試合結果詳細

世代最強の呼び声が高いチームとの対戦でした。試合前の相手チームのシートノックを見た時、コーチ同士で顔を見合わせ、『この内野手達にエラーを望めるのか？』と言わせる程、完成されたレベルの高い守りができるのを確認しました。

でも我々は挑戦するのみ、怖気づくわけにはいきません。

まず1回裏の相手の攻撃、先発投手の立ち上がりは最高でした。そして2死2塁でビッグプレーが飛び出します。相手の4番の振り遅れた打球は、センターとライトのちょうど真ん中に落ちそうな飛球でしたが、中堅手がダイビングキャッチ！超ファインプレーで0点で切り抜けます。

さらに2回裏の相手の攻撃は、無死満塁の絶体絶命のピンチを迎えます。8番打者のカウント3-2の時に無死なのに、なんと全ランナーがスタートを切りました！しかし、全力で投じた高めのストレートで空振り三振！相手チームの空振りをしない前提の作戦が裏目に出て、スタートを切っている全ランナーが慌てて戻るというトリプルプレーのチャンス！まず3塁ランナーをタッチアウト！すぐさま2塁か1塁に送球すればトリプルプレー成立のビッグプレーだったんですが、3塁ランナーをタッチアウトにしたところで次のプレーに及ばないという状況判断が出来ていないプレーが出てしまい、その後3点を失います。

そして3回裏の相手の攻撃も先頭打者をエラーで出塁させるも後続3人をキッチリ打ち取り0点で切り抜けます。

さらに4回裏の相手の攻撃、2死3塁のピンチも1番バッターをゴロで討ち取り0点で切り抜けた、、、と思いきやファーストへの悪送球で失点してしまいました。しかし、ここもズルズル引きずらず後続をキッチリ抑え、4イニング4失点で規定回数投げ切りました。エラーが多く出た状況の中、よく4失点で抑えてくれました。

引き続き登板した2番手も、5回の1イニングを無失点で切り抜けてくれ、制限時間的に最終回の攻撃を迎えます。この最終回までノーヒットで抑えられ、出塁は四球のランナーのみと、完璧に抑えられてました。全く抵抗できずに終わるのか？最後の最後で抵抗できるのか？彼らの意地を信じました。

打席に立つ選手全てが全集中で粘り、四死球でランナーを溜めます。まず押し出しで1点、本日初ヒットとなる6番打者のタイムリーで追加点と2点を返します。そして7番のサードゴロで試合終了かと思ったその時、本日鉄壁の守備を披露していた相手の三塁手がエラーし、またも追加点と土壇場で3-4と1点差に追い上げます。1打逆転のチャンス、8番打者が放った打球は痛烈なセンターへ抜けようかという打球でしたが、相手の遊撃手が追いついてキャッチされ試合終了。惜敗となりました。

世代最強と言われるチームを苦しめたのは、紛れもない事実です。特に登板した投手2人はナイスピッチングでした！この経験を今後、自信に繋げてください！

そして、このチームはもっともっと守備力を鍛えなければなりません。守備力を上げれば必ず勝てるチームになります。それを選手達自らがが自覚して欲しいです。

あと、他力本願になってしまいますが、今日の対戦相手が優勝すれば東武鉄道杯に出場が決まります。みんなで優勝を祈りましょう！