試合結果詳細

蒸し焼きが完成しそうなジメジメとする曇り空の中行われたオープン戦。関東甲信越も梅雨入りし１週間の天気予報を見るのが憂鬱な時期が始まりました！
久々な蒸し暑さが始まりアップからみんな汗かいてしんどそうでした。いきなりくると体に堪えます。
珍しい土曜日開催の試合で迎えるは初対戦となる東京桐蔭さん。振りも強く、全く油断できない実力十分ながら攻撃時に高校野球のチャンテやプロ野球の応援歌を流して楽しそうでしたね！
Inspireは後攻。

～1回～
チーム4連勝をかけてマウンドを託されたのは永井。直近では加村、森山が完封勝利を挙げてプレッシャーというか投げにくかったみたいです！気持ちわかる
色々あった立ち上がり、先頭の左バッターに不運な内野へのヒットを与え盗塁、2番を三振に抑えるも3番にタイムリーを浴びます。エラー(記録ヒット)も重なりなおもピンチ。狭殺プレーの間に1点、6番バッターにタイムリーを打たれバタバタ多かったものの、その割には3点に抑えて守りを終えます。前だったら5点以上取られていたと思うから後のプレーがしっかりできてた証拠。
Inspireの攻撃は先頭の千葉がフォアボール。盗塁2つを成功させるアグレッシブな走塁から、調子を上げてきた西川が見事レフト前のタイムリーを放ちまずは1点。同じく打撃好調でかわいい娘たちを連れてきた谷口にもタイムリーが生まれ調子の良さが伺えます。この日の打撃テーマはセンター返し。覚えてたかわからないけど上手く打線が繋がります。
2-3とし4番永井のヒットで3連打後、冨岡が同点となる犠牲フライを放ちきっちり仕事をしてくれ同点とします。

～2回～
激しく動いた初回であったがこの回の永井は安定で三者凡退。サード松本、ショート千葉も安定の守備！
裏。逆転を狙うインスパは菅野(兄)がセンター前に運び0アウトから出塁、松本はサードゴロに倒れるもランナーとして残り盗塁成功。千葉はまたもフォアボールとし西川がサード強襲のヒットでフルベースとなります。打点荒稼ぎのチャンスで先ほどタイムリーの谷口。するとレフト方向にこの日2本目のヒットで嬉しい逆転の1打。このヒットで2塁ランナー千葉もホームを狙うもここはショートからの好返球に阻まれ更に追加点とはならずもひとまず1点リード。

～3回～
鬼門となる3イニング目の永井。突如乱れるケースが続いていたので今まで言わなかったけどあえて意識させて「大事な3回や。任せるよ」。
相手は1番からと言うことで重要なイニング。先頭、サードライン線に鋭いゴロを放つが、これをサード松本が果敢にダイブし1塁でアウトにし相手からも拍手喝采を浴びます。抜かれてたら2か3ベースは必至だったので助かった。続く2番も休む間もなく三遊間へのボテボテなゴロ。球足は遅いけどギリギリ届くか微妙な当たり、これをまたも松本が間一髪キャッチしメジャーリーガーみたいなスローイングでアウト！北田キャプテンに負けない守備力を披露します！アグレッシブ走塁は千葉だがアグレッシブ守備は松本だ。3番はショートゴロ、千葉が丁寧に捌き三者凡退に。投守が固くいい守備でした！もちろん、内野ゴロに集める永井のピッチングも見事でしたね！
リズムよく守備を終えた3裏の攻撃。先頭の現在首位打者の冨岡がライト前ヒットで出塁、続く彼女初めて連れてきた佐藤に送りバント出そうか迷ったけどリバーで2ホーマーと相性いいから打たすもここはセカンドゴロ。。1アウトから助っ人荒野さんと菅野(兄)はフォアボールで満塁。好守備を見せた10番松本に回ります。守備でイケイケになったから打つんじゃないかなと期待したらなんとなんとショートフライ。以後この日の松本さんの打撃成績は書かないようにしておこう。2アウトになるも千葉がライト前に2点タイムリーを放ち松本の凡打をカバーし追加点！6-3とします。

～4回～
永井の最終イニング。4番の難しい内野フライを西川がナイスキャッチ！センターの佐藤も後ろ気味に守っていたしスタートが遅れたら落とされただけに西川のいいダッシュと声かけでした！
先頭を切り続くバッターをコース狙い過ぎたかフォアボールを与えてしまいます。更に外野のエラーも重なりピンチ。7番はセカンドフライに抑え2アウトも疲れてきたかフォアボールと押し出しで１点を失います。
イニング途中でも交代は頭にありました。そこでサード松本にそろそろ交代だよとジェスチャーしたりウインクしたり色々したけどたぶん気づいてない。ラストバッターは打ち取ったように見えたが不運にもタイムリー内野安打となり2点目、1点差に。2アウトからの交代は非常に難しいが、連打とか超打たれたとかではなかったので永井くんを信じて続投の判断。なおもピンチで初回にヒットも記録している足の速い1番バッターだったがショートゴロに抑えます！よく守った！！
4裏、点差を離したい打線、先頭の谷口が球場だったら柵越えと思うくらいのフライをかなり後ろに守っていた外野に阻まれ1アウト。続く4番の永井のところでエラーを誘い出塁し盗塁を仕掛けるも刺されてしまう。冨岡はデッドボールで再びランナーを出すもチャンスも佐藤は惜しくもセカンドゴロ。6-5

～5回～
永井に代わり満を持して松本がマウンドに上がる。菅野が大きな信頼を寄せる80年同期バッテリーの息も合い、2つの内野ゴロとライトフライに抑え三者凡退！
5裏、相手も継投を立てて押してくる直球にスライダーを織り混ぜる厄介そうなピッチャーに代わる。ミートしていくもすべて内野ゴロに打ち取られランナーを出せません。

～6回～
千葉のタイムリミットが刻一刻と迫る6表。そう、この日の千葉は13時半までに家に帰る大きなミッションがあり、12時30～45分までに野球場を後にしないといけない。時間を気にしつつの守り、松本が1アウトからセンター前ヒットを浴びるも、サードゴロとピッチャーフライに抑えて要所を締めます。
なおも1点差の6裏、守備が思った以上早く終わり1番の千葉からだったので打ってもらうことに。ランニングホームランを打って帰ってきてほしかったがまさかの三振。。
ここで千葉はタイムリミットとなり攻撃中に撤収。菅野がイニング頭からの守備確定となり涙目になりながら千葉を見送る。
攻撃は西川がデッドボールで出塁し期待の3、4番に託すも打ちあぐね凡退。6-5のまま痺れる最終回へ。


7表最終回。
人生の中で1番長く感じた10分間を当時の心境を交えお伝えしましょう。
ロングリリーフとなり最終回のマウンドも松本が上がる。
ピッチャーにボールを渡す時に一声かけるのだが松本さんいつもなら「オッケー、オッケー！」と軽い感じなのに、この時だけは「おうっ」と違う空気感といつも以上な真顔。何かの飲み会の時に、エラーして松本さんの○し屋みたいな視線を耐えれたらあなたも１人前。と誰かに話したことがあるのだが、まさにあの顔です。より緊張感が高まる。
まず先頭の9番バッター、レフトにフライを打ち上げ無事菅野(兄)キャッチ。よしよしよしよしこれで1アウト。続く10番はヒットが出ている。すると甘く入った球をライトに弾丸でフェンス直撃。しかし台東リバーサイドはライトが狭く、荒野さんが素早く返球してくれシングルヒットとなります。1アウトから反撃してくる東京桐蔭打線は上位に戻り1番。ここで来ましたショートゴロ、、打球でいうとタタタタタン！ってバウンド間隔短く合わせにくいやつでした。捕ることに必死な菅野、セカンド西川の声にも助けられセカンド上で何とか１つアウト。これで2アウト1塁。外野に声かけまくって平然を装いながら内心は「もう来んなよ、来んなよこっちに」と思いながら守った2番の打席。しかしフォアボールを与えてしまいます。
盗塁を決められ2アウト2、3塁。１打サヨナラの絶体絶命の状況で3番を迎えます。初回にレフト前にタイムリーを放っている良いバッターだ。レフトということはこっち方向にくる可能性高く、ファールを打つ度に緊張が走る。このまま20球くらいファールになって時間にならないかなと思いながら何球目か忘れたけどファーストファールゾーンにフライ。足場めちゃくちゃ悪いの知ってたけど、トミー一生のお願い取ってー！！と菅野の心の叫びが届いたか届いてないかはわからないがフェンスギリギリでキャッチし試合終了、もっとも長い10分間に幕を下ろした。

6-5、1点差を逃げ切ることができました。ポイントとしては4回に同点とされなかった所が分かれ道だったかもしれません。先発永井が持ちこたえながら3勝目をマーク。
試合全体を見ると良いとこも悪いところも両方出ましたが、チームとしてこれで4連勝できているのでいい状態をキープして次回戦いましょう！

余談
試合後、数人で弁慶行きました。最終回の話しになり永井に監督、顔がマジでしたよ。と言われちゃいました。1点差を攻防だったし当たり前でしょーが！！
1イニングしか出てないのにめっちゃ疲れましたけど千葉さんも無事時間に間に合い、試合にも勝ちほんと良かった！皆さんナイスゲーム！

MVP
松本(投守で大活躍)

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