試合結果詳細

ついに迎えた東京都代表決定戦。

先発は三試合連続で土肥が務める。しかし、チーム共通の課題である試合の入りに躓いてしまう。
２四死球にエラー・暴投で1点を失い、先制点を許してしまう。

打線の方は、相手の伸びのあるストレートと変化球のコンビネーションに苦しめられるが、３回に反撃のチャンスが訪れる。

先頭の８番・横山がレフトオーバーの2塁打を放ち、浅羽のバントで3塁に進塁。
打順は1番に返り、星野の打席。
ここでIBCはエンドランを仕掛けるが失敗。横山封殺でツーアウト。チャンスが潰えたかに思えたが、星野は気迫のヘッドスライディングで内野安打をもぎ取ると、強肩の捕手相手に果敢にスチールを決め、再びチャンスを作る。

このチャンスに香取が応え、センター前へタイムリーヒット。試合を振り出しに戻す。

2.3回は快調に抑えた土肥であったが、4回、先頭打者へのフォアボールをきっかけにピンチを招き、2点タイムリーで勝ち越しを許す。

4回以降、ヒット1本以外は抑え込まれ、IBCの攻撃は0点が続く。

土肥は6回にツーランホームランで2点、8回に死球で出した2人のランナーをタイムリーで返され2点を失う。

181球の熱投で最終回まで投げ切り、味方の反撃を待つも、最後まで点は奪えずゲームセット。

引き続き、第二試合へ回ることとなった。