試合結果詳細

昨年夏からスタートした南多摩5市交流戦、最終戦は町田市役所との一戦となった。
近年安定して共済上位進出している相手に対し、監督を除くと正規メンバーが7人、2人を町田市側から借りての試合となった。（両チーム合意の措置）

試合前には遅刻騒動によるドタバタもあり、気持ちは完全に劣勢状態でのスタートとなった。

IBCの先攻でスタート、先頭・土肥のヒットを足掛かりに2四球でいきなり満塁のチャンスを掴むも、エンドラン失敗もあり先制点奪取ならず。結果的にはここで点が取れなかった事が後々に響くことになる。

1回裏、大和の投球。
ツーアウトから四球・暴投でピンチを迎え、きっちりタイムリーで返され、こちらが得ることのできなかった先制点を献上してしまう。

すぐに追いつきたいIBCだが、こまめな継投でつなぐ町田市役所に翻弄され、初回以降、ヒットは小島のツーベースのみで、ゼロ行進でイニングを重ねていく。

4回に守備の乱れで追加点を許し、殆どチャンスも作れず最終回の攻撃を迎える。　

ツーアウトとなり敗色濃厚の状態から藤間・小島が四球で出塁。熊谷が相手エラーで塁に残り、ツーアウト満塁と逆転のチャンスで渡辺の打席。
ここで、まさかのワイルドピッチに加え、積極走塁で2塁から小島が生還し2点を取り、同点に追い付く。

6回裏、大和がショートに入り、久々に増子がマウンドに上がる。

緩急を武器に先頭打者を討ち取るも、続く打者にエラーで出塁を許してしまう。

何とか引き分けで終わりたかったが、次打者に左中間を深々と破るヒットを打たれ、ランナーが一気に生還。サヨナラ負けとなってしまった。

レベルの高い相手に対し、被安打は計3本と投手陣の奮闘が光ったが、四球や暴投・エラーが例外なく失点の原因となってしまった。

シーズン開始前にもう少し活動を重ね、皆がボールにしっかり慣れた状態でシーズンに入っていく必要性を感じた一戦であった。