試合結果詳細

春の八重瀬町地区大会決勝戦では3-2で負け、夏の南部Bでも1-0の惜敗。

またしても富盛の壁を超えられず…

悔しい。

勝たせてあげられない。

勝てば子供達のおかげ。

負ければ我々指導者のせい。

そんな事は誰でも知っている。

それなりにチカラはあるが、ここ一番で勝てない。
相手に圧倒されて負ける試合なんてほとんどない。
このチームメイトの負け方にはいつも悔いが残る。
完全燃焼の試合なんて一度も無いのはなぜか？

それは技術的な事や戦術的な問題では無い。

たったひとつしかない。

応援をしない心。

ベンチで一生懸命に応援をしない心。

それしかない。

対戦する相手やライバルチームは、やはり応援が素晴らしい。
ナイスプレーをすれば『ナイスプレー！ナイスキャッチ！』ベンチに帰ればハイタッチ！

自チームを応援する大きな声、応援する姿勢、一生懸命な気持ち、それらがアトムズにはほとんどと言っても良いぐらい無い。

以前はあった。

それがだんだんと無くなってきて、今では皆無になった。

なぜそうなった？

人を応援する気持ちがない選手は、もはや人として問題がある。
恥ずかしがり屋さんとか、声が小さいとかそういう次元の問題ではない。
ただ単に応援をしない。
そういう奴はチームメイトではない。
ただ野球をやっているだけ。
失敗をすれば睨みつけ、顔や態度に現し、威嚇する。注意をしても聞く耳を持たない。自分が失敗をすれば逆ギレをする。
コーチが指摘をすれば『舌打ち』をしたと聞く。
そういう子は家でも絶対そうしているに決まっていると断言できる。
我々ウチナーンチュはそう教わってきた。

やーなれーふかなれー。

先輩達がやってきた伝統を平気で切り捨てるチームが強くなるわけが無い。

なぜそうなったのか？

それは練習と同じで、日頃の成果の積み重ねでしかない。
常日頃、チームメイトを応援したり、励ましたり、ある事が出来なければみんなで教えたり、叱ってあげたり、注意をしたり…、こういう事をやってこなかった積み重ねが今のアトムズの姿。

原点回帰。

頑張っている人を応援しよう。
チャンスの時、バッターボックスで不安な顔をして心臓がバクバクしているチームメイトを応援しよう。
ピンチの時にオドオドして、目がキョロキョロしている奴に声掛けして準備をさせてあげよう。
大丈夫！お前なら出来る！と応援しよう。
失敗して涙を浮かべてヘコんでるチームメイトを慰めて、励ましてあげよう。

技術的なパワーアップをする事は何ヶ月も何年もかかると思うけど、応援したり励ましたりする気持ち的な事なんて1秒もかからない。

それをやろうと思うか。
そう思わないか。
ただそれだけ。

宜次アトムズ。

1秒あれば出来ることをやってみないか？