試合結果詳細

今年1年の活動の総決算として、初の試みとなるIBC紅白戦が行われた。

なお、この日の活動をもって村井・植原の二名が諸般の事情でチームを離れる事が決まっていた。

村井は平成18年からチームに加入。当時のIBCの攻撃は「一番、ショート、村井」で始まる事が定番だった。
巧打、俊足に加え、内野の奥深い位置から走者を悠々アウトにする強肩を武器に、不動のリードオフマンとして活躍した。高橋が就任する前は副キャプテンとして、チーム運営にも貢献した。

植原も平成18年からチームに加入。打力に優れ、ここ一番の場面でヒットを放つ代打の切り札として活躍。「打撃の神様」としてチーム内から称えられる存在であった。東日本大会での「幻のヒット」は、当時の参加者全員の記憶に永遠に残り続けることであろう。植原もまた、会計担当としてチーム運営に関わった一人である。

そんな二名の送別も兼ね、試合は行われた。
村井、植原を含むベテラン中心の「チーム安芸」、消防の若手中心の「チーム山中」に分かれて実施。

チーム安芸は、
1　村井
2　香取
3　安芸Jr（特別参加）
4　植原
5　安芸
6　高橋
7　浅羽
8　藤間

チーム山中は、
1　土肥
2　星野
3　宮下
4　小山
5　大山
6　舟山
7　江部
8　熊谷
9　山中
となった。

先攻はチーム安芸。対するチーム山中は新人の江部がマウンドに上がる。
初回、いきなり村井がツーベースを放ちチャンスメイク。特別参加の安芸Jrがなんとタイムリーを放ち、チーム安芸が先制。

1回裏はチーム山中の攻撃。
最優秀防御率の高橋と、首位打者の土肥、注目の対決である。

結果、土肥に軍配が上がる。豪快に打球を引っ張り、サク越えの先頭打者ホームラン。すぐさま同点に追い付く。

しかし、これがかえって高橋を本気にさせてしまう。
打てそうで打てない、絶妙な投球術にチーム山中はまんまと嵌まり、以降ゼロ行進が続くことになる。

二回、チーム安芸の攻撃。
ピッチャー江部が「左打者は苦手」というとおり、チーム安芸の左打者がことごとく江部を捉え、チャンスを広げていく。

逆転を許し苦しいピッチングとなったところで、更にセンター宮下が痛恨の落球。昨シーズンに米倉キャプテンを激怒させたプレーの再現となってしまった。

ここからチーム山中は土肥・星野に投手を交代し、お互い追加点を許さず、締まった展開となる。

途中、村井からの送球がショートバウンドとなり、安芸が捌き、ファーストからショートに激が飛ぶという、かつてのIBCお馴染みの光景が繰り広げられた他、サードに入った舟山の送球が終始安定し、スピードも十分。
豪腕復活の日は、そう遠くないかも知れない。

特別参加した安芸Jrは、右へ左へ打ち分ける父親譲りの好打者ぶりを披露した。

好天にも恵まれ、終始和やかな雰囲気で試合は進む。

結局、チーム山中は最後まで高橋に手玉に取られ続け、4-1でチーム安芸の勝利となった。

部員も増え、紅白戦ができる環境が整ったので、今後とも時期を見て、実施していく予定である。



最後に、作成者から退部するお二方へ

11年間もの長い間、本当にお疲れ様でした。
お二方の野球部での活躍は忘れません。今後とも、野球部の事は気にかけ、応援して頂ければ幸いです。

また、個人的に野球というスポーツに引退はないと思っています。

「久しぶりにバット振ってみたい」「たまにはキャッチボールしたい」くらいの理由で十分なので、練習参加等はいつでも大歓迎です。