試合結果詳細

ケンスポ　関東版　12/10付

今シーズン最終戦となるヒトソラは、2年振りに3Aと戦った。試合前、さすがにシーズン未勝利で終わると来シーズンのGM兼プレイヤー契約に大きく影響する事が懸念された為、キャプの激しい檄が飛び、選手全員に出塁と、二死からも諦めないたネバネバ打法のノルマが課せられた。

ヒトソラ先行で始まった試合は、攻撃陣が初回から相手に襲いかかる。

リードオフマンキム兄に替わり、1年振り出場となったクニから、三振のサトシを挟み3四球で早速一死満塁とすると、松山さんの左犠飛、ペーの最近習得した左中間へのおっつけ打法二塁打(この時相手中堅手は肉離れもプレー続行)、これまた最近味をしめた柳生の右前に落とすポトン打法で一気に4点を先制する。

対してヒトソラの先発は2か月振りのジャイ。最近の運動不足も祟り、絶賛増量中で角界入り噂が絶えない中土俵に上がる。
初回は省エネの7球で抑えるも、2回に自らの四死球から無死ニ三塁とピンチを招くと、続く打者の右前安打を積極果敢に一封殺を狙ったキャプが悪送球となり2点を献上する。更に3回にも、ニ失から四球、タカのポロリ(結果はニ封殺)から左にポトンと落とされ、続く打者にも死球を与えるが、なんとか1点で凌ぐ。

その後膠着状態が続き、お互いに次の点が欲しい中、再び試合は5回に動く。

先週旅先で足首捻挫の負傷を負ったケンが意地の四球出塁からチャンスを作り、ちゃっかり相手送球エラーの間に二進、クニの三失の間に三進し、今シーズン好調サトシを迎える。ファールで粘った末に、なんと1番有り難く無いレフトに浅目の犠飛となりそうな飛球。思わずケンが塁上で、「おーそれは勘弁して〜」と声が出るが次の瞬間タッチアップ。鈍足を警戒してか相手も返球を諦めホームイン、貴重な追加点を奪う。

これで終わらないのがこの日のヒトソラ、その裏から投手を柳生にスイッチし、逃げ込みを計るが、タカが落下点に早く入りすぎ、意味不明のジャンプを披露、ネタ提供にも抜かりなし。これで？更に勢いを増した打線が最終回の攻撃の手を緩め事なく、ペーのライトへの強烈な当たりから、柳生の今シーズン最高の当たりと評す中越三塁打が飛び出し駄目押し、どさくさに紛れ来シーズンの契約が危ういハギまでも帳尻合わせた左適時打、スギにも2試合連続安打が飛びが出て勝負有り。最終回は柳生が1点を失うが後続を打ち取りセーブを記録。結局ヒトソラが7-4と勝利し、2年振りのリベンジを果たした。

この日は最初からキャプの檄が飛んだおかげもあり、選手のプレーは引き締まったが相手の負傷やエラーに助けられた場面め多く、手放しでは喜べない試合内容となった。

これからオフとなるが各自来シーズンの目的意識を持って自主トレや練習に励んでもらいたい。