試合結果詳細

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、他の多くのチームと同様に活動停止状態となっていたIBC。
約3ヶ月ぶりの実戦は、ぶっつけ本番の公式戦となった。

対戦相手は平尾団地野球部。IBCの先攻でプレイボール。

各打者とも久しぶりとは思えぬ鋭いスイングを見せるも、初回は無得点で終了。

IBCの守り、マウンドには鷹野が上がる。
日頃の初動負荷トレーニング、子供相手の投球で、肩の仕上がりは申し分なし。
先頭打者に四球を与えるも、巧みな牽制でアウトを取り、後続も難なく抑える。

2回、4番小山・6番浅羽がヒットで出塁。ツーアウト1.2塁で8番鷹野に打席が回る。
状態の良さはバッティングにも反映されており、ライト頭上に大飛球を飛ばし、ライトオーバーのタイムリーツーベースで2点を先制。優位に立つ。

鷹野のピッチングは回を重ねるごとに安定感を増し、4回までノーヒット、2奪三振2四球という圧巻の内容であった。

打線の方は3回に死球で出塁した香取が、相手エラーで3塁に進塁。小山のセンター前のポテンヒットで生還し3点目。

4回には浅羽が9球粘った末に打ち取られるも、続く藤間が8球粘ったのちに四球を選び、すかさず盗塁で得点圏に進む。鷹野も7球投げさせて四球を選び、9番星野のタイムリーで1点を追加。相手にとってはいやらしい攻撃を展開し、4-0とする。

5回の表、平尾団地野球部は投手交代し、速球派の投手がマウンドへ上がる。
宮下の高校時代の後輩とのことで、先頭打者・宮下との直接対決が実現。

ここで宮下が先輩の貫録を見せ、レフトオーバーのエンタイトルツーベースで相手投手の出鼻をくじく。

続く小山が猛打賞となる3本目のヒットで続き、守備から途中出場した高橋に打席が回る。

この場面で、期待に応える2点タイムリーツーベースを放ち、6点差。安全圏にリードを広げる。

ここで相手チームの集中力が切れたか、ここから4四死球に1エラーで点差が開き、小山の4安打目となる2点タイムリースリーベースと、大山の今期初安打がレフトへのツーランホームランとなり更に加点。終わってみたら2桁得点の猛攻となった。

最終回は鷹野から高橋にバトンタッチ。しかし、エラー・バッテリーエラー・ヒットで1点を失ってしまい、完封勝利とはならなかった。

打線好調で大量得点となったが、試合後の反省にて、「1-0」で勝てるチームを目指さなければならないとの言葉もあったように、締めるべきところをしっかりと締め、今後につなげていかなければならない。