試合結果詳細

試合後、コーチにも言われていましたが、自分も改めて「野球というのは最後まで何があるかわからないな」と思い、怖さを実感しました。君たちも、それを感じてくれてたらいいなと思います。

初回からいい形でニ点が取れましたが、裏の相手の攻撃でヒットで一点を返されました。この失点はこっちにミスが出たわけではないので、全くもって気にする失点ではありません。

二回は両者０点で、問題の三回です。
相手のミスでの出塁、そこから足で掻き乱し、クリーンアップがヒットを打ち、また下位打線がチャンスを作るなど、打者一巡の猛攻で一挙八得点を挙げて、押せ押せのムードでした。

ですが、裏の守備です。
先頭打者へのの四球。これは本人も反省していましたが、これだけ点を取ったあとの守備で、先頭に四球など、一番最悪です。普通の先頭四球よりもずっと重いことを理解したうえで、反省をし、次に活かしてください。

そこからセンターオーバーを打たれ、問題はその次です。先程、頭の上を越されたからなのか、取れるセンターフライを取りに行かず、ワンバンで捕球。もう完全にこれで相手に流れが行きました。

こういう場面で消極的なプレーというのは、本当に最悪です。相手が押せ押せムードになる中、こっちが引いてしまえば、相手がどんどん盛り上がるのは、君達でも分かることだと思います。試合後にだいぶ強く言ったので、ここではあまり言いませんが、次も同じことをしないように。

その後も相手の流れを止めることができず、六点を返され、その後の攻撃、一点を取りに行く野球をしたものの、サインミスで噛み合わず、無得点。キャプテンで現状エースでもある子をマウンドにあげるも、相手の勢いに呑まれ、腕が強く振れず、ヒットや死球でランナーを出し、最終的にバッテリーミスでサヨナラ負け。

最大八点差からの逆転負け。悔しくてなりません。

この試合で目立ったのは君たちのメンタルの弱さです。これから先、幾度となくピンチは訪れるでしょう。ですが、ピンチはただのピンチです。別にミスしたって、死にはしません。だから「逆境を楽しむ」くらいの余裕がなくては困ります。

大人が喝を入れた結果として君達が声を出すのでは、強くなりません。
「ここで流れを止めたら、俺がヒーローだ！！」くらいの気持ちを持ち、「自分がこの流れを止める！！」と一人一人が思い、仲間のためを思えば、自然と仲間への声掛けはできるはずです。もっともっと選手同士で声を掛け合っていこう。

あとはサインミスです。とにかくこの試合は多すぎました。わからないことは試合前に聞いてくれないと困るので、どんどん聞いてください。聞けない雰囲気を出してるつもりはありませんが、聞きにくい雰囲気を出してるなら、そこは私が悪いところなので私自身も悪いところは改善していきます。なので、わからないことはすぐに聞くようにお願いします！

失敗は大いに結構！！
同じ失敗をしないようにする。その気持ちだけは忘れないでください。当たり前に同じ失敗をしない。これだけは強く君たちも思ってください。

私と君たちとのコミュニケーションも大切にしたいと思っているので、些細なことでも色んなことを会話していきましょう！