試合結果詳細

５チームが１敗で並び例年以上に大混戦となっている関草土曜C。今節は１敗で並ぶTOSOHとの対戦。前回の対戦（2017年7月）では塚田選手のサヨナラ安打で6-5で辛勝しているが、今季はD-Bisonsに13-1（当チームは9-2）で圧勝しており調子の良さが窺える。優勝を目指すチーム同士の大一番となった。
雨雲と仲良しな佃選手が満を持して今季初登場。不安要素である外井選手不在時の捕手の人選は、前節翌日に筋肉痛を訴えた出羽選手を中６日で酷使するプランが頓挫したことで難航したが、首脳陣はシーズン残り少ない状況下勝利を最優先。3年前の対戦でパスボールを連発し戦犯となりかけたヤル気満々の現ブルペン捕手荒川ではなく、佃選手にマスクを託すことで解決を図った。

試合は初回からモリアンツ打線が火を吹く。１番佐伯選手の敵失、２番受川選手３番佃選手の連続二塁打、４番岩崎選手の四球（ちなみにこの４番打者は味方からのブーイングも気にせず、この後も頑なに四球を選び続け首位打者を堅持できたと誤認していた）、佐竹選手の左安、三小田選手の犠飛で一挙５点を挙げると、２回は受川選手の一安（失策の疑いあり）、佃選手の右二塁打（同じく失策の疑いあり）、岩崎選手の四球を挟み、佐竹選手のセカンドへの強襲ヒット（試合後の協議の結果、打者陣満場一致でヒットと認定/お互い打率を上げるために結託を図った模様）、斎藤選手の左安適時打、守備の人木村選手のあわや本塁打と（本人が）見間違う左犠飛で４点を挙げ、２回終了時点で9-0とワンサイドゲームになるものと思われた。
幸先のいい試合展開に完全に気が緩んだ先発森崎投手は、完封を意識したのか3回表にすっかりお馴染みとなった持病のイップスを発動。突如乱れ、TOSOH打線に捕まり左安、四球、右安のノーアウト満塁から、相手四番に中オーバー走者一掃のタイムリーツーベースを浴び、その後も守備の乱れも加わり、一挙５失点。
前節に引き続き四球にまみれるも、いつもなら苦言を呈するリトル森選手が不在であることをいいことに開き直り、「これだけランナーを出されても点をとられないことが真骨頂」と自画自賛の投球で４回を６失点自責点４にまとめ、（味方打線の多大なる援護の甲斐もあり）勝利投手の権利を手繰り寄せた。
５回、佐伯投手が１失点するものの、11-7で乱打戦を制し、他球場の結果（JTT対ボイジャー）次第では首位に浮上する可能性を残した。

ここ数年佐伯選手独占されてきた打撃タイトルであるが、今季は候補者が乱立。３割越えの打者が13人（規定未到着者含む）と百花繚乱の様相を呈している。


（文責 代筆三連投主務＝打率急降下中も３割維持）