試合結果詳細

西東京市は共済大会において第1回から4年連続で優勝し（当時は保谷町）、第34回から第39回大会まで6年連続で優勝するなど（当時は保谷市）、過去59回の共済大会で26回の優勝という輝かしい実績を持つ古豪である。

初回、IBC先発の高橋は先頭打者にライト前ヒットを打たれると、盗塁を決められ、無死2塁のピンチを招く。続く打者の送りバントで3塁に走者を背負うと、3番打者がエンドランを決め、先制を許す。

追いつきたいIBCはその裏、2死から3番土肥が左中間へツーベースを放ち出塁すると、続く4番小山のタイムリーツーベースで1点を返す。5番高橋の打席でワイルドピッチの間に小山が3塁を陥れると、捕手の3塁への暴投で小山が生還し同点に追いつく。

初回に2点は失ったものの、高橋は持ち前の修正力で二回、三回と0点に抑える。守備もサード浅羽をはじめ、堅い守備でチームを盛り立てる。

三回、1死から1番浅羽がヒットで出塁すると、2番香取、3番土肥もヒットで続き、満塁のチャンスをつくる。続く4番小山はレフトフライを打ち上げるも、レフトが落球し逆転に成功すると、5番高橋のタイムリーと押出四球で3点を奪う。なおもチャンスが続く中、相手投手のワイルドピッチに3塁走者の小山が激走を見せ、さらに1点を加える。その後も効果的に得点を奪う。

五回には、9番星野の代打米倉が左中間へツーベースを放ち出塁し三盗を決めると、続く1番浅羽がセンター前に弾き返し、1点を加える。

六回には、4番小山のツーベースと5番高橋のレフト前ヒットでチャンスをつくると、7番宮下のショート内野安打でさらに1点を奪った。

先発高橋は四回に4番打者にソロホームランは打たれたものの、最後まで崩れることなく2試合連続の完投。古豪相手に快勝し、明日に繋がる勝利となった。