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公式戦

2017/8/29(火) 12:00〜

火曜日平日リーグ

チームロゴハイディーズ
チームロゴフューチャーズ
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴ ハイディ… 0 0 1 1 0 0 1 3
チームロゴ フューチ… 0 1 0 0 0 0 0 1

HR

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見ての通り負けました。接戦のようには見えますが、点差以上に惨敗という悔しい負け方であった。「上昇」と「下降」を繰り返すようでは、『常勝軍団』を作りだすことはできない。それは、もちろん技術面の向上も必要になってくるが、なにより「チーム全体の雰囲気づくり」が大切になってくると思う。試合の為に準備をしてくる人、仕事の合間を縫ってきてくれる人、裏方作業も率先してやってくれる人…などなど、みんな「勝ち」を目指す方向は同じなので、今後は今一度基本に立ち返って、「明るく、楽しく、マナーよく」試合に挑んでいこう。

試合の詳細はこのあと振り返るとして、この試合の敗戦により、リーグ戦全体の状況は大きく変わってきた。前回のネッツトヨタ東京戦の勝利により、リーグ戦全体の主導権を握ったかに思われたが、それは大きな思い違いだったようである。前週にネッツトヨタ東京に勝利したハイディーズが、そのままの勢いで襲い掛かってきたのである。このハイディーズの2週連続の勝利によって…
①位:フューチャーズ 7勝3敗(勝ち点21)
②位:ホンダカーズ埼玉 6勝2敗(勝ち点18)
③位:ネッツトヨタ東京 6勝3敗(勝ち点18)
④位:ハイディーズ 6勝4敗(勝ち点18)

消化試合数は違えど、勝ち点差4の中に4チームがひしめき合う大混戦となった。各チーム、ここからの数試合がとても大切になってくる。悔いの残らないように、1試合1試合を自分たちの野球をしていくだけである。

今回は、無理を言って試合を組んでもらい、グランド確保をしてもらって試合をおこなった為、ホームグランドというよりは中立的なグランドでの試合となった。「埼玉県戸田市にある笹目公園(ささめこうえん)はコンビネーション遊具や幼児向け滑り台やパネル遊具、ブランコ、コアラのスプリング遊具等の子供用遊具が充実する公園です。」と短めな紹介文。
球場としては、やや狭い両翼と中堅とは真逆な高々としたフェンスが印象的なグランド。立派なバックネット・ベンチ・照明と設備がとても充実している。うちのメンバーも間違えた人がいたが、「笹目公園」と「北部公園」は間違えやすいグランドなので、今後も要注意である。

teamsに入っている「試合後はここにいこう!」のコーナーでは、安楽亭が複数店舗でてくる。美女木店、戸田北大通り店、戸田氷川町店など。他にもカルビや焼き肉といったお店がおすすめされている。しかし、なぜ焼き肉などが多いのだろう。

話が逸れてしまったので、本題に戻そうと思う。
ハイディーズは今シーズン新規参入の為、過去の対戦はビジターでの1度のみである。そのスコアをひとまず振り返ってみる。
2017①ビジター:フューチャーズ6対4ハイディーズ
        (10滝沢6回自責点0、22小川4盗塁、5長野3盗塁)

ハイディーズとは、言わずも知れた今年のリーグ開幕戦の相手である。初対戦で開幕戦だったので、独特の緊張感があったがしっかりと自分たちの野球をして勝利することに成功した。スコア的には比較的簡単な試合に見えるだろうが、決して簡単な試合展開ではなかった。試合の詳細はというと、ハイディーズの先発は『過去最強の左腕』と思われるピッチャー。2回までランナーを1人しか出せず、完全に打ちあぐむ。しかし、開幕投手10滝沢も落ち着いて3回まで無失点に切って取る。3回、8番5長野が四球を選んで風穴を開ける二盗・三盗に成功。そこで22小川の打席で相手エラー、2番3三浦のタイムリーで2点先制する。しかし、4・5回でハイディーズはパワフルな打撃で試合をひっくり返す(2対3)。あと2イニングの攻撃でフューチャーズは真価を見せる。6回、2番3三浦が相手エラーを誘い、3番25渡邊・4番7小高が連続ヒットで出塁して満塁のチャンスを演出する。そこで、5番19坂本は、フルスイングで放たれた打球はボッテボテのタイムリー内野安打となり、そこに相手エラーが重なり一挙3得点。そして、極めつけに6番14長野(裕)がタイムリーで完全なダメ押しとなった。結果的に6対4で勝利といったような激しい開幕戦であった。こうやって振り返っていくうちに、この試合のキーポイントは『過去最強の左腕』に対して、どうやって打ち崩していくか?どうやって打てなくとも得点を重ねていくか?という所になると考えている。

ここまでチーム好調の要因を毎回のように探ってきたが、今回は「原動力その⑥」を考えていきたいと思う。ちなみに過去分はこんな感じなので各々振り返ってみてほしい。
原動力その①…超攻撃的1・2番
原動力その②…戦力の厚さ
原動力その③…勝利の方程式
原動力その④…機動力
原動力その⑤…経験と新戦力

原動力その⑥は「守備力の向上」ではないだろうか。守備力と一口に言っても、それを表す数値がないので数値をもとに振り返ることは難しいが、2014年の創設以来、年々向上してきているのは間違いない。草野球をやるにあたって、切っても切れないのが「エラー」である。エラーが多いチームほどチーム力に直結してくると思う。なかなか練習をして向上を望むのが難しいので、必然と誰をどこに守ってもらうかの判断が重要になってくる。
昨年から導入した表彰の「ゴールデングラブ賞」は、内野は3三浦・外野は12後藤が受賞したが、今年は複数人でてもおかしくないというか複数人受賞もありにしようと考えている。全員がノミネートされてチャンスがあるので、頑張ってほしいと思う。ノミネート選手を少しだけ見てみると…いや、年末までとっておこうと思う。
守備力向上の裏では、今年からは前もって守備位置をお話ししておくことで、それぞれのメンバーが試合の前段階で心の準備をしている点も大きいのではないだろうか。あとは個人的なことになってしまうが、試合中の交代をある程度イメージしてメモしておくことで、試合中にも早い対応ができる。

では、試合を振り返っていく。先発は、リーグ戦6度目の先発となる10滝沢。実に今年5勝を挙げいるが、調子が上がっていけばいくほど、2度目以降の対戦となる相手では研究してきているのがわかる。しかし、そこで力を発揮することで本当の自分の成長につながるのだと考える。

初回、立ち上がりに失点が少ない10滝沢は緊張はあったと思うが、いつも通りのピッチングをして三者凡退に抑えることに成功する。簡単のように見えて初回をしっかりと抑えることは試合のウェートとしては大きい。

1回裏、自慢の1・2番が出鼻をくじいていきたいところではあったが、対左腕とうこともあり、いつもの粘りもなくたった6球で2アウトになってしまう。2死で3番19坂本に回る。昨年、投打部門に4冠に輝いた19坂本は、今年も健在である。この試合後の成績でいうと、まずチーム3位の出場試合数が素晴らしい。出席してくれないと始まらない草野球にとって一番助かる。さらに、チームトップの打点をはじめ、チーム4位の打率などすべてにおいて高い成績を残し続けている。好不調の波が少ない広角打者に今後も期待がかかる。ここでは、相手エラーを誘うガッツプレーで出塁する。2死1塁で、4番7小高が打席へ立つ。簡単には終わらない、鋭いスイングで捉えた打球は、惜しくもレフトポール脇に逸れて大ファールとなる。しかし、結果は内野ゴロ凡退となった。

2回表。どちらが先制点を取るかが注目となってくるが、10滝沢はいたって落ち着いていた。先頭打者に6球粘られるも、粘り勝ちで打ち取った。2死後、パワフルな打撃が自慢のハイディーズ打線が牙を向く。四球と2塁打を許し、2死2・3塁のピンチを招くが、10滝沢はギアチェンジをして見事に後続を打ち取る。

2回裏。5番11柳沼からの打順。意外だが11柳沼がリーグ戦でクリーンアップを打つのは今シーズン初となる。練習試合を含めれば、7/25以来となる。是が非でも結果が欲しい試合・場面ではあったが、この打席は、「内容」は良かったものの凡打に終わる。6番10滝沢は、最強左腕相手にフルスイング継続も凡退になる。好投手相手に三者凡退では終わりたくない場面で、7番5長野が打席へ。以前、ビジター戦では2四球3盗塁で引っ掻き回していた5長野は、この打席でもしっかりとボールを見極め四球を選ぶ。ここで、すかさず盗塁を試みる…と思いきや、鋭い牽制に引っかかるも2塁まで走りきりセーフになる。続く、8番34浅井は2塁にランナーが進むのを待ち、次の球…決して引っ張らずに器用にバットを返すだけでライトへ運んでいく。2死ということもあり、2塁走者の5長野は決死の生還に成功し、見事に先制する。

1対0とついに試合が動き始めた3回表。下位打線から始まるハイディーズも、ここにきてパワフル打線が牙を向き始める。先頭の9番打者にヒットを許してしまう。1アウトを奪うものの、11番打者に変化球を拾われてタイムリーを打たれてしまう。あっという間に試合は振り出しに戻った。やはり、よく言われる言葉で、「得点をした後に失点を許すな」とよく言うが、なかなかうまくいかないものである。しかし、ここで10滝沢は気持ちを切らさずに上位打線の1・2番をしっかりと抑えて見せる。

1対1の振り出しに戻った後の3回裏。先頭の10番35森田は、高い選球眼と集中力で粘って甘いボールを振り抜いたが、センターフライに終わる。2死になった後、2番12後藤はストライクを取りに行った初球を振り抜く。高く跳ね上がった打球は内野安打となった。待望のランナーだったが、後続が打ち取られてしまい、この回も無得点で攻撃終了。

この試合の流れは我慢の展開になるだろうと考え始めた4回表。いつもより早めに疲れの色が出始めている先発の10滝沢には、長い1イニングとなってしまった。先頭の3番に対しては、メリハリよく内外の投げ分けをしてこの試合1個目の空振り三振を奪って見せる。しかし、4番打者には簡単に追い込んでから、強気のインコースが死球となる。これが10滝沢にも痛い死球となってしまった。続く打者にうまくライトへ運ばれて、1死1・3塁の大ピンチで、この日最大のターニングポイントを迎える。7番打者に対して、渾身のボールで打ち取った打球は浅いレフトフライとなる…。浅いフライながら、隙を見逃さずに3塁ランナーがホームインして、ハイディーズが勝ち越しに成功する。ランナーにもあっぱれである。荒れ球気味ながらここまで投げた10滝沢も、いつもの調子がでないままこの回でマウンドを譲ることとなった。

1対2とこの試合初めてビハインドとなって迎えた4回裏。打順はかつて何度もチームの窮地を救ってきた4番7小高から。しかし、最強左腕は力の入れ所を熟知している。1打席目で大きな当たりを打たれているので、完全に抑えにきたという訳である。4、5番が打ち取られたが、2死で6番10滝沢が相手エラーで出塁する。7番は先制のホームを踏んでいる5長野。またしても引っ掻き回したい所であったが、6球粘った末に打ち取られてしまう。

5回表。「6回の男」35森田翔が登場。今シーズンは抜群の安定感を維持し続けて、防御率0.45をマークしている。負けない投手は、どんな展開でも物怖じせずに投げ切ることができる。今回は、リードされた試合の『流れ』を変えるためにも大事な登板となった。
下位打順にヒットと四球でランナーを溜めてしまったが、ある意味吹っ切れて投じたボールは、セカンド浅井&ショート滝沢の芸術的なダブルプレーで一気にチャンスの芽を摘み取った。ナイスプレー。

5回裏。ダブルプレーで流れを一気に自チームにもって来るには最高の展開で、1打席目にタイムリーを放っている8番の34浅井からとなる。この打席も冷静だった、叩き付けた打球は内野安打となった!34浅井はこの試合2安打の孤軍奮闘。9番66関根の打席では盗塁にも成功するも66関根自身は凡退してしまい、1死2塁。10番35森田は犠牲バントを一発で決めて、2死3塁。しかし、反撃もここまで。この回も無得点で終了してしまう。

6回表。久しぶりの2イニング目となった35森田は、さらに勢いを増してくる!気持ちが乗ったボールは、相手打者の手元で伸びてくる。なんと2番から始まる打順を、不動のセンター22小川の好キャッチが2度もあるなど、たった4球で三者凡退に切って取る。2イニング連続で流れを引き寄せるようなピッチングをして、35森田はマウンドを降りる。

残る2イニングでなんとか追いつきたい6回裏。打順は2番12後藤からの好打順。今シーズン終始調子の良いフューチャーズ打線は、そろそろ火を噴きたいところ。本人も納得のいくあたりには見えたが…ギアをさらに入れ替えてきた投手に対して、ややさしこまれて凡退に終わる。続く3番19坂本も凡退に倒れ、ランナーすら出すことができない。しかし、4番7小高は追い込まれながらも、しっかりと見極めて四球を選んだが、5番11柳沼は、チーム初三振を喫して得点を挙げることができない。

ついにビハインドのままイニングは7回表まできてしまった。マウンドには自チームでは7/25対アマティアス戦以来となる19坂本が上がる。アマティアス戦では、今シーズン、チーム初完投&初完封勝利を飾っている右腕を「流れ」を変える為の切り札で登板となった。先頭の5番打者に対して、持ち前の直球と変化球のコンビネーションで抑えたかに見えたが、ここで内野のミスが出て出塁を許す。1死後に、7番打者の打球はレフトへ…打球を追ったショート10滝沢と11柳沼が交錯してしまい、致命的となる失点を許してしまう。お互いが必死に打球を追った結果なので、こればかりは仕方ない。大事に至らなかったので良かった。19坂本は、冷静を保って後続を抑えることに成功する。

1対3の2点ビハインドで迎えた7回裏。打順は、打球を追って激突してベンチに退いた10滝沢に代わって出場した27若山から。実に、4月のリーグ開幕戦以来の出場の27若山は、負傷選手の交代で出場するのは2度目。忙しい中で来てくれた1打席は、良い当たりとなったがレフトフライで終わってしまった。エサはまた次回の持ち越しということだろうか?(笑)。このまま三者凡退で試合終了。

まず、打線を振り返ると散発3安打で終わってしまった。珍しく長打は1本もなく、盗塁や送りバントを駆使して、なんとかかき回していこうという動きはあったが、結果1得点で終わってしまった。フライアウトは、21個中9個と次戦は少しでもこの数字は減らしていきたい。最強左腕対策は急務である。
投手陣は、5/9以来の『3本柱』そろい踏みの出場となった。その日の調子の波などあるのは仕方ないので、とくに言うことはない。3人とも毎回毎回出来すぎである。ここに、左腕22小川、かつての最多勝18秋元、66関根、11柳沼などなど…誰が食い込んでくるだろうか?楽しみである。

残り試合は、4試合。1戦1戦がとても大きな意味をもってくる。しかし、ここでジタバタせずに自分たちの野球をやることが大事である。多くの参加を待ちたい。

勝負の9~10月が始まる…。

# 選手名
22 小川翼
12 後藤直樹
19 坂本亮太
7 小高達也
11 柳沼大輔
10 滝沢大樹
27 若山知樹
5 長野宏
34 浅井龍介
66 関根大輝
35 森田翔
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
22 小川翼 先発 1 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
12 後藤直樹 先発 2 3 3 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
19 坂本亮太 先発 3 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0
7 小高達也 先発 4 3 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
11 柳沼大輔 先発 5 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
10 滝沢大樹 先発 6 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0
27 若山知樹 守備 6 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
5 長野宏 先発 7 3 2 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
34 浅井龍介 先発 8 3 3 2 0 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
66 関根大輝 先発 9 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
35 森田翔 先発 10 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

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# 選手名
10 滝沢大樹
35 森田翔
19 坂本亮太
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順
10 滝沢大樹 40/3 0 2 2 - - 5 0 1 2 0 0 0 1
35 森田翔 - 20/3 0 0 0 - - 2 0 0 1 0 0 0 2
19 坂本亮太 - 10/3 0 1 0 - - 0 0 0 0 0 0 0 3
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

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