試合結果詳細

雨が降りそうな怪しい雲が広がる中迎えた関東草野球リーグの試合。約5年ぶりとなる茨城県取手市にある、とがしら公園へ乗り込む。
菅野、千葉を乗せた中島車一行は(運転は菅野)、柏インターから裏道を駆使し無事現地にたどり着きました。その途中、一面田んぼだらけのまるで弥生時代のような風景広がる道があったのですが、そこで車一台が田んぼに突っ込んで落ちてました…。こわいですね、急ハンドルを切ったのでしょうか。皆さんも引き続き気を付けて、くれぐれも佐藤琢磨やアイルトン・セナのような運転テクニックを真似しないように！スピードは車に求めず、野球の方でスピードを上げていきましょう！

試合。
Inspireはここまで関草ではまだ未勝利。一方相手は全勝中であるが接戦にして対抗したいところ。そこであるチーム内である作戦を立てた。詳しいことは伏せておくが、普通に試合してたらまず酷しいだろう。そして前回の反省を踏まえて打順を少し変えました。ポイントとなるのは1、2番。
じゃんけんに勝ち、松本の指示により何故か先攻。持ちこたえてた天気は開始と同時に小雨が降りはじめる。

1回
相手ピッチャーは右腕で速球派。
先頭の千葉がボールを見極めフォアボールを選びランナーを出す、続く鈴木がバントを失敗し追い込まれるもセンター前ヒットでチャンス。永井は倒れるも菅野(広)の三塁ゴロを相手がミスし思わぬ形で先制します。更に2.3塁としたところで、初めましてだった山田さんの2点タイムリーが飛び出し初回からいい滑り出し！
先発はここまで安定した投球をみせる松本。キャッチャーにはお互いをよく知っている木村さんを起用。
1アウトからエラーでランナーを出してしまい、初回攻撃の滑り出しが良すぎて雨でボールも滑らせフォアボールを連発。ワイルドピッチやタイムリーを浴び2失点。

2回
攻撃は三者凡退。
この回の先頭にヒットを浴びるもレフト鈴木がアグレッシブな捕球で盛り立てこの回は無失点。途中、接待のゴルフを終えた北田がスーツ姿で応援に駆けつけてくれました。

3回
2番からの好打順。ノッている鈴木のいい当たりがあるも正面。その後は連続三振を奪われ無得点。
裏。松本がコントロールに苦労し、3連続フォアボールを与えるが2連続三振を奪い取り１人で野球をする。2アウトまで持っていくが少々球が甘かったか2点タイムリーを浴び3-4と逆転されてしまいます。やはり2アウトから。

4回
2アウト後、木村さんのデッドボールで塁に出るが続かず。
内容が悪いなりにも要所を締める松本。1アウトからランナーを出してしまうが、続くバッターを一番欲しかった6-4-3のダブルプレーで無失点に切り抜けます！！
このゲッツー成功は8割方優しい送球をしてくれたショートの千葉くんのおかげだと思うが、中島にやりまくったピボット練習が効きました！

…ピボットって何？
これはゲッツー(併殺)のとき、ボールを継送するプレーヤーのこと。すなわち遊撃手→二塁手→一塁手とわたるゲッツーならば二塁手がピボットマンとなり、二塁手→遊撃手→一塁手のゲッツーならば遊撃手がピボットマンです(知恵袋参照)ベースの入りかた、球の持ち替え、スローイングといった一連の動作をスムーズにやれないとゲッツーは厳しいのでひたすらこれは反復練習になります。
でもお父さん、練習の成果出て嬉しいです。何てたって野球が完全に休みの日にも「明日の練習は何時から？」とLINEをよこしてくるくらいやる気に溢れてるのだから。

5回
1点ビハインド。先程のいい流れがきているためこの回は点を取りたい。そういった雰囲気がベンチに出ていました。
一気に流れを持ってくため谷口を代打で起用。打ちたいのをめっちゃ我慢してフォアボールを選び称賛のランナーを出します。続く千葉の打球が三塁内野安打、チャンス拡大し1.2塁とし鈴木の打球が内野のタイムリーエラーを誘いついに同点に追い付きます！！
依然0アウトでここまで不発の永井が三塁内野安打を放ち千葉が一気にホームに還り逆転！！どんな形であれ執念を感じさせる一打。
なおも1.3塁の場面で打席には菅野(広)。一気にたたみかけるためここで迷いなく初球エンドランのサイン。
見事高めを捉え三遊間を破るタイムリーで2点差に広げ怒濤の攻撃。
試合後菅野(兄)にあの場面のことを聞いたら、「エンドランは少し予想していた。初球は完全に狙ってた」とのこと。サインは采配側の思惑と選手の考えてることが一致していると大体成功する。6-4。

裏。松本が続投。しかし連打を浴び送りバントで2、3塁され、痛恨のパスボールとタイムリーで同点、2アウトから微妙なタイムリー内野安打で再び逆転されてしまう。相手も粘ります。ここまで来たら何としてでも勝ちたい。

6回表
ドラマの始まり。
時間的に審判からこの回で終了の宣告。無得点だと終わってしまう。今までにないくらいにベンチから声援が飛ぶ中、1アウトから谷口がレフトライン際のツーベースヒットが飛び出し最大のチャンス！！全員の期待を一心に背負い千葉が打席に入る。

打球は三遊間に飛び、千葉は１塁へ本気の走り。守備がもたつく間にランナーの谷口もかつてない激走で一気にホームに還り再び同点に！やったー！！沸き上がるベンチ！打った千葉くんは冷静ながらも気持ち入った喜びをしてたのが印象的でした。
同点に追い付き、2アウトになるもののまだランナーがいる状態。一気に逆転できそうな場面で打席には永井。
このプレッシャーかかる場面でなんと左中間を抜けるツーベースを放ち千葉がホームヘ生還、8-7と再びリードします！！ベンチは祭りになっていたが、永井は相変わらずそんなに喜んでる顔してなかった笑。純粋にすげーって思いました！

6裏最終回
1点リードで迎えた最終回。ここまで投げ抜いた松本にすべてを委ねる。1アウトを取るが続くバッターにシングルヒットを浴び、さらにミスも重なりピンチを迎え最後の山場。タイムをかけ間を置く。この場面で予め準備させておいた永井にスイッチすることも当然考えたが短打だしエラーによる出塁だし内容は酷くないし続投を判断。ただし明らかに球がおかしかったりしたらすぐに交代しようと思いました。

とにかく一人ずつ１個ずつ全力で投球し押さえ込もう。すると打球が三塁線へ。
ファールのはずがフェアゾーンに入り打ち取ったと思ったら内野安打、…三塁ランナーが還りまさかの同点とされてしまう。切り替えるしかない。
次バッターに内外野を間に小フライが上がり、千葉がダイブするも僅かに届かず無情にもサヨナラ負けとなってしまった。

やっぱ悔しいですね…！プレーでの反省として残るのは連携時の声かけでした。次回はそれも意識しながらゲームに挑みましょう。
破れたもののグループ１位相手に接戦できたし、打撃も結果出せたからその辺は自信もっていいと思います！個人的にポイントとなると思ってた1.2番がいい仕事してくれたのは収穫です。次の試合も期待してます。

Nice player
永井(6回勝ち越し打)、千葉(6回の同点打)

#30