試合結果詳細

共済大会後、初の実戦となったこの試合。募集記事を掲載したところ、まさかの川崎市役所から対戦のオファーがあり、実現に至った。

今後の3つの大会へ弾みをつけるべく、高いモチベーションで試合は始まった。

練習試合・公式戦通じて初めて土肥が投手を務め、先発のマウンドに登る。
かつての大原MVP投手の実力が披露される時が来た。

初回、土肥の投球は130キロに迫ろうかという速球にコントロールも備わり、初登板とは思えないマウンドさばきを見せる。
しかし、相手は強敵。僅かな失投も逃さずヒットにし、粘り強く
四球を選ばれ、ピンチを迎えるが、何とか無失点に切り抜ける。

1回裏、IBCの攻撃。先頭の渡辺のヒットを契機に、香取の進塁打・土肥のタイムリーであっさり先制点を挙げる。その後も制球に苦しむ相手につけ込み、四球でチャンスを広げ、藤間のタイムリーと岡部が押し出しを選び、更に2点を追加。満塁のチャンスが続いたが、エンドランがライナーとなってしまい併殺。初回を終える。

2回、土肥はテンポよくツーアウトまで来るも、そこから内野安打含む三連打を許し、2点を返される。

しかし、その裏、土肥は自らヒット・盗塁でチャンスメイクすると、高橋の内野安打と送球エラーの間に生還。点差を2点とする。

3回・4回は0点に抑え、久々の登板というのもあり、ここで降板。

5回からは渡辺がマウンドへ。5回表の相手の攻撃は、緩急を活かし、無難に0点に抑える

5回裏、IBCは鈴木・藤間の連打もあり1死1.3塁のチャンスを作ると、重盗を仕掛けて2塁へ送球される間に鈴木が生還。3点差までリードを広げる。

逃げ切りを図りたいところであったが、6回に渡辺の制球が乱れ、4四球とタイムリーで1点差へ迫られ、急遽岡部がマウンドへ。
しかし、一度傾いた悪い流れは止められず、逆転を許し、この回5失点。

最終回に1死2.3塁まで迫るも、後続が続かずゲームセット。勝ちを目前に、逆転負けを喫してしまった。

リードした状況できっちり勝ち切る強さが、今後チームに求められる。