試合結果詳細

2021年の２戦目は、前日とはうって変わっての寒空の下での一戦。

初回は両チーム無得点と静かな立ち上がり。試合が動いたのは二回。ベースリーマンの攻撃。先頭の酒井がボテボテの三塁内野安打で出塁すると、盗塁、暴投で三塁まで進塁。ここでも相手のバッテリーエラーの間にホームへ生還し、今季チーム初の得点となった。

先発の中島は先週同様テンポの良い投球を見せる。二回までランナーを出しながらも無失点に抑える。

追加点を上げたい三回表の攻撃。１番仙波・２番岩井の連続四球でチャンスを作る。ここでバッターは、相手捕手に４番と間違われるほどの威圧感をもつ土田。やや詰まりつつもレフトへ鋭い打球を放つが、相手レフトの超美技・ダイビングキャッチに阻まれる。４番関の四球で一死満塁とすると、５番酒井のライト前ヒット。岩井の好走塁もあり２点を追加。続く安田の遊ゴロの間にも得点し、４―０と順調にリードを広げる。

ところが迎えた三回裏から流れが一気に傾く。エラーも絡み３点を失う。先発の中島は肩の張りもあり四回裏から岩井へスイッチ。代わり端を連続四球でピンチを招くとパスボールで１点を失い同点に。続く五回裏は多くのエラーが絡み、一挙６点を失う。

七回表には仙波の高校時代の友人・大久保の本日２本目のヒットからチャンスを作り２点を返すも反撃はここまで。審判の契約時間が切れ一旦ゲームセット。再開後、八回には安田のセンター前ヒットが飛び出し見事な二盗を決める。ここで仙波「三盗してアウトになりそうだなぁ」の予言が見事に的中してしまいチャンス拡大ならず。試合もこのまま見せ場なく、二度目のゲームセット。６―１０で敗北となった。

【バッテリー】
中島（三回），岩井（三回＋二回）―土田，酒井

【安打】
岩井、酒井、大久保、酒井、大久保、安田