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公式戦

2017/7/18(火) 9:15〜

火曜日平日リーグ

チームロゴホンダカーズ埼玉
チームロゴフューチャーズ
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴ ホンダカ… 1 0 0 0 1 0 0 2
チームロゴ フューチ… 0 0 0 0 0 0 0 0

HR

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久しぶりの惨敗。チャンスを見出すことができずに、無得点で試合終了してしまった。リーグ戦も折り返しを迎え、後半戦の良いスタートを切りたかったところであるが、打線が湿ることもたまにはあるだろう。仕方ない。

そんなことよりも、指摘しなければならない点は、「時間に遅れず集まること」ができなかったことである。その時点で負けだったのかもしれない…。「自分くらいなら大丈夫」「すぐにアップが仕上がるから遅れてもいい」などという考えがある人がいたら、その考えは改めてほしいと思う。今回は、急遽時間が変更になったこともあったが、それは1週間前から告知していたので言い訳にはならない。
対して、相手チームはしっかりと時間に集合し、黙々とアップをしていた。前回フューチャーズを相手に完封負けを喫していたものあると思うが、「今回は勝ってやろう」という気持ちがあったと思う。つまり、試合をやる前から勝負は決していたのかもしれない。
うちのチームは、足元から今一度見直す必要があるのかもしれない。

この試合の使用球場は、ホームグラウンド「伊奈町記念公園野球場」。今年も前回のインフィニティ戦では、13対2と大勝を収めている。この球場の通算成績は、8試合で3勝4敗1分け。ここ4試合は負けなしの3連勝中といったところである。ホームグラウンドとして、絶対的な得意球場にしていき、どんどん勝利を重ねていきたいところである。
最近のこの球場のイメージは、『雨がよく降る』『ホームランがよく出る』というイメージがある。まさか、このイメージが現実に起きてしまうとは…。

ここで、過去の試合を振り返っていこうと思う。
2016①ホーム:フューチャーズ1対4ATルーキーズ
       (小高 柵越えホームラン、坂本7回完投)
2016②ビジター:フューチャーズ3対8ATルーキーズ
        (伊吹2安打1得点、滝沢2回無失点)

今年はというと
2017①ビジター:フューチャーズ7対0ホンダカーズ埼玉
     (19坂本2安打1打点、14長野裕1安打3盗塁、3投手完封リレー)

ホンダカーズ埼玉とは、過去3年間で通算1勝4敗。昨年までは、勝機を見出すことすら厳しい展開が多かったが、今年は「猛打の打線」と「勝利の方程式」を擁して、ビジターゲームなど関係なく7対0の完封勝利を飾った。
組織的な野球で相手チームに襲い掛かってくることを得意とする強豪だけに、自分たちの野球を徹底してやらないと、すぐに「流れ」をもっていかれてしまう。
ホンダカーズ埼玉とはほかのリーグ戦とは違い、序盤から得点が入らない引き締まった好ゲームが多く見受けられる。その為、試合のキーポイントは、「序盤の試合展開」だと思う。果たして、このポイントをおさえることができたのはどちらのチームだったのだろうか。

さて、試合を振り返っていこうと思う。
ここまでリーグ戦6試合を終えて5勝1敗ということで、リーグ戦半分でかなりの貯金をすることをできた。しかし、リーグ戦後半、ここからが本当の意味での『勝負所』になってくるはずである。まずは、ホンダカーズ埼玉戦。今季1勝しているだけに星を五分にしたくないところである。

前回からチーム好調の原動力を分析してきたが、『原動力その③』を考えていく。それは、毎回のように説明してきた「勝利の方程式」である。なぜ勝利の方程式ができたかの経緯や理由は2017年のそれぞれの試合の戦評をご覧になってもらえればわかる。ので、読んでほしい。
ここでは、現在の「勝利の方程式」の成果を見ていく。まずはこの人、堂々たる投球でチームを支える投手陣の支柱-19坂本。昨年は、チーム打撃陣の不調もあり、好投報われずにわずか1勝にとどまるも、その「タフさ」「一級品の変化球」を駆使して、今季はすでに2勝(1敗1セーブ)・防御率1.91をマークしている(この試合も含める)。リーグ戦でも格上相手に2試合に先発し、1勝(1敗)の成績を挙げている。苦しい時を知っているだけに、勝利の味に飢えている右腕は今後も勝利を重ねていくことに期待している!
次はこの人。チームの命運を握っていると言っても過言ではない投手ー10滝沢。昨年の後半から彗星のごとく現れた変則右腕は、昨季6試合登板で防御率2.23でうれしいタイトルを獲得する。なんといっても、この投手は、「四死球が少ない」のが強みではないかと思う。今季もすでに4勝、リーグ戦でも4試合に先発して、3勝(1敗)と大車輪の活躍を見せている。今後の更なる飛躍に大いに期待していきたい。
最後はこの人。チームのムードメーカーで「6回の男」-35森田。昨季は、持ち前の「スタミナ」で登板数を重ねて、1勝を挙げるも、防御率6.14とやや本調子の結果ではなかった。しかし、今季は、さらに「キレ」「コントロール」の両面で極めることに成功した。おのずと成績もついてくる。先発登板こそ少ないものの、ここまでチーム最多の10試合に登板している。2勝2セーブ・防御率0.67と文句なしの成績も挙げている右腕は、虎視眈々と先発登板の機会をうかがっている。

この試合、キーポイントにあげた大事な初回。先発10滝沢は、今季リーグ戦4度目の先発マウンドへ上がる。その10滝沢は、いままで1度も立ち上がりの初回で点を失ったことはなかったが、ここで試練が待ち構える。先頭の右打者に対して、追い込むまで良かったが決め球の直球勝負をすると…。しっかり振り抜かれた打球は、ライナー気味でレフトへと飛んでいく。レフト19坂本は2、3歩追ったところで打球を見上げる。なんと先頭打者ホームランを打たれてしまった。多少、球が荒れていたとはいえ、コンパクトにかつ強い打球を打った相手打者を称えるしかない。素晴らしい打撃だった。
しかし、ここで気落ちせずに気持ちを切り替えて次の打者に向かっていく10滝沢を見ていたら、まだこの試合はわからないということ示した。

キーポイントの「初回」に先制を許してしまったフューチャーズは、いきなり不動の1・2番を据えた打順で襲い掛かる。毎回粘りのある打撃を見せる22小川は、ここではたたきつけて内野安打を狙ったが間一髪アウトに終わる。2番の12後藤も珍しく三振に切って取られる。ここで、迎えるは3試合ぶりの3番に座った好調19坂本。ピタッと振り切った打球は、センターへのヒットを放ち出塁に成功する。しかし、この回はここまで。
この時点では、ここまでリーグ戦5勝中、2度の逆転勝ちを収めているフューチャーズにも勝機があると考えていた。

2回表。1点のリードは許しているものの、それが一発だったこともあり気持ちを切り替えていた10滝沢は、見違えるように好投をする。「もう1点もやらない姿勢・気持ち」がボールにこもっていた。この回は無失点に抑える。

2回裏。早い回で追いつきたいフューチャーズは、この日、リーグ戦2度目の5番に座った8高橋は、気合いが空回りして凡退してしまう。真新しいユニフォームも流れを変える一打は放てなかった。続く、6番44田嶌・7番5長野も凡退に倒れ、2回は三者凡退。

3回表。我慢の投球を続けていきたい10滝沢は、相手打線を翻弄する圧巻のピッチングを披露する。コントロール・キレともに申し分ないので、このあとの展開は投手戦が予想された。

3回裏。この回は、7番10滝沢から始まる打順。10滝沢は、ここのところ当たりが戻ってきた。この日も含めるが、打率.286・1本塁打・8打点・OPS.968という成績は、チームでも上位である。あとは、ここ一番の場面で打てるかどうかというところである。初球からフルスイングができる10滝沢は、この打席もフルスイングでレフトへチーム2本目のヒットを放つ!
貴重なノーアウトのランナーを出し、馬力のある下位打線へとつながり…9番18秋元へ打順が回った。18秋元は、5月以来のリーグ戦出場で本人も結果が欲しい場面。しかし、気持ちが昂ると空回りするのがこの男。この場面では凡退に終わる…。続く、10番3三浦・11番11柳沼も連続三振に終わり、少ないチャンスをものにすることはできなかった。

4回表。次の1点がどちらに入るのか?という試合展開になり、緊迫の場面が続くなかではあったが、10滝沢は自分のピッチングだけを意識してこの回も無失点で切り抜ける。

4回裏。フューチャーズは打順の巡りはよく、先頭の22小川から。しかし、こまめに投手を代えてくる戦法に好調の打線が翻弄されてしまう。「強力1・2番」22小川・12後藤も簡単には出塁させてくれない。この1・2番が連続凡退は過去を見てもなかなか例をみない。2死となり、なんとか3人で終わりたくない所で、打順は3番19坂本。すでに、ヒットを放っている巧打者は、リラックスした構えから一気に振り抜く。打球はレフトオーバーの2塁打となった。19坂本は2試合連続のマルチ安打をマーク。しかし、この回も相手投手は冷静に対処し、打「線」としては機能させてくれなかった…。

0対1の1点ビハインドで迎えた5回表。
ついにその「次の1点」が入ってしまう。10滝沢は、コントロール・キレともに申し分ない投球を披露していたが、相手の気迫・気持ちに圧倒されてしまう。得点圏にランナーがいる状態で、滝沢のインコースをついたボールは、詰まってセンターへ…22小川は追いついていたがあと一歩及ばず、ホンダカーズに追加点が入ってしまう。
この回で10滝沢は降板する。5回を投げて、被安打3・奪三振1・四死球1・失点2は十分な内容だったと思う。その一方で、「ホームランは怖い」というものを再確認したのではないだろうか。とにかくナイスピッチングではあった。

2点差となって迎えた5回裏。ここでも5~7番はまたしても三者凡退に終わってしまう。

6回表。先発10滝沢から引き継いだ「6回の男」35森田が登場!負けている場面で35森田がバトンを受けるのは、リーグ戦では初である。いつものリードを守る展開ではなく、ピッチングで流れを自軍にもってきたい場面での登板となったが、この1イニングをまさにピシャっと10球で終わらせて見せた。素晴らしい。

6回裏。残る攻撃は2回となったところで、フューチャーズは仕掛ける。
6回にパーフェクトなリリーフを見せた35森田に代わって、代打46川端が登場する。たびたび代打で一打を放っている46川端は常に「気持ち」をつくっているからこそ良い結果を出している。しかし、相手もチャンスの芽すらつくらせてくれない…代打46川端も凡退してしまう。そこからまたしても三者凡退に倒れてしまう。この試合、3度目の三者凡退。

ついに2点ビハインドのまま7回表に突入。
贅沢にも「流れをもってくる為」に19坂本を惜しげもなく投入する。劣勢なゲーム展開をまったくもろともせず、落ち着いた投球を披露する。1イニングを無失点で切り抜け、最終回の攻撃を待つ。

7回裏(最終回)。先頭は、ホンダカーズ相手に相性が良い3三浦。1本打ってなんとか一矢を報いたいところであったが、2打席連続三振に終わってしまう…。そのまま後続も凡退してしまい、ゲームセット。

チャンスというチャンスを作ることすらできなかったフューチャーズ。完封負けは今シーズン初。得点圏にランナーを置いたのもたったの1度。この試合は完全に相手の継投策にはまってしまった。この試合は来年以降の課題になったと思う。しっかり反省して、このあとのリーグ戦へも生かしていきたい。

各々が力を発揮しての惜敗は仕方ないと思う。7~9月あたりは猛暑で疲れがたまる時期・怪我をしやすい時期でもあるため、そこには十分に気を遣って試合に挑んでほしい。
これでリーグ戦はちょうど半分の7試合終了。5勝2敗という数字は昨年を大きく上回る素晴らしい成績だが、ここまで来たらもっと飛躍して上を目指していきたいところである!ここからが本当の「勝負所」。全員野球で勝利を掴みとっていこう!!

# 選手名
22 小川翼
12 後藤直樹
19 坂本亮太
7 小高達也
8 高橋俊光
44 田嶌大華
5 長野宏
10 滝沢大樹
35 森田翔
46 川端直樹
29 中村新
18 秋元諒介
11 柳沼大輔
3 三浦大樹
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
22 小川翼 先発 1 3 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
12 後藤直樹 先発 2 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
19 坂本亮太 先発 3 3 3 2 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
7 小高達也 先発 4 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
8 高橋俊光 先発 5 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
44 田嶌大華 先発 6 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
5 長野宏 先発 7 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
10 滝沢大樹 先発 8 1 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
35 森田翔 守備 8 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
46 川端直樹 代打 8 - 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
29 中村新 守備 8 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
18 秋元諒介 先発 9 DH 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
11 柳沼大輔 先発 10 DH 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
3 三浦大樹 先発 11 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

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# 選手名
10 滝沢大樹
35 森田翔
19 坂本亮太
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順
10 滝沢大樹 50/3 0 2 1 - - 3 1 1 1 0 0 0 1
35 森田翔 - 10/3 0 0 0 - - 0 0 0 0 0 0 0 2
19 坂本亮太 - 10/3 0 0 0 - - 1 0 1 1 0 0 0 3
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順

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