試合結果詳細

令和4年初の練習試合の対戦相手は、平均年齢23歳という東大和市のMILLIONS。若人が初回からその勢いを見せつける。

IBCの先発は土肥。初回、上位打線の猛攻にあい無死満塁のピンチを招くも、左打者の内角を抉る伸びのあるストレートで打者を詰まらせ最少失点で切り抜ける。

その裏、1番上澤がセンター前ヒットで出塁すると、一死後二盗を決めチャンスをつくる。しかし、相手先発の右オーバーハンドの力強い真っ直ぐに押され、無得点に終わる。

その後も7番安保の内野安打と5番香取のライト線へのツーベースヒット以外、相手投手を打ち崩せないまま、一方で毎回得点を奪われる苦しいIBCだったが、五回、二死2塁から今日大当たりの上澤がライト前ヒットを放つ。中継プレーでホームはアウトになったものの、このヒットが流れを引き寄せる。

五回からマウンドに上がった米倉は久々の投球もベテランらしい落ち着いたマウンド捌きと力強いストレートが冴え、相手打線を封じ込める好投を見せる。

5対0で迎えた最終回、一死後、3番土肥がライトへのツーベースヒットで出塁すると、暴投の間に3塁まで進む。このチャンスに4番米倉がしっかり応え、レフト前へタイムリーヒットを放ち待望の1点を奪う。さらに続く香取の進塁打で得点圏に米倉を進めると、6番増子がライトオーバーのタイムリーヒットを放ち、1点を追加した。

試合には敗れたものの、砂煙舞う良くないグラウンド状況の中、土肥、米倉の好投が光り、最終回に一矢報いることはできた。