試合結果詳細

先発は前日の酒が抜けていない松下。変化球の制球が定まらず、キレのない直球を狙い打たれ、いきなりの６失点。

２回からは前回胴上げされ異動したはずの在間が何事もなかったように登板。岡崎、大束ら主戦投手がいない中、エース級の投球で３回無失点と流れを引き寄せる。

打撃陣はチーム史上初となる漆原の本塁打など大量得点で逆転に成功する。原田の珍プレー大賞最有力候補となる本塁打未遂も飛び出し、６連勝の機運を高めた状態で最終回を迎える。

点差が開いたことからベテランクローザーの美濃ではなく、最終回のマウンドには矢木が登った。しかし先頭打者に四球を与えると、三塁に入った在間が痛恨のエラー。完全にイップスに陥った在間はその後もエラーを重ね、自らの好投を台無しに。その後も中桐のエラーなどで失点を重ね点差を詰められた。２死を取るももう何点取られたか分からない中、ベンチに下がった漆原から「１５－１４で勝っている」の声。９失点ながら自責点０の矢木が最後の力を振り絞って遊ゴロに討ち取り試合終了。しかし帰宅後スコアを集計し直すとまさかの１６ー１６。六回裏の攻撃をせずに帰ってきたことと、五回裏に本塁死した美濃の怠慢走塁が悔やまれる。連勝は５でストップした。