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公式戦

2017/6/27(火) 10:00〜

火曜日平日リーグ

チームロゴインフィニティ
チームロゴフューチャーズ
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴ インフィ… 1 0 0 1 0 0 2
チームロゴ フューチ… 0 3 1 8 1 13

森田翔

S

-

HR

-

コメント

「できすぎ!!である!」出木杉くんだ!笑
こんなしょうもないギャグが繰り出すほどナイスゲームをやってのけた。
声だしハイテンションメンバーが少ない中で、大人の野球で勝負をするのかと思いきや、ゲームに入った途端にハイテンションな雰囲気を作ることに成功した!
ここ最近、チームとしての『雰囲気』づくりがとてもうまくなったと思う。
思い起こしてみれば、ここ2戦は天と地を味わったフューチャーズだった。5月のネッツトヨタ戦には先制するも5対7とスコア以上の惜敗を喫し、6月のピストンズ戦では、打ちも打ったり14安打11得点の大勝。
このインフィニティとの一戦は、「大事な前半戦の総仕上げ」と位置付けて臨んだゲームであった。

リーグ戦6戦目にして今季初のホーム戦となったこの試合の場所は、伊奈町記念公園野球場。過去何試合もの激闘を繰り広げたこの球場は、激闘のイメージとともに「雨がよく降る」イメージも強いと思うメンバーも多いのではないだろうか?
「伊奈町記念公園は、昭和48年に開園されました。現在はバラを始めとする季節の花が咲き乱れる花園や、さまざまなスポーツ・レクリエーション施設があり、子どもからおとしよりまで楽しめます。仲間どうしで野球やテニスをしたり、子どもたちが野外でのびのび遊べる大砂場、キャンプ場などの施設がいっぱい。
また、ゆったりとした園路が園内を巡るように設置されていますので、公園をながめながら、散歩もできます。
そのほか、いろいろなレクリエーションに対応できる多目的広場や水遊びができる水辺の広場などもありますので、1日中楽しめます。
天気のいい日は、家族や友達と一緒にのんびりと過ごしましょう。」だそうです。
ちなみに、このグランドでの昨年のリーグ戦は1敗1分。その1引き分けが今回対戦するインフィニティである。その試合も激闘となったが振り返るのはこの後にしよう。

ここで過去(昨年)の試合を振り返っていこうと思う。
2016①ビジター:フューチャーズ1対9インフィニティ
        (先発35森田5回2失点自責点なし、小高1安打1打点)
2016②ホーム:フューチャーズ7対7インフィニティ
       (代打66関根同点タイムリー含む2安打1打点)

インフィニティとは、昨年まで3敗1分といまだ1勝すらできていなかった間違いなく格上チーム。それを相手にどのように戦うか…。ここで今年生み出したのが『勝利の方程式』というのは前回のピストンズ戦の戦評で記した通りであるので読んでおいてほしい。
インフィニティとは昨年の試合の中で「勝利へのポイント」をそれぞれのメンバーが見出していたのではないか。それはシンプルに「簡単なミスをしない」「流れを渡さない」ではないか。昨年、序盤に4点を先制しながらも得点直後に流れを手渡し、簡単に試合をひっくり返されてしまった。しかし、ここで諦めずに試合終盤に自分たちに「流れ」を手繰り寄せた。一時、4対7の劣勢を最終回の土俵際から同点まで追いつくことに成功する。これが勝利へのポイントである。
その予想は、見事に的中した形になった。

さて、試合を振り返ってみようと思う。
ここまでリーグ戦5試合を終えて4勝1敗と、すでにリーグ戦過去最高4勝に追いつくことには成功している。しかし、戦力が整ったなかで、いまだ1勝もしていないインフィニティに勝つということは大きな成長を意味する。

前回に「原動力その①」を語ったが、今回は『原動力その②』を考えていきたいと思う。それは、「戦力の厚さ」ではないだろうか。スタメンに名を連ねたメンバーは、ベンチに控えるメンバーの分もしっかりと自分の力に変えて成果をだし、ベンチに控えるメンバーは、腐ることなくコーチャーやボール拾いなどのチームプレイに徹して、自分の出番を待っている。
特に先に知らされている出番があるスタメンと違い、いつどんな時にどんな形のプレーをしなければならないか不明確な控えメンバーは、その「対応力」は素晴らしいと思う。
ここまでも、その活躍は随所にでていた。開幕戦のハイディーズ戦では、顔面に死球を受けた34浅井に代わり、急遽ピンチランナーから出場した27若山の冷静な走塁などの活躍。フューエルズ戦では、リードされている中の試合中盤、苦渋の決断で副キャプテン6齊藤にピンチヒッター8高橋を送り、リーグ戦初打席ながら同点タイムリーを放った。そして、ネッツトヨタ東京戦では、仕事後の途中合流となった10滝沢が3回途中から流れを止める好リリーフをして見せた。
などなど…ほかにも1試合に何度も見受けられる控え選手の活躍。
スタメンで出場するメンバーは、「感謝の気持ち」を忘れないで毎回試合に挑んで欲しいと思う。

今季初のホームで迎えた初回、守備からリズムを作っていきたいフューチャーズは、35森田が満を持して先発登板を果たした。緊張とは無縁の男に見えたが、この日の35森田は珍しく緊張していたように見受けられた。初回はその緊張感がメンバーにも乗り移ってしまった。上位打線に粘られヒットで出塁を許した直後、果敢な盗塁に慌てた守備陣はエラーが重なってしまい、先制を許してしまう。一度も勝ったことのない相手だけに先制は許したくなかったが、後ろを向くものは一人もいなかった。

1回裏、0対1とリードを許して迎えたこの回は、どう序盤で追いつくかがポイントになっていたなかで1番19坂本が打席へ立つ。19坂本は、「起爆剤」となってほしいということで初の1番起用となった!そんな初打席は、凡退に終わるが、このあとの打席で猛打爆発となるのはあとで語ろう。
ここで迎えるは、楽天の恐怖の2番打者「ペゲーロ」にあやかり「ゴゲーロ」こと12後藤が2番打者としてチームでも毎回活躍しているが、この打席も四球を選ぶ。3番25渡邊も高い選球眼でなんなく連続四球を選ぶ。2死1・2塁のチャンスを演出すると、得点圏で4番7小高に打順が回る。自身が先頭バッターを除くと、実に3試合前から9打席連続の得点圏の打席となる。結果は、三振に倒れてしまうが毎回毎回得点圏で4番に回せることは良い流れではないか。

2回表、先発35森田の立ち上がりがこの試合のポイントになる所で、35森田は、落ち着いた投球を見せてしっかり立ち直りを見せることができた。次の得点をどちらのチームが挙げるか?!

1点ビハインドで迎えた2回裏、フューチャーズは6番46川端からの打順。46川端は、フューエルズ戦で守備で途中出場、ネッツトヨタ戦では7番スタメンで2打席と様々な局面で活躍しているが、今季リーグ戦初安打が欲しいところである。ファーストストライクから自分のスイングができる点で全員が
見習わなければならない。結果的には、相手が一枚上手に三振を奪う。リーグ戦で7番出場3試合目となる5長野は、「自分からチャンスを作り出す」ことに自信を持ち始めている(リーグ戦でイニング先頭出塁を6回記録)。ここでも1死から差し込まれながらもライト前へポトリとしぶとくヒットを放つ。8番は今季リーグ戦初出場となる44田嶌。その44田嶌は、5長野が盗塁をするのを待ってから、器用にライト前へ打球を運んで1・3塁のチャンスを演出する。9番はこちらもいぶし銀の活躍が目立つ34浅井。しっかりと走者を返すバッティングをして同点タイムリーとなる。この同点で終わらせないのが今の好調フューチャーズ打線である。「起爆剤」と期待して送り出した19坂本が、相手エラーを誘い打点を稼ぎ、さっそく結果を残す。2回終了時点で3対1と2点リードに変わり、先発35森田がさらにギアを上げる。

3回表、下位打順で次のイニングを楽に迎えるためにも、35森田は丁寧にコーナーをついて無失点で抑える。

3回裏、昨年の4点リードからひっくり返されたことを考えると2点のリードはまったくセーフティリードとは言えないのは全員が理解していた。だからこそ、休む間もなく追加点を取っていく必要があった。打順は3番25渡邊。やはりオーラが違うのだろう、相手ピッチャーは委縮し軽々と死球を奪って出塁する。4番7小高も、つなぎの打撃に徹して全力疾走内野安打をマーク。6番46川端も四球で繋ぎ、満塁の大チャンスとなる。ここで、7番5長野は、「最低限の仕事」と言われる犠牲フライを放ち、さらに追加点を挙げる。

4回表、再び相手上位打線が35森田に襲い掛かる。というより、どちらかというと守備陣に襲い掛かる。初回同様、走者の好走塁に焦りエラーが重なる。普段通りのプレーをすれば「防げる失点」というのを2度起こしてしまったことは今後の反省点である。試合は、4対2と紙一重のリードのままである。

この試合のポイントとなったのは4回裏。打順は、すでに1打席目にヒットを放っている44田嶌から。制球が甘くなってきた相手先発の直球を狙い打ち、ライト線へスタンディングダブルを放つ。これを皮切りに打線がさらに活気づく!!9番34浅井もコンパクトな打撃でこちらも2打席連続ヒットを放つ。10番35森田は、得意の四球で繋いで、「ここで回ってくるか」と思うくらいの場面で1番19坂本に回ってくる。「とにかく強く振る」と心がけて振り抜いた打球は、ライトへぐんぐん伸びていく。期待に応えるライトオーバーの2点タイムリーツーベースを放った。さらに、4番小高は相手エラーで1得点。ついに5番「55」星野が火を噴く!ミート重視の打撃に切り替えて打った打球は、なんと片手で軽々とレフトオーバーの2点タイムリーツーベースとなる!その後も、攻撃の手を緩めずに得点を重ねていき、この回一挙8点を挙げる!4イニングで12得点を奪うことで完全に主導権を握った。

5回表。シトシトと霧雨が降る中で、乱すことなく4回まで投げ切っていた35森田は、久しぶりの先発で疲れがでてくるかと思いきや、5回も無難に投げ切った。5回被安打2・失点2(自責0)は十分本人も納得いく投球ではなかったのだろうか。

5回裏、またしても1番19坂本が出塁して作り出したチャンスを、5番55星野が、これまた箒で払ったようなミートバッティングがワンバウンドでフェンスを越して、エンタイトルツーベースとなった。

6回表、66関根がレフト、この日体験の29中村がライト・42渋谷がファーストに入る。最終1イニングを任された19坂本がマウンドへ。フューエルズ戦以来となる中継ぎ登板もなんのその、すいすいと自分の投球をしてシャットアウト。

「前半戦の総決算」と位置付けて戦いに挑んだ大一番。終わってみれば13対2という勝利を飾ることができた。この勝利は、今後のリーグ戦を戦い抜くためにも大きな1勝となったに違いない。
2015年参戦以降、対インフィニティが3敗1分の成績から1勝3敗1分となった。しかし、まだまだ借りを返していくつもりである。ビジターゲームでも自信を持って同じような野球をやろう。

この日の輝きプレーヤーは、この試合がリーグ戦初出場となった44田嶌にスポットを当てたい。8番ショートで出場したこの試合では、2打数2安打1盗塁と大活躍!44田嶌がピカイチの守備力を誇っていることは、みんなが周知だと思うが、この試合はターニングポイントとなる場面でことごとくヒットを放った。1打席目は、打球方向を考えたつなぎのバッティング。2打席目は、自らが起点となって出塁を果たした。今季の出場3試合の打率は驚異の.714。今後もどんなポジション・どんな打順でも活躍してくれるに違いない!!

最後に、スタメンに名を連ねる人は必ずベンチスタートの人に『感謝の気持ち』を持ってプレーしてください。

これで、ちょうど折り返しのリーグ戦6試合終了。6月終了時点で5勝1敗。見事に首位ターンとなった。後半戦は、ホームが多くなり「地の利」もしっかり生かしてこのまま勢いに乗っていきたい!

# 選手名
19 坂本亮太
12 後藤直樹
25 渡邊悟
7 小高達也
942 渋谷勇士(…
55 星野智也
46 川端直樹
29 中村新
4 中田一也
5 長野宏
44 田嶌大華
34 浅井龍介
35 森田翔
66 関根大輝
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
19 坂本亮太 先発 1 4 4 2 0 4 2 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0
12 後藤直樹 先発 2 4 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0
25 渡邊悟 先発 3 4 1 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 3 0 0 0 0 0 0 0
7 小高達也 先発 4 4 4 1 0 1 1 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0 0
942 渋谷勇士(… 守備 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
55 星野智也 先発 5 DH 4 4 2 0 3 1 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
46 川端直樹 先発 6 3 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0
29 中村新 守備 6 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
4 中田一也 代打 6 - 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
5 長野宏 先発 7 4 2 1 0 1 2 2 0 0 0 0 0 1 0 0 1 0 0 0 0
44 田嶌大華 先発 8 3 2 2 0 0 2 1 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
34 浅井龍介 先発 9 3 2 2 0 1 2 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
35 森田翔 先発 10 3 2 0 0 0 1 0 0 0 0 0 2 1 0 0 0 0 0 0 0
66 関根大輝 守備 10 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

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# 選手名
35 森田翔
19 坂本亮太
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順
35 森田翔 50/3 0 2 0 - - 2 0 3 2 0 0 0 1
19 坂本亮太 - 10/3 0 0 0 - - 1 0 1 0 0 0 0 2
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

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