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公式戦

2017/10/31(火) 9:45〜

火曜日平日リーグ

チームロゴフューチャーズ
チームロゴインフィニティ
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴフューチャーズ 0 2 0 0 5 0 2 9
チームロゴ インフィニティ 0 1 0 2 0 0 0 3

森田翔

HR

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苦しみました…。苦しんで苦しんで勝ちました!ほんと一つ勝つことは大変ですね。みんなで勝ち取った勝利だと思います!みんなありがとう。強豪インフィニティを相手にやりきった勝利を飾りました。10月の下旬となり、朝から強い風が吹いているなかでの試合は寒いかに思われたが、アップからそれぞれが引き締まった気持ちで挑むことができた。『熱い』試合になったのでみなさんにお伝えしたい!

試合の詳細はこのあと振り返るとして、この勝利により完璧にリーグ戦を制圧したような形になった。全14試合が終了して、どのチームよりも先手で11勝にも到達して勝ち点も33までに伸びた。
これでついに「優勝」が狙えるチームは、2チームに絞られた。上位の常連のホンダカーズ埼玉、そしてフューチャーズ。3連覇を狙っていたネッツトヨタ東京、すべてのチームに先行して、すでに全試合を消化しているハイディーズ、我がフューチャーズに直接対決で敗戦したインフィニティの3チームはここにきて優勝が消えた。悲願の『初優勝』までは、あとはホンダカーズ埼玉の対戦を待ってという形になる。

11月7日終了時点
①位:フューチャーズ 11勝3敗(勝ち点33) ※全日程終了
②位:ホンダカーズ埼玉 10勝3敗(勝ち点30) ※残り1試合
③位:ハイディーズ 9勝5敗(勝ち点27) ※全日程終了
④位:ネッツトヨタ東京野球部 7勝4敗(勝ち点20) ※残り3試合
⑤位:インフィニティ 7勝4敗(勝ち点19) ※残り3試合

前回も説明したが、優勝ラインとされる『11勝』に到達して、とても満足している。もう少しで悲願の「下剋上」が完成する!!

今回使用する球場は、初めてとなる「東松山中原球場」。『埼玉県東松山市の岩鼻運動公園内にある野球場。東松山市営球場に隣接する。東松山市の野球場である。主に市内の小中学生の大会、および社会人、草野球に使われている。フェンスが異常なぐらい低いため(20cmぐらい)打球がゴロでも超えてしまい、エンタイトルツーベースになりやすいため高校野球では使われていないもよう。観客席はバックネット裏にベンチが13個あるのみであるため、ほとんど観客は収容できない。球場は遮る物がないため夕方になると、よく外野の芝生部分で犬を散歩している人を目にすることができる。』だそうです。本当にフェンスが20センチくらいしかないので、ぜひ試合するときには確認してみてほしい。

ここで過去(昨年)の試合を振り返っていこうと思う。
2016①ビジター:フューチャーズ1対9インフィニティ
        (先発35森田5回2失点自責点なし、小高1安打1打点)
2016②ホーム:フューチャーズ7対7インフィニティ
       (代打66関根同点タイムリー含む2安打1打点)

2017①ホーム:フューチャーズ13対2インフィニティ
       (1番19坂本2安打4打点、55星野2安打3打点)

インフィニティとは、昨年まで3敗1分といまだ1勝すらできていなかった間違いなく格上チーム。それを相手にどのように戦うか…。これを課題にして生み出した「秘策」により、2017年のホーム戦では二桁得点の13対2で圧倒したゲーム展開を繰り広げた。
インフィニティとは昨年・今年の試合の中で「勝利へのポイント」をそれぞれのメンバーが見出していたのではないか。それはシンプルに「簡単なミスをしない」「流れを渡さない」ではないか。昨年、序盤に4点を先制しながらも得点直後に流れを手渡し、簡単に試合をひっくり返されてしまった。しかし、ここで諦めずに試合終盤に自分たちに「流れ」を手繰り寄せた。一時、4対7の劣勢を最終回の土俵際から同点まで追いつくことに成功している。また、今年の試合も失点シーンこそミスが重なった結果で失ったが、2回以降は隙を見せずに得点を重ねることにより、相手に「流れ」を渡すことなく試合を締めくくった。
果たして、今回はどちらがより「流れ」を掴むことができたのだろうか。

ここまでチーム好調の要因を毎回のように探ってきたが、今までのはこんな感じだったので良かったら過去分も振り返ってみてほしい。
原動力その①…超攻撃的1・2番
原動力その②…戦力の厚さ
原動力その③…勝利の方程式
原動力その④…機動力
原動力その⑤…経験と新戦力
原動力その⑥…守備力の向上
原動力その⑦…選球眼

そして今回、原動力⑧は「三振の少なさ」ではないだろうか。これがなんで原動力になるのかと思う人もいると思うが、三振が少ないということは崩されてでもバットに当てて、走者を次の塁に進めているのだろうと考えたからである。数値で見ても明らかである。二桁三振の人数が2015年で4人⇒全体120個、2016年は3人⇒144個、2017年はなんと0人⇒84個。今年は今後の試合にもよって変わってくるが100個を切る勢いである。これは、どんどん「チームバッティング」が浸透している証拠ではないだろうか。もちろん思い切って振っていくことは大事なので、数字ではわからないが同じ三振でも空振り三振も増えていて良いと思う。

さて、試合を振り返っていこうと思う。
Fの先発は、実に8月の練習試合以来となる先発登板の35森田。リーグ戦に限って言えば、6月のインフィニティ戦と約4ヶ月ぶりの試合となった。本人も優勝を意識するゲームに先発登板できて嬉しい反面、かなりの緊張とプレッシャーがあったに違いない。自称「インフィニティキラー」は普段通りの活躍はなったのか。注目してみていきたい。とにかくこういう試合ではいかに粘っこく、泥臭く投げられるかがポイントになる。

ビジターゲームなので、先攻のフューチャーズは初回、8月下旬以来久しぶりに1・2番を組んだ「22小川&12後藤」コンビが立ちふさがる。と思いきや、粘りが持ち味のひとつである二人だったが1番22小川は2球、2番12後藤は3球で凡退してしまう。3番25渡邊も初球で打ち取られてしまい、3人を6球で三者凡退してしまう…。こんな簡単に凡退してしまうことにびっくりするが、相手投手が注意していたであろう初回をスッと立ち上がってしまったことがこのあとに影響してしまうかが不安であった。

1回裏。先発の35森田はいつも以上に緊張していたように見えたが、それがいきなり結果に出てくる。先頭打者に対して、いきなり四球を出してしまう。「先頭を切ること」を重要に投げていた35森田が出塁を許してしまうのだから、いきなりのピンチを迎える。しかし、これで目が覚めたのだろうか、無死1塁から内野ゴロと3・4番を連続三振で切って取り無失点に抑える。イニングのなかで修正を効かせるとはさすがである。

対照的な立ち上がりを見せながらも両チーム無得点の2回表。この日、仕事の7小高の関係もあり、堂々と4番に座った19坂本は、実に2月の練習試合以来の4番出場となった。打席でも速球に押されることなく落ち着いて四球を選ぶ。無死のランナーが出塁して、初のクリーンアップを任された5番34浅井に打順が回る。ここ最近の34浅井はバッティングの調子がとても良く、前試合でも2番でマルチ安打を含む3出塁を記録していた。この日の1打席目でも直球を素直にセンターへ落ち返して、チャンス拡大に貢献する。これで34浅井は、3試合をまたいで4打数連続ヒット・四球も合わせて6打席連続出塁を記録したことになる。無死1・2塁と絶好のチャンスとなり、6番5長野は、初球をセーフティ気味のバントがやや投手よりだったが成功して、無死満塁の大チャンスとなる。ここで打席に立つのはこの男、6齊藤である。実に8月の練習試合以来の出場で、実践から少し離れていたことが心配されたが…追い込まれながらバットに当てて内野ゴロとなる。ホームゲッツーかに思われたが、相手送球ミスが起きたことにより一挙2点を先制する!まさに『原動力』のひとつに挙げた『転がせば何か起きる』ということである。後続は打ち取られてしまったが、大切な先制点を奪うことに成功した。

2対0となって迎えた2回裏。バッテリーは守りに入った訳ではなかったが、動き始めた試合はなかなか止めることは難しいというのを身に染みるイニングとなった。先頭の5番打者に対しては、三球勝負を試みて三振を奪い、初回と合わせて3者連続三振となった。対照的に続く6番打者には追い込みながらも粘られて、7球目を弾き返されて初ヒットを許す。1死1塁となり、次打者はキャッチャー25渡邊と35森田の協力プレーによってピッチャーゴロに仕留めて2死までこじつけた。2死2塁で今度は浅いカウントから低めの変化球を拾われて、これがタイムリーとなり、取られた後にすかさず1点を返される展開になる。しかし、35森田は冷静に続く下位打者に対して三振を奪って、同点は防ぐ。2イニングで4奪三振は奪っているものの、逆にいつものテンポの良さや元気・活気のようなものが成りを潜めていた。

2回は両者とも点を取り合って2対1で迎えた3回表。フューチャーズは1番22小川からの好打順。ここで22小川はボール球には微動だにせず四球を選び、またしたも無死のランナーが出塁する。2番12後藤は、フルカウントまでするも三振で繋ぐことができずに、3番25渡邊へ。25渡邊は、そのとてつもないオーラで相手もひるんだのか、初球から死球を与えてしまう。25渡邊は、記録上死球のみでは数えられないが、四死球18個はチームトップタイである。1死1・2塁のチャンスで打順は4番に回る。一打が期待されるところで、打者専念になりがちな場面で22小川は隙をついた盗塁を試みるが、結果としては失敗に終わってしまう。しかし、何事も積極的に試みることは大事なことである。この回は、無得点で終了してしまう。

3回裏。チャンスを生かし切れずに無得点で終わった後なだけに、より慎重に投球をしていた35森田は、上位に回るイニングであったが、この試合初の三者凡退に切って取る。これで完全に本調子になってきたように思われたが…強豪インフィニティはそう簡単には立ち直らせてはくれなかった。

1点リードで迎えた4回表。好調5番34浅井から。相手投手も立ち直りのきっかけが欲しい場面で、連続出塁が止まる凡打に終わってしまう。1死で6番5長野は、転がしたい場面ではあったが打ち上げてしまう。しかし、セカンドへのラッキーなヒットで出塁となる。すかさず盗塁を試みて1死2塁までチャンスを広げる。続く、7番6齊藤も、明らかに制球が荒れ始めた投手を前にしてストレートの四球を選び、チャンスを拡大させる。1死1・2塁の絶好の場面、ここで仕事の関係で途中合流となった『大黒柱』7小高が1打席目へ立つ。アップもそこそこに急遽の打席だったが、逆にシンプルな打撃を生み出して、10打席ぶりのヒットが飛び出る!外野が浅めな守備位置を取っていたこともあり、ランナーが溜まる。ここで自ら打って楽にしたい9番35森田は内野ゴロ、22小川は三振を喫してしまい、またしてもあと少しの場面で無得点に終了してしまう。

表の攻撃で無得点だったこともあり、『流れ』は完全にインフィニティのほうへ向いていく。4回裏。めぐり合わせというもので相手打線は3番からの好打順。1点のリードなだけに先頭を抑えていきたかったが、慣れないファーストからショートへ回っていた34浅井へ打球が飛ぶ。ここで普段ならなんでもないゴロではあったが相手の勢いや流れも相まってミスがでてしまう。一番苦しい場面で、続く4番打者にはストレートの四球を与えてしまい、大ピンチを招いてしまう。しかし、35森田は「気持ち」がすべての渾身の投球を披露して、このピンチも内野ゴロとなり1死1・3塁。しかし、6番打者には素直にセンター返しをされてしまい、ついに同点となる。2対2でなおもランナーを置く苦しい場面。目先の1点を防ぐ為に前進守備か大きな傷口を開かせない為にもふつうの守備位置か迷ったが、ここはフューチャーズの打撃力を信じて後者をとることに…。このあとは内野ゴロで1点を勝ち越されるが1点ビハインドで食い止めた。この回で、35森田は御役御免。久しぶりの先発ということもあり、投球数・四死球ともにやや多めの出来とはなったが、この緊迫した「晴れ舞台」で堂々たる結果を出したと思う。やっぱりもーりーは頼もしい。

2対3とこの試合で初めてビハインドで迎えた5回表。残るイニングは3回。相手投手もやや疲れが目立ち始め、球が荒れてきていた。フューチャーズ打線はそこを見逃さなかった。2番12後藤は、無理なボールには手を出さず貴重な四球を選ぶ。結果的にこの四球は大きな意味を持つことになる。1点差…強打者25渡邊は打ってつなげるビジョンができていたに違いない。追い込まれてから、コンパクトにレフトへ弾き返し、3・4回に続いてまたしても無死1・2塁のチャンスとなる。「打順は嘘をつかない」、4番19坂本に回ってくる。しっかりと振り抜いた打球は内野のミスを誘い、1点を返す!ここで終わらないのが今年のフューチャーズ打線。5番34浅井は相手が痛がる死球で1死満塁となり、迎えるは6番5長野。なんとしても転がしたい場面で、追い込まれてから叩いた打球はまたしても内野エラーとなり、さらに2得点を挙げる。5対3と形勢逆転となり、さらに追加点を挙げたい場面で、打席はバットではなかなか思うように結果がでていない9番35森田。追い込まれてから、意識を変えてこぶし一個分短く持ったバットで、センター返しの2点タイムリーヒットが飛び出す!!7対3の4点リードとなる。

7対3。この日最大の4点リードで迎えた5回裏。19坂本-5長野バッテリーに代わって、点差もあるが落ち着いて自分の投球を見せる。たった13球で三者凡退に切って取り、得点した後のイニングを抑えることで完全に『流れ』を引き寄せた。

6回表は、後藤さんにもう一打席回すためにも意気込んでいたが、初回以来の三者凡退で終了する。
6回裏。ヒットこそ許したものの、すかさず19坂本は得意の牽制を入れ込んで結果的に3人で切って取る。

7回表。試合も大事だが、各々が「何としても後藤さんにもう一度打席を回す」と意気込んで打席に立っていた。それも考えると大事な先頭の6番「キャプテン」5長野は、4球目の変化球を振り切ってレフトを越す2塁打を放つ。つないでいきたい7番「副キャプテン」6齊藤は、しぶとくライト前ヒットを放ち、追加点を入れる。そして、「選手会長」7小高は初球をレフトへ強烈なヒットを放ち、3者連続安打!後藤さんに打席を回すことに成功する!その12後藤も、「感謝の気持ち」をバットに乗せてタイムリー2塁打で締めくくった!!ありがとう後藤さん。

試合終了。終わってみれば9対3と点差が開いたように見えるが、一時は逆転を許す苦しい展開。なんとか最少失点でしのいで、みんなで繋いで繋いで再逆転できたと思う。これで、対インフィニティの通算成績は2勝3敗1分となった。来年も気持ち・技術ともに維持して勝ち越していきたい。

この日の輝きプレーヤーは、選びにくいが全員が輝いていたと思う。プレッシャーのかかる先発の役目を果たした35森田、初回に先制点の呼び水となるヒットを放った34浅井、途中出場でマルチ安打を記録した7小高、逆転を見据えてコンパクトに打ってつないだ25渡邊、タイムリーで締めくくった12後藤、スコア・時間配分・ベンチを温めていた36坂口などなど…全員がヒーローで勝利を掴んだ。

ついに全日程が終了。結果は全14試合で11勝3敗。昨年の4勝7敗1分を大幅に上回る成績を収めることができた。これもすべては試合・練習に参加した全員が頑張った結果だと思う。ぜひ自分のことのように喜んで欲しい。
そして…後藤さんと優勝を一緒に分かち合えて良かったです。
しかし、これで終わりではない。また原点に戻り、「明るく・楽しく・マナー良く」をモットーにエンジョイベースボールをして行こう。

# 選手名
22 小川翼
12 後藤直樹
25 渡邊悟
19 坂本亮太
34 浅井龍介
5 長野宏
6 齊藤竜也
7 小高達也
4 中田一也
35 森田翔
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
22 小川翼 先発 1 5 3 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 2 0 0 0 0 0 0 0
12 後藤直樹 先発 2 5 4 1 0 1 1 0 1 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0
25 渡邊悟 先発 3 5 4 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
19 坂本亮太 先発 4 4 3 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 1 0 0
34 浅井龍介 先発 5 4 3 1 0 0 2 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
5 長野宏 先発 6 4 4 3 0 0 3 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0
6 齊藤竜也 先発 7 4 3 1 0 1 0 1 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0
7 小高達也 守備 8 3 3 2 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
4 中田一也 先発 8 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
35 森田翔 先発 9 4 4 1 0 2 1 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

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# 選手名
35 森田翔
19 坂本亮太
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順
35 森田翔 40/3 0 3 1 - - 3 0 4 2 0 0 0 1
19 坂本亮太 S 30/3 0 0 0 - - 1 0 1 0 0 0 0 2
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順

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