試合結果詳細

中央公園での久々の練習試合。快晴も強風吹き荒び、土煙舞う中、頼みのスプリンクラーが故障で使用中止という悪条件の下での試合開始となった。

後攻のIBCは初回、先発の大和が二死から2四球を与えるも後続を三振に切って取る上々の立ち上がりを見せる。

相手先発は右のサイドハンド。球を低めに集め、打たせて取るタイプの好投手を前に、二回まで今堀のセンター前ヒット1本に抑えられる。

初回、二回と強力打線を抑え込んできた大和だったが三回、四球からピンチを広げると、バッテリーエラーで先制点を献上する。ただ、その後の打者はきっちり打ち取り、最小失点で切り抜ける。

三回、追いつきたいIBCは、2番東末がライト前ヒットで出塁すると、初球で二盗を成功させる。さらに捕手からの二塁送球が逸れる間に3塁を陥れる。このチャンスに続く3番土肥が期待に応え、ライトへのタイムリースリーベースヒットを放ち、早々に同点に追いつく。

同点の四回、マウンドには大和に代わって東末が上がる。しかし先頭打者に左中間にツーベースを打たれると、野手のエラーも重なり、逆転を許すと、時折吹く強風も影響してか、制球に苦しみ、この回3点を奪われる。

4点差の最終回、IBCは先頭の代打熊谷がサードへの内野安打で出塁すると、土肥、大和もヒットで繋ぎ、1死満塁のチャンスをつくる。

しかし、今日ここまでマウンドを守り続けた相手投手が意地を見せ、巧みな投球の前に後続が続かず、ゲームセット。強風という悪条件ではあったが、打線が湿り、守りも細かいミスが目立つ試合となってしまった。