本好投も完封負け)
2016②ホーム:フューチャーズ5対6ピストンズ
       (19坂本2安打1打点)

一昨年、昨年と苦杯を舐めさせられている相手に対して、どのように勝利を手繰り寄せることができるのか考えて考えて編み出したのが『勝利の方程式』だった。
昨年は、ピストンズ戦も含めて先制をしても試合の終盤にひっくり返される展開がとても多かった。その原因は、特に継投を決めずに、柔軟にやろうとしすぎた為、逆に先発投手を試合終盤まで引っ張りすぎた結果が敗戦の引き金となった。と推測していた。
そこで、今年生み出したのがあらかじめおおよその継投を決めておく『勝利の方程式』であった。結果を見ても明らかだが、今のところ、しっかりと結果として表れている!この後のシーズンもあらゆる「手段」をどんどん考えていこうと思う。
話を戻すと、通算0勝4敗の「苦手」ピストンズに対して2017年の戦い方が整ってきたフューチャーズは、どのような試合展開をすることができたのだろうか?楽しみである。

さて、試合を振り返っていこうと思う。
開幕してから3連勝、先日ネッツトヨタ東京には負けたが4試合を終えて3勝1敗と過去2年ではありえない成績を残している。4月は首位ターン、5月も勝ち点では同率で得失点差で3位通過と今のところはとても良い滑り出しといったところであろう。
その原動力はいくつもあるが、随所に『原動力』も一緒に振り返っていこうと思う。

開幕から5試合連続ビジターゲームのフューチャーズは、またしても表の攻撃となる。初回、いきなり『原動力その①』が見られる。それは、みんなもご存じの通り、「超攻撃的1・2番」である。毎回戦評でも紹介している超攻撃的1・2番は、俊足巧打の左バッター22小川と高い選球眼とパンチ力を兼ね備えた12後藤である。そこに、好不調の波は大きいが打ち出すと止まらないムードメーカー18秋元が絡んでくる日もある。
この日は、1番22小川・2番12後藤。1番22小川は、前回のネッツ戦でマルチ安打を放ち、登り調子。この試合は、小川自身始めてのピストンズ戦で粘りを見せるも凡退に倒れる。しかし、必ずどちらかが出塁するのが今の2人のコンビネーションである。すかさず、2番の12後藤が当たり前のように結果を出す!結果が求められる上位打線の重圧はまったくもろともせず、綺麗に振り抜いた打球はセンターオーバーの2塁打を放つ!こうなるとチームに勢いがつく。現在、OPSは驚異の1.000越え、打撃部門総なめが続いている25渡邊が定位置3番で打席へ。ここまで連勝記録を伸ばしたり、大幅なチーム防御率改善をもたらしたのも25渡邊の貢献は大きいのではないか。そんな気分が乗っているであろう1打席目は、初顔合わせをまったく気にせずに、軸を残して振り抜いた打球は、軽々とレフトを越していく!タイムリースリーベースヒットでいきなりこの試合も結果を出して見せる。
3塁にランナーがいる中で4番7小高も、タイミングを崩されながらも意地でも転がす!どんな形でもランナーを返す「4番の仕事」をしっかり果たした。初回から打者4人で2得点。しかし、まだここでは終わらない。先発投手の6番10滝沢は、自分を楽にする久しぶりに気持ちいいヒットはタイムリーとなり、3点目を挙げる。
最高と言っても良い形で、初回を終えて、1回裏を迎える。

先発はリーグ戦5戦目にして3度目の先発となる10滝沢。
昨シーズン終盤から成長著しい右腕は、リーグ戦のなかでも成長を遂げている。どんな場面でも心を乱さずに投げ込んでくる「コントロール」は目を見張るものがある。

1回裏、先発の10滝沢は、立ち上がりで多少制球は乱れていたものの、緩急をうまく使い打者を翻弄する。キャッチャー25渡邊は、ブルペンでの投球の段階でその日の調子・コントロール・変化球など見極めている。だからこそ、初回から自信を持って配球を考えられるのである。
そこへ投げ切る10滝沢とお互いのコンビネーションも抜群である。

2回表、下位打線ということもあり違った攻め方をしていきたかった所ではあったが、簡単に三者凡退で終了する。
その裏、負けじと10滝沢は無失点に切って取る。戦評に書くことがなくなるくらい2回~5回まではきっちりと抑えて見せる。素晴らしい。

3回表、3対0と3点リードの有利な展開を作り、多少安堵してしまったのであろうか。1番22小川から始まる好打順も2インニング連続で三者凡退に倒れてしまう。
ちなみに、過去のピストンズ戦、2015年ビジターでは5対1のリードから逆転負け。2015年ホームでは、シーソーゲームの展開で6対5のリードから逆転負け。これを踏まえて、この時点での3点リードはまったくをもってセーフティーリードとは言えないのがわかる。

2~5回まできっちりと無失点で抑えきった先発10滝沢。
キーポイントとなったのは、3番バッターとの勝負だったのではないか。25渡邊の決死のリードも少し力みが入り逆球が続いた。しかし、「腕を振り抜くこと」は忘れず投げていたので球威で勝ったという形になった。

4回表、初回の一挙3点から一転、三者凡退が続き大事なイニングとなってきたが、果たしてどうだったのだろうか。
打順は4番7小高から。好不調がなく広角に打ち分ける打撃が持ち味の7小高だが、前試合から含めて、この試合の1打席目まで5打席連続内野ゴロで凡退していた。フラストレーションがたまっていたであろうこの打席は、落ち着いてバッティングセンターでの練習を思い出し、強い打球をレフトへ運んだ。待望のノーアウトのランナーだったが、5番19坂本も同じような弾丸の打球を相手サードが好捕し凡退に倒れる。その後、19坂本は二盗・三盗に成功してチャンスを広げるも、後続は倒れてしまう。

5回表、円陣を組んで狙い球・攻め方を再確認したフューチャーズは、8番6齊藤からの打順。6齊藤は、リーグ戦の対フューエルズ戦では、1打席で屈辱の交代を味わう。しかし、この日の2打席目でこの試合で一番のターニングポイントとなる結果を出す!しっかりと自分のスイングをした打球は内野安打となる。ここで、「代打」にはもったいないくらいのこの日の「代打の神様」が登場。10柳沼が打席へ。手にマメをつくるほど打撃練習を重ねていた代打の神様は、6齊藤に続き連続内野安打を放ち打点を挙げる!
ここからチームは堰を切ったように猛打を見せる!ランナーを置いた状態で1番22小川は、片手一本でライトへのタイムリーを放って5対0。2番12後藤も、この日2本目の長打となるセンターを越すタイムリーツーベースで6対0。3番25渡邊も、この日2本目となるスリーベースヒットを今度はライトへ運び打点を挙げる(7対0)。4番7小高は、センター前へポトリとタイムリー!
1番~4番まで4者連続タイムリーとなった。まさに今年のフューチャーズを象徴するかのような猛攻で8対0としたがまだ終わらない。7番5長野が今年のリーグ戦初打点を挙げて9対0。右往左往していた流れが完全にフューチャーズに渡った。

点を取ってもらった直後の5回裏。先発10滝沢はまったく危なげなく無失点に抑えた。5回を投げて、被安打1・奪三振5の無失点。なんといっても、今回も四死球が0というのは素晴らしい。リーグ戦に入り、与えた四死球がわずか1個というのは並大抵のピッチャーでは成し遂げられないと思う。

6回裏。この回からは、22小川がマウンドへ。
実に2月の練習試合以来となる登板に多少緊張気味ではあったが、6・7回の2イニングを投げた。7回こそ四球が重なりランナーを置いた場面で痛打されたが、2回を被安打1・奪三振2・四死球2で抑えた。
今後、必ず投手戦力として活躍が必要な左腕エースは、少しずつ調子を取り戻しつつある。

そして、9対0で迎えた7回表。勢いのあるチームにはまだまだ余力がある!
4番7小高から始まる打順。すでに2安打2打点を挙げているパワーヒッターは、自分のスイングを見失わずに振り抜いた!レフトへ大きく大~きく伸びた打球は、スタンドを軽々と越えていった。
4番7小高に待望の今季第一号を柵越えホームランで決めた!エクセレント!
これでホームランダービートップタイに躍り出た。
10対0からさらに6齊藤のタイムリーツーベースでダメ押し。

試合終了。11対2で完勝と言っても過言ではない。本当にナイスゲームだったと思う。一時は試合がこう着状態になるも、追加点を先に奪うことができたのは大きかったと思う。
2年以上かけてピストンズに初勝利を挙げることができ、これで対ピストンズの2015年からの成績を1勝4敗とした。しかし、まだまだこれから勝利を重ねていけるように頑張っていきたい。

この日の輝きプレーヤーは、色んな人に当てたいが、7小高・6齊藤に当てたい。4番に座った7小高は、リーグ戦5試合連続(全試合)・練習試合を含めたら8試合連続の4番スタメンである。誰しもが認める『大黒柱』は、常に4番の重責を背負いながら、その期待以上の働きを示していた。毎打席得点圏にランナーがいる場面で、貴重な打点を挙げてきた。
この試合も、上記の通り柵越えホームランを含む3安打3打点の大活躍を見せた。特にヒットを打った打席より、1打席目の3塁にランナーがいる場面を振り返りたい。タイミングを外され追い込まれながらも、執念でなんとかボールに当てて得点を挙げた。こういう得点の仕方は大きい。

続いて、6齊藤はこの試合を決めた張本人である。
是が非でも追加点が欲しい場面で放った魂の内野安打、最終回ダメ押しとなるタイムリーツーベースなど2安打1打点1盗塁を記録した。これで得意のピストンズに対して、通算12打数5安打4盗塁とし、OPS1.000を越した。次回のアマティアス戦も得意としている為、猛打に期待したい!

最後に、スタメンに名を連ねる人は必ずベンチスタートの人に『感謝の気持ち』を持ってプレーしてください。

6月所沢2連戦の2試合目は、アマティアス戦。
ここからまた連勝をしていこう!!

# 選手名
22 小川翼
12 後藤直樹
25 渡邊悟
7 小高達也
19 坂本亮太
10 滝沢大樹
5 長野宏
6 齊藤竜也
11 柳沼大輔
36 坂口司
35 森田翔
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
22 小川翼 先発 1 4 4 1 0 1 0 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
12 後藤直樹 先発 2 4 4 2 0 1 0 0 2 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
25 渡邊悟 先発 3 4 4 2 0 2 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
7 小高達也 先発 4 4 4 3 1 3 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0
19 坂本亮太 先発 5 4 4 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
10 滝沢大樹 先発 6 4 3 1 0 1 0 1 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
5 長野宏 先発 7 4 4 2 0 1 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
6 齊藤竜也 先発 8 4 4 2 0 1 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
11 柳沼大輔 代打 9 DH 2 1 1 0 1 0 1 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
36 坂口司 先発 9 DH 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
35 森田翔 先発 10 3 3 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

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# 選手名
10 滝沢大樹
22 小川翼
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順
10 滝沢大樹 50/3 0 0 0 - - 1 0 3 0 0 0 0 1
22 小川翼 - 20/3 0 2 0 - - 1 0 2 2 0 0 0 2
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

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