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公式戦

2017/9/26(火) 9:50〜

火曜日平日リーグ

チームロゴフューチャーズ
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴ PIST… 2 0 0 0 0 0 1 3
チームロゴ フューチ… 0 1 3 5 5 5 19
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お待たせしました。久しぶりの大勝をお送りすることができます。
楽しみにしていましたでしょうか??
前回からの反省を生かして、「時間に遅刻せずに集まり、普段通りのアップをすることができたこと」がこの日の勝利の一番の要因だと思う。これは『社会人のマナー』として続けていってほしい。10月・11月の『勝負の時』を最高な形で迎える為にもこの日の対戦はとても重要であったが、見事に勝利を飾ることができて、ほっとしているのが本音である。

試合の詳細はこのあと振り返るとして、この勝利により再びリーグ戦の主導権を握り返した。と言いたいところだが、我がチームは他を気にせずに一個一個勝ち進んでいくしかない立場にある。試合消化が早く他チームにプレッシャーを与えるハイディーズ、2敗で勝ち続けているインフィニティ・ホンダカーズ埼玉、虎視眈々と連覇を狙うネッツトヨタ東京といった中で、フューチャーズは善戦している。よそ見はせずに前だけをみていこう。

10月3日終了時点
①位:ハイディーズ 9勝5敗(勝ち点27) ※全日程終了
②位:フューチャーズ 8勝3敗(勝ち点24)
③位:ホンダカーズ埼玉 8勝2敗(勝ち点24)
④位:ネッツトヨタ東京野球部 6勝3敗(勝ち点18)

試合消化数がだいぶ開いているので、単純に計算はできないが、うちは「下剋上」で上のチームを倒していくしかない。決して、自分たちのやることは変わらない。

今回の球場は、「伊奈町記念公園野球場」である。この試合で、実に今シーズンのリーグ戦3試合目となった。成績はこの試合も含めて2勝1敗(リーグ戦のみ)。この球場の通算成績は、10試合で5勝4敗1分け。ホームグラウンドとして、今後も絶対的な得意球場にしていき、どんどん勝利を重ねていきたいところである。最近のこの球場のイメージは、『雨がよく降る』『ホームランがよく出る』というイメージがある。まさか、このイメージが現実に起きてしまうとは…。

ここで過去(昨年・今年)の試合を振り返っていこうと思う。
2016①ビジター:フューチャーズ0対4ピストンズ
        (19坂本好投も完封負け)
2016②ホーム:フューチャーズ5対6ピストンズ
       (19坂本2安打1打点)

2017①ビジター:フューチャーズ11対2ピストンズ
        (7小高猛打賞1本塁打3打点、10滝沢5回無失点)

ピストンズとは、この試合を含めても通算成績2勝4敗である。比較的打ち合いが多く、打ち負ける展開やここ一番の一打を打たれてしまい、点差がほとんどない負け方が多い。昨年までは全く勝てず4敗だったが、今年から「勝利の方程式」がハマったこともあり、打ち合いにもつれ込まないようにしたことが功を奏して2連勝を飾った。印象深い試合は、初対戦となった2015年ビジター戦。1番5長野から6齊藤・55星野・7小高・5番12後藤までに10安打放ち、4回までに5対1と4点リードを奪ったにも関わらず、6回に一挙5点を奪われてしまう。「押せ押せムード」からひっくり返されたことにより、ここから悪夢の4連敗が始まってしまった…。ということである。今後は連勝街道を走って行きたい。
2017年ビジター戦では、打ちに打って14安打11得点を奪った。ホーム戦では、どこまで打って得点を重ねていけるかで勝敗を左右してくるはずである。そこを注目してほしい。

ここまでチーム好調の要因を毎回のように探ってきたが、今回は「原動力その⑦」を考えていきたいと思う。ちなみに過去分はこんな感じなので各々振り返ってみてほしい。
原動力その①…超攻撃的1・2番
原動力その②…戦力の厚さ
原動力その③…勝利の方程式
原動力その④…機動力
原動力その⑤…経験と新戦力
原動力その⑥…守備力の向上

原動力その⑦は、「選球眼」ではないだろうか。あまり気にされない人も多いかとは思うが、四死球で出塁するということは「ヒット」で出塁することと同じである。解釈はひとそれぞれだとは思うが、泥臭いヒットも綺麗なクリーンヒットも同じなように出塁という意味に限っては同じだと思う。打線が「点」ではなく「線」で機能しているのも、研ぎ澄まされた選球眼が四死球を増やし、ヒットとヒットを結ぶ紐のような役割を果たしているのである。
選球眼の向上は数字にも如実に表れている。2015年は二桁の四死球を得たのが3人(5長野20個・12後藤17個・53伊東12個)⇒全員で135個であった。2016年は打撃不振者が続発してこともあり、二桁の四死球を得たのがなんと0人⇒全員で105個であった(マイナス30個)。2017年はここまでで二桁の四死球を得たのが5人(5長野17個・25渡邊17個・12後藤14個・35森田12個・10滝沢10個)⇒全員で150個である。なんとすでに2015年を15個上回り、更新中である。
今後の試合もヒットと同じくらい四死球でも喜んでほしい。そして、いざヒットが出るように打線を結び付けてほしいと思う。

先発は7月の対アマティアス戦以来の登板となった19坂本。この日も含めて、4勝、防御率1.83と文句なしの成績を残している。リーグ戦のマウンドを熟知している右腕は、どんな相手でも物おじせずに投げる力がある。そんな右腕に対抗して、ピストンズ打線はどんな投手でも苦戦する立ち上がりを狙ってきた。

初回、制球に苦しむことなくストライク先行でいく19坂本に対して、簡単に2死になったが、相手3番打者がヒットで出塁すると4番打者にはストレートの四球を出してしまい、2死1、2塁のピンチとなる。いきなりのピンチで、5番打者は詰まりながらも「技あり」のライト前へ2点タイムリーを放つ。しかし、見事な中継プレーで打者走者をアウトにして、さらなるピンチ拡大は防ぐ。19坂本は、対ピストンズ戦で2016年ホーム戦・ビジター戦に次いで3度目の先発も3戦連続で先制点を奪われてしまったことになる。しかし、ここからが今年の背番号19の好調の要因「粘りのピッチング」を披露する。

1回裏。フューチャーズは、多少の動揺がナインを包む中、焦った攻撃を露呈してしまう。この日の1番12後藤は、昨年4月以来となる久しぶりの1番に座った。ここ最近続いた「小川・後藤」コンビに若干甘えてしまっていた自分がいたが、この日は「後藤・長野」の1・2番。結果から先に言うと、1番12後藤が4出塁4盗塁、2番5長野も4出塁3盗塁と結果的には成功に終わったと言えると思う。そんな1番12後藤は、6球粘ったが凡打に終わる。こちらは2017年1月以来の2番に座った5長野。少し緊張はあったが、現在の好調をそのままに初球をセンター前ヒットを放つ。続く定位置の3番25渡邊は、自身2度目のピストンズ戦であったが、レフト前ヒットで続き、チャンス拡大する。しかし、後続は良い当たりはあったが初回は無得点に終わってしまう。

2回表。初回にいきなり2点を失った19坂本は、まったく焦らずに至って冷静だった。6番打者から始まる打順も、ライト8高橋の好捕もあり、三者凡退に切って取る。初回とはうって変わり、19坂本は完全に立ち上がったと言っていいだろう。

2回裏。三者凡退に抑えてことにより、一気に試合の流れは自軍へと向いてくる。とはいっても、2点ビハインドなので早いイニングから1点ずつ返していきたいところである。先頭は6番10滝沢、今シーズンは6・7番に座ること10度目となる。慣れ親しんだ打順で、いつも通りの初球からフルスイングで空振りをするも、セカンドスイングでライトオーバーの2塁打を放つ。7番8高橋は、気合の内野安打で出塁に成功して、無死1・2塁のチャンスとなる。しかし、後続が倒れて2死1・2塁となるも10番35森田はストレートの四球を選んで満塁のチャンスとなる。1番12後藤は、相手チームが痛がる死球で押し出しとなる。この回は1点を返すがここまで。だが、「流れ」は少しづつではあるがフューチャーズに向いてくる。
まさかここからホームランの花火が連発するとは誰しもが予測していなかった…

1対2といまだ1点ビハインドで迎えた3回表。ひっくり返すまで「我慢の投球」を続ける必要がある19坂本は、下位打線をこの日2個目となる三振を奪う。相手1・2番打者は連続ライトフライに抑える。ライトへ打球が飛ぶのは19坂本が腕が振れている証拠である。

3回裏。1点を追いかけるフューチャーズは、好調で1打席目もヒットを放っている3番25渡邊は、この打席、3連続大ファールなど6球粘った後の7球目。驚愕の一打を見せる!!アウトコースのボールを無理に引っ張らず素直に振り切る。打球は、右中間の一番深い場所へ突き刺さった!!まさに『全員がびっくり』のミラクルホームランだった!これで、2対2の同点となる。続く4番7小高もヒットで出塁し、ホームランで切れた流れを切らさずに打順のつながりが加速し始めた。そして、5番19坂本。あっという間の初球打ちだった…。リラックスしたフォームから振り抜いた滞空時間のとても長い打球は、レフトスタンドに突き刺さった!!まさに「貫録の」2ランホームランで、ついにフューチャーズがこの日初のリードを奪うことに成功する。
3回終了時点で、4対2と2点リードになった。

まさかの1発攻勢で2点リードとなり迎えた4回表。2イニング連続で0を刻んでいた19坂本は、自軍がリードに変わってもピッチングは変わらなかった。3番から始まる上位打線に対しても、先頭に7球粘られて四球を出しながら、得意の牽制でチャンスの芽を摘んで見せた。粘りのピッチングが自軍の攻撃の流れを呼び、自らのピッチングに勢いをつけ始めてきた。

4回裏。リードを奪ってほっとしたと思われる打線は、ここから更にのびのびと野球とができていたと思う。1死後、1番12後藤は落ち着いて四球を選び、続く2番5長野がヒットで続きチャンスを演出する。相手ミスで12後藤が生還後、前打席で「技ありのホームラン」を放っている3番25渡邊に打席が回る。今度は、初球だった!気持ち良く引っ張った打球はレフトスタンド際に茂っている木をはるかに越してバラ園に突き刺さる豪快なホームランとなった!!フューチャーズ史上初の2打席連続ホームランを記録したのである。あっぱれとしか言いようがない!これでスコアも7対2の5点リードにかわった。
ここで終わらないのが、今年のフューチャーズ強力打線である。ホームランで一回切れた流れを4番7小高がうまくボールをすくった技ありの2塁打で畳み掛ける。このヒットは相手チームには嫌がる攻撃に違いない。こちらも前打席にホームラン(2ラン)を放っている5番19坂本に打順が回る。カウント1-1からの3球目…。今度は「狙っていました」というようなライナー性の打球をレフトスタンドに放り込んだのである。こちらも25渡邊に続く、2打席連続のホームランとなった!あっぱれ!
この回一挙5得点の猛攻で9対2となり7点のリードにかわった。この回で完全に相手の息の根を止めた形である。

9対2で迎えた5回表。自身で2ホーマーを放っている19番は、予定イニング最後の5回も調子が上がっていた。先頭打者にヒットこそ許したものの、内野ゴロの山を築いて無失点に抑える。先発坂本は、5回を2奪三振・2四死球の2失点で貫録の投球となった。どんな場面もスコアがどうであろうが柔軟に投げられるのがこの投手の強みである。10月以降の勝負所での活躍も期待である。

5回裏。1番12後藤から始まる好打順。12後藤は、この日3個となる四死球を選んで出塁する。2番5長野・3番25渡邊も連続四球となる。5番19坂本の強烈な打球も相手ミスが重なり、得点が増えていく。ここで7番8高橋の代打で9石川が初出場を果たす。結果的に三振に倒れたものの、次戦以降に期待である。8番11柳沼にも執念のタイムリー内野安打が飛び出し、2イニング連続で5得点となった。スコアは14対2と大差になった。

6回表。大量リードとはいえ、抜群の安定感を誇る「勝利の方程式」に入る。先発19坂本からバトンを受けたのが、「6回の男」35森田。6回に登板するのは実に何回目になるのだろうか?イニングまたぎも含めて11回目になる。慣れたもので毎回投球数が少なく、テンポよく投げ込む。この日は、珍しく四球で出塁を許すも、後続はピシャッと抑える。

6回裏。相手投手が不足していた関係もあり、完全にフューチャーズの独壇場となった。6回の登板を終えた10番35森田からの打順は、3番25渡邊まで4者連続の四死球となった。5・6番も四球を選び、2度目の打席が回ってきた9石川は、待望の初ヒットをタイムリーで飾った。満を持して代打にて出場の36坂口も、きっちりと四球を選んで、久しぶりの打点を稼いで見せた。これで3イニング連続の5得点で19対2という大差が離れた。

7回表。35森田からバトンを受け継ぎ、3番手で10滝沢が登板。先日のリーグ戦で守備時に怪我をして心配されたが、この日の登板には問題なかったようである。被安打2、失点1とやや制球に苦しんだが、このような場面で精度をあげていってほしい。

試合終了。終わってみれば19対2と大勝であった。しかし、その中には初回に2失点しながらもしっかりと立て直した先発19坂本。慌てずに自分たちの打撃を信じてフルスイングをした攻撃陣があった。
これで対ピストンズ戦通算2勝4敗となったが、まだまだ借りは返していきたいと思う。

この日の輝きプレーヤーは、言うまでもなくこの2人であろう。25渡邊&19坂本の2人。類まれな打撃力の持ち主の2人だが、まさか2打席連続アベックホームランをやってのけるとは素晴らしい。25渡邊は、5打席すべてに出塁し、3打数3安打(2本塁打)3打点3盗塁の大暴れ!!これで今シーズンの打率.448まで上昇、OPSも1.687と驚異の記録をマークしている。これからの勝負所でも試合を決める一打を打ってほしいところである。
19坂本は、4打数2安打(2本塁打)4打点2盗塁とこちらも文句なし。今シーズンの打点も17まで伸ばしている。今後の山場でも、打点を荒稼ぎしてほしいところである。

ハイディーズ・フューチャーズ・ホンダカーズ埼玉・ネッツトヨタ東京・インフィニティの5色の色がぶつかり合う中で、10月の戦い次第で先が見えてくるはずである。とにかく1個ずつ試合にぶつかっていくだけなので、深く考えずにぶつかっていきたい。

# 選手名
12 後藤直樹
5 長野宏
25 渡邊悟
7 小高達也
19 坂本亮太
10 滝沢大樹
8 高橋俊光
11 柳沼大輔
36 坂口司
46 川端直樹
77 鈴木良祐
35 森田翔
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
12 後藤直樹 先発 1 5 1 0 0 1 3 4 0 0 0 0 0 4 0 0 0 0 0 0 0
5 長野宏 先発 2 5 3 2 0 0 3 3 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0
25 渡邊悟 先発 3 5 3 3 2 3 4 3 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0
7 小高達也 先発 4 5 5 2 0 0 2 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
19 坂本亮太 先発 5 5 4 2 2 4 4 2 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 0 0
10 滝沢大樹 先発 6 5 3 2 0 0 2 2 1 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0
8 高橋俊光 先発 7 3 3 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0
11 柳沼大輔 先発 8 5 4 1 0 1 0 2 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
36 坂口司 代打 9 DH 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
46 川端直樹 先発 9 DH 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
77 鈴木良祐 先発 9 DH 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0
35 森田翔 先発 10 5 3 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

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# 選手名
19 坂本亮太
35 森田翔
10 滝沢大樹
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順
19 坂本亮太 50/3 0 2 2 - - 5 0 2 2 0 0 0 1
35 森田翔 - 10/3 0 0 0 - - 0 0 1 1 0 0 0 2
10 滝沢大樹 - 10/3 0 1 0 - - 2 0 1 0 0 0 0 3
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

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