試合結果詳細

借金1で迎えた第8戦は度重なる中止で中々対戦が実現していなかったキッドナッパーズさんとの1戦。

9月中旬とは思えない猛烈な暑さの中、先発は米村匡。
制球難克服をテーマにマウンドへ。

先頭から2者続けての四球で早くも暗雲立ち込める展開。が、何とか立て直し、後続を凌いだ！
かに思われたが、味方の拙い守備もあって2失点。
2回はやはり制球に苦しみ、2死まで漕ぎ着くも満塁から2連続四球を出したところで無念の降板。
初回に立ち直りの兆しを見せていただけに、状態が上向いてはいるが、まだまだ本調子には程遠い。

後を受けた栗林、前回同様のピンチでの登板となったが、この試合でも躍動。
きっちり後続を断つと、3～4回をきっちり締めて、3番手江口にバトンを渡した。

3番手江口は貫録の投球で5回をあっさり3者凡退に抑えると、漸くハンマーズ打線がお目覚め。
栗林の死球、齋藤の左中間2塁打で無死2、3塁のチャンスを作ると、二本の内野ゴロの間に一点ずつ返し、
尚も二死三塁のチャンスで打席には江口。
自らの投球で流れを引き寄せ、気を良くしたか！？
高めのストレートを豪快に振り抜くと打球はライトスタンド一直線！
打った瞬間それと分かる当たりに、ハンマーズベンチは総立ちの盛上りで、遂に同点に追いついた。

しかし喜びも束の間、続く六回表、失策からピンチを招くと、打ち取った当たりがセンター前にポトリと落ちるテキサスヒットを許し、またも追いかける展開に…

これまでなら、このままゲームセットとなりそうなところ、今年のハンマーズは一味違う！
六回裏、二死一三塁のチャンスで打席には鈴木。
完全に打ち取られたボテボテの投ゴロで万事休すと思われたが、諦めない全力疾走が相手の失策を誘い同点に！
執念の追い上げにまたもや大盛りあがり。

最終回は江口が完璧に抑え込み、反撃が期待されたが、田澤会心の当たりがピッチャーライナーになるなど、チャンスは作れずゲームセット。

今シーズン初の引分けで五割復帰はならずも、それぞれが役割を果たした充実の内容に、
チームのレベルアップが感じられた。

年間12試合ペースも間近で、10月に突入するハンマーズ。
この試合の流れを次戦も続けられるか！？


2012年成績
3勝4敗1分