試合結果詳細

2020年、新たなリーグ戦「STCリーグ」が産声を上げる。南多摩5市の交流戦として昨年から実施していた取り組みが、新たに公式戦としてリーグ戦を展開するもので、野球に対するモチベーションの向上や他市との交流を目的に実施。会費を募り、チームや個人に景品を出す形となっている。

IBCの初戦は町田市との対戦。本年3月に一度対戦し敗れている。

IBCの先攻で試合開始。2番に入った渡辺がヒットで出塁すると、大和の内野ゴロで二塁へ。4番・大山の打席で三盗を仕掛けると相手守備のミスを誘い、まず1点を先制する。

1回裏の守り。マウンドは背番号3を引き継いだ大和が上がる。
しかし、当直明けかつ試合開始ギリギリの到着、準備不足は明らかである。
先頭打者からエラー2つでランナーを溜めると、町田市の上位打線に連打を喰らい、一気に3点を失い逆転を許す。
1アウトランナー1.2塁となり、更なる失点のピンチを渡辺が救う。
レフト前に落ちようという打球を間一髪スライディングキャッチ。飛び出していたランナーもアウトにし、ダブルプレー成立、致命傷には至らず。

2回の攻防、まずはIBCの反撃。ツーアウトから打撃好調の増子がヒット、熊谷が相手エラーで出塁。打席には新戦力の9番・安保。
IBC加入後初のスタメン起用、期待に応えんと強烈な打球を飛ばすが、わずかにサード守備範囲、サードライナーで無得点。

2回裏の守り、まだ暖気運転中の大和は四球とバント、更にエラーもあり再び失点のピンチとなるが、ここは踏ん張り無失点。

3回表、IBCの攻撃。
先頭の上澤がショート強襲の内野安打で出塁すると、渡辺が死球を受け出塁。ここでIBCの韋駄天コンビで重盗を仕掛け、見事成功。大和が凡退するも大山は四球で、場面は1アウト満塁に変わり5番、米倉の打席。

会心の当たりではなかったが、渋く1.2塁間を抜くタイムリーで、重盗の2人が生還、同点に追い付く。続く藤間も米倉とほぼ同様の当たりでライト前ヒットで満塁。増子が押し出し四球を選び、大山が返りIBCが勝ち越しに成功。

更に1アウト満塁で、熊谷の打席。
センターフライとなったが、タッチアップで米倉が本塁に駆ける。センターからセカンドを中継し、好返球がホームに返ってくる。米倉がホームイン、と思われたが、判定はアウト。4-3のIBC1点リードで攻撃終了。

3回裏、ようやくエンジンに火がついた大和が飛ばし、三振2つを奪う。ヒットでランナーを出すも、キャッチャー大山のストライク送球で盗塁を防ぎ、無失点。

4回は両チーム無得点で、5回裏、町田市の攻撃。

先頭打者こそ打ち取るも、怒涛の4連打でたちまち2点を失い、逆転されてしまう。

6回の表裏も両チーム無得点。時間が気かがりではあるが、7イニング目に突入した。

町田市はこまめな継投でIBC打線を3回以降無安打に抑え、この回も継投で逃げ込みを図る。

しかし、なかなかコントロールが安定せず、四球が続きIBCがたちまち同点・逆転と押し出しの点を重ねていく。

ただ、時間は刻一刻と経過。打者一巡した頃にはグランド使用時間に達したことからここで打ち切りとなる。

町田市が裏の攻撃を行っていないことから、前イニングのスコアを参照し、4-5でのIBC敗戦となる。

新しいリーグでの初戦は黒星スタートとなったが、まだ試合は控えている。活動を止めることなく、今後の試合に備えていきたい。


https://youtu.be/fSEmMceASys

https://youtu.be/eHFXoDPI5F8