試合結果詳細

今期でも一・二を争う好ゲーム。終始緊迫しながらも、活気の絶えない試合となった。

ヒロセドーリの先発MAEKAWAは、クセのあるマウンドに立ち上がりこそ苦労するも、２回に先制された以外は小気味よいテンポで相手打線をほんろう。すると３回、ヒットがつながり２死３塁からの内野ゴロ失策で同点に追い付く。

中盤は互いにランナーを賑わすも、両守備陣が凌ぎ６回まではこう着状態が続く。

７回１死から“魔空間”KIBEのたたきつけが相手野手の失策を誘い出塁。次打者HIROSEの投ゴロをファンブルする間に勝ち越し点をもぎ取った。続いて８回にも２死から１点を挙げ最終回へ。

さすがに疲れもあったのか、ここまで踏ん張ってきたMAEKAWAが制球を乱し１死満塁。あと２つというところで、打球は無情にも右中間を越え…。そのままサヨナラ。

再三の好機に繋がりを欠いたものの、課題だった打撃は８安打と一応の成果を得た。今後は外野守備、得点圏でのメンタリティなどのテーマが出た１戦だった。