試合結果詳細

この試合で、今回課題として出たのは攻撃面では主に走塁でした。
6年生は、かなりいいリードを取れるようになってきているにも関わらず、なぜ三盗が出来ないのか。それはリードを大きく取り、戻ることばかりに意識がいって、スタートをうまく切れてない選手が多いからだと思います。

せっかくいいリードが出来て居ても、スタートが遅れては、そのアドバンテージを生かすことができません。
塁に出た時の意識をもう少し変えていこう！一個でも先の塁に一球でも早く行く！これをすれば指揮官の作戦の幅は大きく広がります。

自分が塁にいなくても、仲間が塁に出た時にしっかり試合を見ていれば、どういう牽制をして、どういう二遊間の連携があってなど、見れることは多いです。しっかり試合を見て、そういうところも見て、レベルの高い野球を目指していしましょう。

あとは打席の前に、ちゃんと守備位置の確認をすること。
ヒットにならずとも、空いてるところに打ち、ランナーを進めるチームバッティング。細かいところだけど、確実に大切な部分です。一個一個、確実にできるようになっていこう！

守備面では、点を取った後の守備。
今回の試合は全て点を取った後に失点しています。これでは試合の流れを掴みきれません。今試合では、たまたま、流れを引き戻し勝つことができましたが、相手にだって同じことが起きてもおかしくない状況でした。

上に行けば行くほど、そういった流れを戻すのは難しくなっていきます。
点を取った後の守りというのは、一際、点をやらないように気持ちを作って、守っていきましょう。

あとは、カウントの把握、ランナーの位置の把握、ゴロが来たらどうすか、フライなら、ライナーなら、自分はどう動くのかをちゃんと考えておくようにしましょう。
自分以外のところにボールが飛んでも必ず、動きがあるはずです。一個のアウトを取るのにも全員で動いて全員で取るのが野球です。

まだまだ野球について君たちは知識が全くありません。が、考えないと学ぶこともできません。大人の指示で動くのではなく、自分の意思で動けるように！

それが不正解でも、正解を教えてくれる大人や仲間がいるのがチームです。
怒られることもあるけど、自分の意思を持って動くことほど大事なことはないので、怒られることを恐れないように！