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練習試合

2018/7/10(火) 9:30〜

火曜日平日リーグ

チームロゴフューチャーズ

勝ち

10-4

奥戸スポーツセンター

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
チームロゴフューチャーズ 0 0 5 3 1 1 0 10
チームロゴ ホンダカーズ東京 1 0 0 2 1 0 0 4

坂本仁

S

-

HR

-

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久しぶりのホンダカーズ東京との試合。ぎりぎりまで人数が集まらない中で迎えた練習試合だったが、蓋を開けてみれば二桁得点の勝利となった!チームは「リーグ戦の山場」インフィニティ戦で逆転負けをくらい、さらに直近の練習試合でもダブルヘッダー2試合目ということもあったが、KARASHI相手に19失点の大敗。前述の通り、チームはやや乗り切れない試合が続いた。
リーグ戦もまだまだ折り返しを迎えたぐらいにすぎないので、まずはこの練習試合でまたエンジンをふかしなおそうという位置づけもある。

試合の総評は、何といっても先発15坂本(仁)のナイスピッチングに尽きるのではないだろうか。最初から7イニング全てを投げ抜く気持ちでマウンドに立った背番号15は、味方エラーなどもあり4失点こそ喫したが、「流れ」というものを渡すことなく見事に勝利を掴んだ。打撃陣も振り返ると、全体的に言えることは、どんな場面でもあきらめずにつなぐ意識は高かったのではないだろうか。毎回打線の軸になっている「19坂本(亮)・25渡邊」が相手チームに回るこの試合は、「誰かが打ってくれる」ではなく「自分が決める」という意識が自然と高まったのではないだろうか。特に、7番ライトに入った4中田は、3打数3安打の猛打賞を記録。イニングの先頭で2度も出塁に成功したことがそのまま得点につながった。

今回使用した球場は、奥戸総合スポーツセンター。初めて使用するこの球場は、東京都葛飾区にある球場。電線がレフト頭上にあり、打ちあげすぎるとその電線に当たり、エンタイトル?になる特殊性が高い球場でもある。実に土地が狭い東京らしいといったとこである。
陸上競技場や体育館・温水プールなど、球場以外にもさまざまな施設が充実しているようです。

ここで過去の試合を振り返っていこうと思う。
対ホンダカーズ東京⇒通算1勝0敗
2017:フューチャーズ10対1ホンダカーズ東京
   (22小川初球先頭打者ホームラン、35森田4回1失点勝ち投手)

ホンダカーズ東京とは、向うのキャプテン25渡邊から依頼があり、実現した貴重な社会人チームとの試合である。試合のほうは、主軸の19坂本(亮)・25渡邊が相手チームとなりながらも、10対1で快勝を収めている。まずは、『35森田VS19坂本(亮)』の対決は見ものであった。詳しい詳細は過去の試合の方を振り返ってもらうとして、普段から仲の良い二人の投げ合いは手に汗にぎるものがあった。結果は、初回初球の22小川の先頭打者ホームランで流れ的なところがすべてが決まったような感じはあった。おそらくではあるが、このゲームは毎回打ち合いになっていくような気がした。

この試合の先発は、リーグ戦・練習試合合わせても2度目の先発を手繰り寄せた15坂本(仁)。初先発時は多少緊張はしていたが、5回を8奪三振1失点の好投を披露した。2度目の先発は、果たして7イニングを投げ切れるか?!

1回表。相手先発はある程度予想していた19坂本・25渡邊両者ではなく、右の技巧派が先発となった。相手が誰であろうと、早く点数を返していきたい初回だったが、久しぶりに1番に入った34浅井から2番44田嶌、3番5長野まで三者凡退に抑えられてしまう。

1回裏、ホンダカーズ東京の攻撃。いきなりの1番は25渡邊が打席へ。15坂本(仁)が一番対戦したそうにしていたのが、まぎれもなく25渡邊である。まさに「男と男の勝負」のような感じで、真っ向勝負を挑み、結果は何でもないサードゴロ。試合では久しぶりにサードに入っていた守備職人34浅井が、まさかの送球が浮いてしまう。思わぬ出塁を許した15坂本(仁)は、落ち着いて後続を抑えるが、立ち上がりでまだ制球は安定せず、3番へは四球を出してしまう。ここで迎えるは4番19坂本(亮)。『坂本対決』は、2球目をまたしてもサードゴロで抑えたが打点を挙げられてしまう。ハイレベルな戦いでこちらとしてはすごくワクワクした。

0対1で迎えた2回表。発足から見ても、歴代で数人しか座ったことのないフューチャーズの4番に初めて座った8高橋が打席へ。守備で不本意なプレーがあっただけに取り返したいところであったが、粘ったが三振に終わる。5番15坂本(仁)はここまでチームで一番良い当たりを放つも、凡退に終わる。6番18秋元も久しぶり?の参加(6月12日以来)で、打席感覚が戻らないのか、はたまた実力不足なのかの真相は闇の中だが、簡単に三振に終わる。久しぶりの参加者が多いなかで、どう突破口を開いていくのか…ということを考え始めたイニングでもある。

2回裏。立ち上がりに出鼻をくじかれた形となった先発15坂本(仁)は、この2回から徐々に立ち直りを魅せられるかが大事な所。先頭打者に対して、この日1個目の三振を奪うと、一気に三者凡退で「流れ」を手繰り寄せたいところであったが、1死でハーフライナーの打球を久しぶりの出場(4月以来)となった8高橋がさばききれずに出塁を許す。しかし、すっかり自分のピッチングを取り戻していた15坂本(仁)は、後続をファーストゴロ(18秋元好プレー)と三振に切って取る。徐々にフューチャーズに「流れ」が向いてくる。

0対1のまま迎えた3回表。ここで先頭はこの日バカ当たりをする7番4中田。こちらも久しぶりの出場(4月?以来)だが、どんなピッチャーが相手でも素直なスイングをすることが持ち味のマルチヒッター。この打席は、しぶとく内野安打を放ちって無死の出塁をする。8番66関根も久しぶりの出場(5月以来)。いかにして走者を次の塁に進めるか?それを考えて、打席で色んなことを試みて、結果的に四球で無死1・2塁のチャンスを広げる。ここで迎えるは、9番16吉村。ひたむきなプレースタイルと、率先したコーチャーなどチームをさまざまな面で支えていた。一本打って本人としても楽になりたい場面ではあったが、粘ったが7球目に三振を喫してしまう。1死1・2塁となり、10番助っ人参加の日野原くんは凡退。たちまち同点・逆転のチャンスが2死2・3塁になってしまう。しかし、このような得点が欲しい場面で頼りになるのが1番34浅井。この試合も合わせるが、現在チーム打点王の男は、初球に意表をついてのセーフティバントを試みて、タイムリー内野安打を記録!1球で同点にして見せた!続く2番44田嶌は、落ち着いてストレートの四球を選ぶ。2死ながら満塁のチャンス。一気に畳み掛けたい場面で、2018年初めて?クリーンアップに入った3番5長野は、とにかく得点を取りたい一心で振った打球は、センターへ…落下地点に入ったかに思われたが、センターは落球。一挙3点が入り、4対1となる。4番8高橋も相手ミスを誘い、さらに1点が入る。結果的に5対1の4点リードとなる。

5対1の4点リードとなって迎えた3回裏。1番25渡邊から始まる一番厄介なイニングであったが、このイニングくらいから15坂本(仁)は、本来のピッチングを惜しげもなく発揮する。先頭25渡邊を1球で仕留めると、強打の2・3番打者には連続空振り三振を奪う。坂本(仁)の調子のバロメータは『三振』である。このイニングはわずか10球で三者凡退に抑える。こうなると「流れ」はさらにフューチャーズに向いてくる。

5対1の4点リードの4回表。先頭の6番18秋元は、追い込まれながらも四球を選び、出塁に成功する。ランナーが出て、7番4中田に打席が回る。なんとか塁を進めるための引っ張った打球は、またしても内野の深い位置まで届く内野安打となった。最高の形で塁を進めたことになる。8番66関根は倒れて、1死1・2塁のチャンスでまたしても9番16吉村へ打席が回る。1打席目では悔しい三振に倒れただけに、この打席は気合が違った!!ファーストストライクを振り抜いた打球は、左中間を大きく破る2点タイムリー2塁打を放った!!これで7対1。さらに続く10番日野原くんの打席でさらに1点追加して8対1の7点リードに変わった。まさにこの回は下位打線で得点を挙げた!

8対1の7点リードにかわって迎えた4回裏。ついに眠っていたホンダカーズ打線が牙を向く。先頭の4番19坂本(亮)が、チーム初ヒットを記録する。そして、すかさず盗塁を仕掛けてかき回してくる。5番打者へは四球。1・2塁となった後に、さらに盗塁を仕掛けて自軍にほころびが出る。5長野のミスにより、ホンダは1点を返す。立て続けに内野ゴロ間にもう1点を返して8対3。しぶとく点を返してくるところはさすがである。

8対3の5点リードに変わって迎えた5回表。先頭は3番5長野からの好打順。このイニングから相手投手は19坂本(亮)に代わる。19坂本の緩急に翻弄されたが、この打席でも相手ミスにより出塁することに成功する。そこから、盗塁をして無死2塁とチャンスを拡大する。4番8高橋は、内野ゴロで進塁打を打ち、1死3塁のチャンスを確実に作り、「1点」という執着を見せる。6番15坂本(仁)は、追い上げムードのホンダカーズ東京に1点でも突き放す為に1本が欲しいところ。ランナーの5長野は、内野守備が前進でありながら、サードゴロでホームへ突入して生還。ヒット0本で1点を取ったことになる。再び点差は6点差に広がる。

9対3と6点リードで迎えた5回裏。ホンダ打線はまたしても1番25渡邊からの好打順。ここまで2打席は、いずれも15坂本(仁)に軍配が上がっていた。この打席はいかに…。初球、インコースを使わないと抑えられないと踏んで、思い切って投じた1球目は、ユニフォームをかすめる死球となった。今回は25渡邊に軍配が上がる。ここですでに本職がキャッチャーでないと気が付いていた相手チームは、25渡邊に二盗・三盗を指示して決めて見せる。またしてもしぶとく内野ゴロ間に得点して、たちまち9対4と5点リードに変わる。なかなか気を許させてくれないといったところだろうか。しかし、ここで4番19坂本(亮)に対して、この試合一番の投球(キレ・スピード・コントロール)が披露される。剛速球と変化球を駆使して、3球三振に抑えて見せた。バッターもピッチャーも味方で良かったとつくづく感じた。

9対4の5点リードで迎えた6回表。点差こそあるものの、点の取り合いになり、さらにもう一点が欲しいところ。打順は、この日すでにマルチ安打をマークしている7番4中田からの好打順。追い込まれてから3球連続ファールでタイミングを合わせて、8球目にセンターへ弾き返した!これで4中田は猛打賞を記録する。素晴らしい打撃であった。1死1塁で迎えた9番16吉村は、前打席で2点タイムリー2塁打を放っており、この打席でもしっかりとタイミングよく振り抜いた打球は、レフト前のヒットとなった。1死1・2塁とチャンス拡大!!このあと後続が倒れて、2死1・3塁で回るは、1番34浅井。すでにこの日打点を挙げている34浅井は、強引にならずにミート重視で放った打球は、レフト線のタイムリーヒットとなった。さすがポイントゲッターの役割も果たしている。これでフューチャーズは、二桁得点を記録した!

10対4の6点リードで迎えた6回裏。完全にノッテきた15坂本(仁)は、このイニングも5番打者から始まる好打順も二者連続で1球で仕留めて、計9球であっさりとこのイニングを終える。

7回表。フューチャーズ入団後初めて4番に座った8高橋は、ここまでは3打席凡退が続いていた。しかし、この4打席目では、当たりこそ良くなかったものの意地の2塁打を打って見せた。この回の攻撃はここまで。

7回裏。先発15坂本(仁)は、完投を目指して最終回のマウンドに立つ。投手陣が豊富になってきた2017年あたりから、盤石な継投をしてきた。ただこの日に限っては、15坂本(仁)に任せることになった。相手の代打攻勢もまったくもろともせずに、1番25渡邊を含む二者連続三振で締めくくった!!
結果、15坂本(仁)は4イニング連続を含む8個もの「三振」を奪って見せた。

試合終了!強豪のホンダカーズ東京相手に二桁得点の10点を記録。序盤はリードを許しながらも、中盤に集中打を見せて一気に逆転をした。打順も普段とは違うような打順で慣れないところはあったかと思うが、すぐに順応するところがさすがである。

チームとしてリーグ戦後半へ向けて、とても良い勉強になったと思う。後半戦には、いきなりインフィニティ2連戦やホームでの首位ホンダカーズ埼玉との闘いが控えている。全部勝っていくためにも、内容の濃い試合を続けたい。

<この日のヒーロー>
4中田一也…久しぶりの参加でいきなりの猛打賞。3度すべてで得点に絡む出塁・活躍

15坂本仁…7回8奪三振4失点(自責は別)で見事な完投勝利を飾る!1番25渡邊・4番19坂本との対戦は、フューチャーズの歴史に残る名場面になった。

16吉村達也…嬉しい初ヒットを含む2安打を記録した。2点タイムリー2塁打は、チームを勝利へと導く中押し点となった。

# 選手名
34 浅井龍介
44 田嶌大華
5 長野宏
8 高橋俊光
15 坂本仁
18 秋元諒介
4 中田一也
66 関根大輝
16 吉村達也
100 助っ人
19 坂本亮太
25 渡邊悟
# 選手名
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止
34 浅井龍介 先発 1 4 4 2 0 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
44 田嶌大華 先発 2 4 3 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0
5 長野宏 先発 3 4 4 0 0 0 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0
8 高橋俊光 先発 4 4 4 1 0 0 0 1 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0 0
15 坂本仁 先発 5 4 4 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
18 秋元諒介 先発 6 4 3 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0
4 中田一也 先発 7 3 3 3 0 0 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
66 関根大輝 先発 8 3 2 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0
16 吉村達也 先発 9 3 3 2 0 2 1 1 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
100 助っ人 先発 10 3 3 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
19 坂本亮太 - - - 3 3 1 0 1 0 2 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0
25 渡邊悟 - - - 4 3 0 0 0 0 3 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 1 0 0
# 選手名 出場 打順 守備 打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 二塁打 三塁打 得点圏打数 得点圏安打 三振 四球 死球 犠打 犠飛 併殺打 敵失 失策 盗塁阻止

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# 選手名
15 坂本仁
# 選手名
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順
15 坂本仁 70/3 0 4 1 - 1 0 8 5 0 0 0 1
# 選手名 勝敗 投球回 投球数 失点 自責点 完投 完封 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 ボーク 暴投 登板順

※左右に横スクロールするとさらに細かい情報を見ることができます

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